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【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第一章 Another World Online 第十七節 ?????

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第11話 ぴぴぴ

第四位階下位

 



 この村3つは、シークエルと言う大天使が管理している区域らしい。


 と言う事で、他の村への進出を一時取りやめ、シークエルの支配する町へ潜入する事とした。


 今回もまた、カリーノの案内だ。


 壁で囲まれた町の、開け放された門。人間の兵士は天使カリーノの羽パスで通り、そこの詰所にいた1人の天使と対話する。



「総軍所属カリーノ、シークエル様宛ての専属シスターの護衛としてやって参りました」

「あら? カリーノ、貴女確か村落防衛の任に付いていた筈じゃ」

「ぴぴぴ」



 取り敢えず無防備な手を掴み、天使1人を籠絡する。



「この街の天使達の動きを詳しく教えて貰おうかな」

「は、はい、お任せください」



 総軍所属天使から得られた情報によると、この町には門が後2つあり、そこにも天使が2人いる事。それから、宿舎か街中の何処かに、普段は門衛の任に付く天使が3人いる。


 また、町内には2人1組の天使が3組パトロールをしている他、その交代要員として更に6人が宿舎や街中にいる。

 加えて、近傍エリアのパトロール隊予備戦力として12人、そして、都市中央に護信軍の都市内管理者、周辺エリア管理者、村落管理者が2人ずつの6人、最後に副統括が1人と、統括のアルケー様、シークエルがいる。


 即ち、現在この都市には門衛の天使が6人、町内パトロールが12人、近傍パトロールが12人、管理者が6人、副統括が1人と統括が1人の、38人の天使がいる。


 中でも、アルケー様とやらのシークエルはとんでもない実力者との事なので、都市内にアンテナを張っているだろうから、カリーノとは此処で別れた。

 此処は天使同伴で動くと、却って怪しまれる場所である。





 先ずは居場所の割れている門衛2人を落とした。


 続けて、町内を彷徨いている天使を探す。



「コリーヌ、ちょっと分けて」

「はぁ? クーリエ貴女ね、前も——」

「ぴぴぴ」



 串焼きの屋台の前で揉めていた天使2人を辻ぴぴぴして、素通りする。



「……もう、仕方ないわね」

「……やったー」



 2人は先程のやり取りに戻り、街に溶け込んだ。


 こう言った事を何度かやって、街の中にいた天使達を辻ぴぴぴして行く。


 程なくして彷徨いてるのは終わったので、宿舎に向かった。



 そこは、他の建物よりもやや豪華な、大きな建物。

 何人かの使用人が彷徨いていたので、最初の2人、コリーヌとクーリエを利用して侵入した。


 エントランスを素通りし、階段で天使とすれ違う。



「あぁん? コリーヌにクーリエ、またあんたら2人で……んん?」



 僕に気付いて止まった粗野な感じの子に辻ぴぴぴ。



「……ああー、まぁ良いか、飯食ってこよ」



 棒読みでそう言う子とすれ違い、2階へ進むと、早速手前の天使がいる部屋からノックする。



「はーい、誰?」

「コリーヌよ」

「はいはい」



 ひょこっと現れた彼女に、コリーヌが話を続ける。



「フイユ、貴女確か聖乙女隊好きだったわよね」

「ええー、そりゃまぁそうですけども」

「じゃあ今日から入りの新しい子、連れて来たわよ」

「えっ? コリーヌが? ……気が効くー、どれどれ」



 僕の方に近付いて来た天使フイユ、無防備だね。


 僕の顔を見て息を呑んだ彼女に、ぴぴぴっと洗脳。



「ぁっ、う? ……えー、ユキ様、残念」

「聖乙女隊ってなに?」

「あー、ユキ様みたいな高貴な方にはとても言えない様なですな……」



 ズボラっぽいフイユ君でも口を濁す物らしい。



「まぁ、良いや、次」



 そんなこんなで部屋を周り、聖乙女なる謎の役割に扮した僕は、天使達を次々籠絡して行く。


 それらが一通り終わり次第、更に続けて、宿舎の食堂に入った。


 そこでは、3人の天使達と使用人がいたので、取り敢えず1人ずつ呼んで貰う。



「彼女はうちの宿舎の専属で、シークエル様が今日から私達の為に配属させてくれたユキよ」

「へぇ、幼いけど凄い美人だね。予約はやっぱりフイユが?」

「ぴぴぴ」



 すらっとした美人な天使を落とし。



「彼女はうちの宿舎の専属で、シークエル様が今日から私達の為に配属させてくれたユキよ」

「ふーん、美人ね。それをなんでコリーヌとクーリエが……やっぱり2人はデキてるって噂本当だったの?」

「ぴぴぴ」



 小柄なツインテ天使を落とし。



「彼女はうちの宿舎の専属で、シークエル様が今日から私達の為に配属させてくれたユキよ」

「ほぇ……ま、まぁ顔は良いじゃん……ちょっと、予約1番に出来ない?」

「ぴぴぴ」



 こそこそっと話し掛けて来た天使を落とした。


 これで宿舎の討ち入りも終わりだ。



 最後は本庁を攻める。



 

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永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
― 新着の感想 ―
天使達、みんな欲望に弱すぎて簡単にピピピされてる。 それにしても従順になっても言えないような組織があるってこの国滅んだほうが良いのでは?
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