第14話 戦力の配分
第八位階下位
先ず、捕獲した帝国兵及び帝国民は、一時的に黒鎧騎兵団に編入して基礎訓練を施す。
それと同時に確保した帝国の地に黒霧を配置し、安全を確保する。
コレで、準備が終わり次第帝国兵、帝国民を各地に配置し、村や街の様に見せ掛ける。
また、出現する魔物に関しても調整し、ルベリオン王都と同程度のレベル帯にしておく。
一応特色として、リビングアーマーや蜥蜴系等の一見強そうな見た目の魔物が多めの配置だ。
迷宮の配置も同様に行うと共に、転移門の配置を行ない、マレビトが来た際の移動の不自由を少なくしておいた。
コレで、いつでもマレビト招致に応えられる。
念の為帝都間近の幾らかの街も拡大し、最大でおよそ30万人程度の受け入れが出来る様にした。
続けて、帝国に捕まっていた人達の解放。
ルベリオン王国民は、マレビトがまだ辿り着いていない北部の者が殆どだったので、その地の廃村や街跡を再建させてそこに住まわせる事とした。
家族と離れ離れになって久しい者も多いが、バーディクトの鐘を付けて、強制的な精神の回復を行う方針である。
また、北西諸国の民はと言うと……既に滅んでしまった国も多い為、取り敢えず移民としてルベリオン王国北部に配置する事とした。
コレでルベリオン王国の住民不足は解決である。
滅んでいない国の民は、旅商人に偽装してルベリオン王国北部各地を彷徨って貰い、僕が平定し次第帰国出来たら帰国する事となる。いや帰郷か。国無くなるし。
帝国鹵獲戦力の配置はほぼこれで以上と言って良い。
次に、クリカの配下。
その中でも、帝国方面の最後の配置替え、天命騎士の所属。
一にして全となった彼女は、クリカの幹部級として迎える事とした。
ポテンシャルはそう高い物では無いが、数による成長幅の広さと、それに伴うであろうレベル限界の向上は無視出来ない物だ。
置き場にも困ると言うのは冗談だとして、修行を入念に付けてエネルギー補給を行えば、直ぐにでもレベル300の壁を越えて霊験門に到達するだろう。
何せ、まだ休憩所は稼働中だからね。2時間に1度3日間。1日36日間の修行を得れば、直ぐにでもその域に至れるに違いない。
日に日に増大する物凄い量のポイントの暴力で、至天霊郷、月が急速に発展して行っている。
取り敢えず、天命騎士達はその名を変えて、元の名前、ヒューナを名乗る事となった。
次に、マルボレアスと繋がりがあった事が判明したビルグ達3兄妹をクリカの幹部級に配属させた。
今後も、水棲系は概ねクリカの配下として所属する事になるだろう。
次、クリカの配下になりそうだけどならない、クレヴィット達改めクレヴィドラグ達。
彼等は、現在増殖中のハミリオン同様、竜寝殿の一種族として戦力入りさせる事とした。
蝲蛄竜として高質の肉体による肉弾戦やビーム攻撃による殲滅戦等、他の竜種達に勝るとも劣らない健闘を期待する。
更に続けて、本命。ウルルの配下の拡充だ。
先ず、仲間にしたレベル800代のウルリエをウルルの配下に編入した。
続けて、レベル700代のウルラナとその配下の狼達。
更に、ネロとその配下のワンワン軍団。
それから、ラース陣営所属のルーベルやルメール陣営所属のルコ・ワースを除いた狼夫妻とその娘ミュリアをウルルの陣営に所属させた。
これで、ウルルにも直属の配下が出来た訳である。
更に続けて、悪魔系に振れた者、狼からマルコシアスちゃんと、猪からカリュドン君をペルセポネに配属させた。
ついでにパイア達も、一応ペルセポネ所属としておいた。
まぁ、パイア達が例え離反したとしても、同じ猪系のカリュドンが彼等の築いた信仰を糧にしてくれるだろう。
最後に、亜竜系、猪のズーロンをモルドに配属させた。
モルドも、強力な個体が配下に加われば、自然と成長するだろう。
戦力の整理は以上。
まぁ、実際にはこの後クルーエルやバーチスと話があるが、その前に僕の本体がやっておかなければならない事がある。
そう、帰宅である。




