第2話 より広大に
第八位階下位
次は、イェガ傘下の勢力の補強。
人形、傀儡、物兵、機械、そう言った者共を使役するイェガは、現状だと神造兵器とかリヨンのガラス兵とかエヴァとか人形の迷家とかを使役している。
今回はその中から、人形の迷家の雑兵を少し繰り上げる事とする。
ドール系統の目標地点である機装人類へ向けての強化で、1,000体のオートマタを機鋼人へ強化した。
また、サンディアの神話を規格とする場合、十分と思われたイェガの軍勢も不足するので、この機に正式にアルフ君達をイェガの配下に組み込む事とする。
これで、頭数では劣るものの戦力と言う観点では伍するレベルに持ち込めただろう。
続けて、ラースの配下に加わったキース君の戦力の解放。
133体の猿達の強化。
此方はレベル200程度まで底上げし、種族もキース君と同じ道を歩む様にバトルエイプから妖猿人、ヴァナラへ進化した。
次に、三聖獣の配下、1,203体のロア。
信仰の性質上、ディヴァロア、ティオロア、シュザロアの3体は、そう強力な存在にはなり得ない。
必然その配下のロア達はそれ以下と言う事になる。
取り急ぎロア達を401体ずつに分け、1体をそれぞれの副官、400体を配下とし、能力の強化を行なっていく。
ディヴァロアの配下は、身体強化系に身体構造とスキルを調整し、レベルを300で纏めて名前をディーテロアとした。副官は400でディーテロア・ロード。
ティオロアの方は、重力系でティーレロア。副官はそのロード。
シュザロアは剣技系や金属系の強化で、シューカロア、副官はロード。
彼等はいずれ何処かの神群に属する事になるだろう。
次、三聖獣と同程度の信仰を持つ現神、モンデシウルのウルラナ。
彼女も神群の主になれる器では無いので、やがては誰かの神群に属する事になるだろう。
3,396体の狼は、形ばかりウルラナと同じ白毛に変え、レベル100に統一。種族の上ではウルフロード程度だ。
一方、ウルラナ配下の中でも特殊な白毛、銀毛、黒毛の3匹は、ロードクラスだった物をアークロードクラスに引き上げ、レベルを200に統一した。
最後に、その他雑兵の強化。
元シュタ友魔国の亜人達や、ルステリア帝国に使役されていた魔物達等である。
用途としては、精霊神達の配下。
味方として出演する予定のキャスト達である。
待遇はそれぞれ違い、中にはやがてカーレスタと並ぶ予定の者達もいる。
最初はその神獣に任ぜられる予定のメンバーの強化だ。
先ずは、ヴェルガノンの配下、カーレスタ。
彼女には、ヴェルガノンの持つ神性、篝火の女精霊、フォルナの名を与えた。
単純に火力が上がり、またヴェルガノンとの縁が近付くだろう。
次、ラーベスタの配下、グリフォン・アークロードの夫妻。
彼等は、迷宮から放り出されたタイプの野良魔物にしてはかなり強く、後は練度を上げていけば良い程度。
取り敢えずレベルだけ合わせてから経験値分配の対象にすると共に、2人に風の精霊ハルツェロンの名を与えた。
次、ハイネシア配下の、アクロニス。
彼女の進化ルートは既に決まっている。
大清流の化身であるナイオニスの名を与え、レベルを300まで引き上げた。
ナイオニスは元を辿れば循環を司る水の女神の眷属。
その根源は神霊金属ナイオーネの神像であり、事実上ハイネシアの眷属であると言える。
ハイネシアは全ての水を司る女神であり、その眷属で神獣であるナイオニスの想定値はレベル750に及ぶ。
よって、その眷属となるアクロニスやアヌニスの格も必然的に上がってしまう。具体的には、アクロニスが600、アヌニスが最低でも450以上だ。
現状82匹いるアヌニスにそんな実力は無いので、鍛え上げて行く必要があるだろう。
次、イテア配下のユニコーン。
4頭いるそれ等をレベル300で統一し、山の神の性質を持つレヴァアルズの名を与えた。
元はエヴァンスタ王国の山の主を呼ぶ名であり、転生者、ナガクラノノの友人であるヤマアラシの竜変種、トトがそれに該当する。
縁の上ではトトの方がそれを受け入れやすいが、トトには別件で活動して貰う予定なので、レヴァアルズはユニコーンに与える事となった。
次、グリドア配下のアガ。
例によって300に上げ、悪戯精霊のプマーカの名を与えた。
暗闇を自由に渡り、物を隠したり帳簿書き換えたりチェンジリングしたりする妖精達の親玉である。
名前が馴染めば、品性はともかく知能に補正は付くし、元々持っている食い溜め用の異空間胃袋にある暗闇を利用する事で物の安全な保存も出来る。おまけに闇の中を移動する精霊としての性質が強まる。
最後にアウラ配下のエメレトアレ。
300に上げ、エメレオールと言う種に進化。巨大なキラキラ羊になった。
一方名に関しては、アウラの持つ最後の一つ、サントゥリアが太陽神性を保有するあまりに高次な神性である為、アウラに名付けさせる事にした。
クルートと名付けられた羊君は、遍く光を束ねる神アウラの使徒として、太陽の力の一端、暁の光を届ける役割を担う事となる。
その他、シュタ友魔国の亜人や魔物達は、適性に沿って分配した。
これで頭数の上では、精霊神教もサンディアに並んだ事になる。
実戦闘力では、本人と精髄から生じた使徒と、宝物殿改め神域の番兵の合計18+αカーレスタが高位戦力。
これはサンディアに月王、鈴王達と伍する戦力であると言えるが、如何せんそれ以外がね……。
何なら吸血鬼メイド部隊70名の精鋭は、現時点で全ての鈴王とアンテ、フォーレン、カルミエラに勝る戦闘力がある為、精霊神教なぞ一息に吹き消せる。
まだまだ全然強化し足りないのが現状である。




