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【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第一章 Another World Online 第十七節 ?????

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掌話 燦然と戦果 七

第四位階中位

 



 黒霧さんの風通しの良い仮説テントに入り、黒霧さんに声を掛ける。



「買い取りお願いしまーす」

「はい」



 ネズミの死骸が入った木箱を取り出し、黒霧さんに提示する。査定はいつも通り一瞬で終わった。

 ギルドの通常受付とかだとこうは行かないんだよな。



「ラットマンジェネラル1体、ラットマンウォーリア2体、ラットマンナイト2体、ラットマンアーチャー2体、ラットマン78体。締めて470,000MCで買い取り可能です」

「それで」



 47万か……1時間掛かってない上消耗自体もそう多くないが、随分稼げたもんだ。

 倒したラットマン全部回収してたらもっと行ったんだろうが……今は時間が惜しい。



「ラットマンの強化はしますか?」

「レベル15までお願いします」

「魂の保護は如何しますか?」

「付けてくださーい」

「はい、合計で645,000MCになります」

「はーい」



 ピピっとお支払いして、次。



「ラットマンは既に1段階目の進化を終えています。2段階目の進化を行いますか?」

「うい」

「現時点で選べる進化先は、ラットマンウォーリア、ラットマンナイト、ラットマンアーチャーの3種類です」

「ウォーリアでお願いします」

「10万MCといずれかの属性石10個で進化可能です」

「おなしゃーす」



 ピピっとお支払いして、更に次。



「武器装備お願いしまーす」

「はい」



 取り出したのは、ジェネラルの報酬、ラットマンの歯喰い剣。

 一応鑑定もしてもらおうかな。



「あ、鑑定もお願いします」

「承りました」



 剣を渡す。


 サイズは大剣と言うには少しだけ小さく、幅広な両刃剣。

 剣身には刃紋と言うかデコボコした模様があり、刃筋に沿って並ぶそれはまさしく名の通り、歯が並んでいる様な印象を受ける。


 おそらく、歯が喰い込むから歯喰い剣なのだろう。


 柄は灰色の革が巻かれており、鍔の部分には同じく灰色の宝石みたいな物が付いている。


 そこそこ高そうな剣だ。


 カードへの装備の装着は、武器が壊れたり無くなったりしない代わりに、装備の買取価格と同額掛かる訳だが、はてさて……。



「装備名、ラットマンの歯喰い剣。特殊な武技が2つ付いた魔剣です」

「ほーう」



 武技(アーツ)付きか、それも2つも……これは高いぞー。



「1つは、窮鼠活撃(ラットマンバイツ)。レベル15相当のラットマンウォーリア、ラットマンナイト、ラットマンアーチャー、ラットマンメイジからランダムで1体を召喚します」

「ふーむ、15か……」



 そんなでも無いな、まぁ俺のラットマンも今15だけど。



「2つ目は、九鼠乱喰(ラットマンズマーチ)。レベル15相当のラットマンウォーリア、ラットマンナイト、ラットマンアーチャー、ラットマンメイジからランダムで9体を召喚します。また召喚されたラットマン達はスキル伝心を保有し、連携能力が高いです」

「ほほう」

「また、剣には純度が中程度の魔石が取り付けられており、窮鼠活撃(ラットマンバイツ)なら10度、九鼠乱喰(ラットマンズマーチ)なら1度、装備者の魔力消費無しで武技を発動可能です」

「ふむ」



 て事は、10匹の烏合を召喚するか、9匹のチームを召喚するか選べる訳だ。

 使い道としては、迷宮探索とかで少数ずつ召喚したい時は窮鼠活撃(ラットマンバイツ)。ボス戦とかで沢山召喚したい時は九鼠乱喰(ラットマンズマーチ)って所だな。


 そんで……肝心の値段は……?



「買取額は200万MCが妥当です」

「200、かー……」



 たっっっかっっ……いやメイン武器とかはもっとするんだけどもっ。なんならカイトの銛とかは1000万とか余裕で越えるんだけどもっ。


 払えなくは無い。払えなくは無いが……かなり痛い出費だ。


 ……いや、今回のイベントでほぼ稼げるんじゃないか……?



「……因みになんすけど……レンタルマジックバックって借りられます?」

「可能です」

「1日だけレンタルって可能です?」

「可能です。その場合は月額の5%、5,000MCになります」

「すぅ……分かりました」



 借りよう。1つのバックに50匹入るから……千人斬りとか出来てたし……10、いや20……借りよう。



「レンタルマジックバック20個借ります。あと歯喰い剣をラットマンに装備で」

「合計で210万MCになります」

「はいー」



 ……いいんだ。これでいいんだ。死に戻りしたら無駄な出費になるかもしれないが。


 俺が多額の出費に怯んでいる間に、支払いはつつが無く済み、黒霧さんは更に口を開いた。



「……因みに武勲証をモンスターカードや装備に使うと強化が可能です」

「はへ」

「モンスターカードに使えば対応するスキルの取得や強化に、装備に使えば能力の向上や武技の付与に使えます」

「あ、あぁ……お願いします」



 ウォーリアとナイト、ジェネラルの武勲証をラットマンに、アーチャーの武勲証をマリオネットに使って貰った。


 値段は、ジェネラルが30万MC。それ以外が10万MCだった。



 出費がぁぁ……!



 

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永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
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