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【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第一章 Another World Online 第十四節 ルベリオン王国の攻略

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第36話 成果をここに 四

第八位階下位

 



 シャルロッテに続いてアトラ。


 彼女は、掻き集めた手と生産した手にビシバシ修行を付け、自らもその身に宿る神格を行使して空間切断で鎧を細切れにして見せた。


 そして手をにぎにぎ密着されて時間をくった。


 配下の手達も三強に至っては鎧を見事破壊して見せ、格下達も傷を付けたので……結構強いぞアトラ軍団。



 次、エヴァ。


 エヴァはここが仮想空間だからと言って武器を好きなだけ量産し、大量の神血(イコル)を使った神気操作用外装、血装神機(ディア・イコリア)を使って鎧を消滅させた。


 尚、自力では鎧を切断したり貫通させたので、武器がなくても十分強い。


 その後、エヴァは長くて太い、サイズアップしたソーセージを加えながらモゴモゴ言いつつにじり寄って来たので、投げ飛ばして地面に埋めておいた。

 ……大きい方が出来やすいとか……誰だエヴァの性知識を更新した奴は、絶対影で笑ってるぞ。



 エヴァは置いておいて、次はルム。


 試験的に悪魔と天使の神性を宿したルムは、やはり自称天才と言う事もあり、悪魔の神権に関しては同じ自称天才のルカナに匹敵し、天使も同程度使う事が出来ている。

 だからと言ってルカナが劣っているのかと言うと……まぁルムは天使の転生者の疑いが強いから、単に経験値の差と言えない事もない。


 ぶっちゃけ劣ってはいるけど鍛えればその限りではないので、問題ない。



 次、蛇2匹。


 負の化身から分離した白蛇君と、地脈から貰った黒蛇君。


 現在蛇、竜、龍、巨獣等の神権が空いていないので、白蛇君には白と緑と少々の光の神性を、黒蛇君には宇宙と少々の光の神権を与えてある。


 両者は、方や閃光を放ち、方や超重力を宿した噛み付きをする事で容易く鎧を破壊した。



 次、六精帝とララ。


 ウルラナや三聖獣等も含む事だが、信仰の影響を受けて特殊な進化をした彼等は、己が神権そのものであり、神力を行使しやすいと言う特徴がある様だった。


 本来信仰はとても純度の高い捧げられた意志の結晶だが、そこには勿論雑念が混じっており、そう言った他者の意思が通常であれば毒となる。

 しかし精霊帝達は、信仰で器が形成されている為、本来毒となるそれらの多くを平然と受けとり利用出来るのだ。


 そんな訳で、信仰をその身とする彼等は神気を結構な強度で操り、容易く鎧を破壊した。


 ウルラナと三聖獣が精霊帝に劣るのは、信仰の絶対量もさる事ながら、肉体が基本的に精霊体ではないからだろう。



 最後、ペルセポネ。


 彼女は……神気を操っていた——と、言うのはある種語弊がある。

 事実として、彼女が繰り出した中々鋭い貫手は鎧を容易く貫いたし、そこには神気が宿っていた。


 そう、ペルセポネは神気を操作出来る。ただしやり方が僕等と異なっているが。


 例えば、エヴァは神の血としているイコルを用いて、保有している神気を操った。

 例えば、シャルロッテは自ら信仰する事で神気操作の足掛かりを作り、保有する神気を操った。

 例えば、精霊帝達は捧げられた信仰そのものになる事で、保有する神気を操った。


 じゃあペルセポネはなんなの? ……ペルセポネは全部だった。


 イコルの様な無数の意思が、自らを信仰して神気を生み出し、自らが信仰そのものになる事で、ペルセポネは神気を操ってみせた。


 言わば、ペルセポネは一つの神話なのだ。


 彼女がそうと望めば、彼女は如何様にもなる。


 ……ただし、自分で信仰してエネルギーを生み出してそれを行使するのは、普通にやるのと比べて圧倒的に消耗が激しい。

 100の力を変換して使うのと、100の力を生み出して使うのでは大きな差があって当然だ。


 まぁ、曲がりなりにも神気を操作していると言う事は神気を認識出来ていると言う事で、ペルセポネだけでも神気は僅かに行使出来た。


 唇を尖らせて小さな穴をグリグリ広げようとするペルセポネは、取り敢えず撫でておいた。



 結果、特殊な方法で神気を操れた者達もおおよそ3パターン程あったが、真っ当な方法で神気を完璧に操れた者は……白羅だけ。

 その白羅にしても、斬撃に乗せられるだけで、それ以外の概念を操る事は叶わなかった。


 後は黒霧だが……彼女はエヴァやペルセポネ同様に複数の意思や魂を持つので、エヴァやペルセポネが出来る事は黒霧に出来て当然だろう。





 確認作業を終え、午後。いよいよ実戦的に力を振るう時間だ。


 世界を滅亡させるのに十分な力を持った皆に、死ぬ気で戦って貰う時間だ。



 用意したステージは、初日のパーティー会場、地下遊戯場。


 実は隠し部屋が大量にあったり床がくるくる回るギミックがあったりする、謎解き型の迷宮もといステージだ。

 中には一般人役の服を着せたドールや、素材をふんだんに使ったおおよそレベル300前後のドールが大量にいる。


 目的としては、敵の殲滅の他に一般人の保護も含む。攻城戦且つ護衛戦である。


 一般人は一般人らしく吹けば飛ぶ様な弱さなので、慎重且つ大胆に攻めないと全てを保護する事は出来ない。

 一応幾つかの部門でちょびっとだけご褒美をあげる予定なので、皆には奮って参加して貰いたい。



 

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永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
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