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番外編2ソフィア=サルヴェニア 裏設定


番外編2ソフィア=サルヴェニアの裏設定集です。



1 ソフィアを発見したウィリアムは一人で彼女を探していたのか


 ソフィアはウィリアムと再会した夜、カジュアルレストランから飛び出して走り続けました。

 最終的に彼女は王都の中央広場のベンチにたどりついたわけですが、当然ながら、そんな彼女をウィリアム一人で見つけられるわけはありません。


 実はこの頃には既に、ソフィアにはガイアスが放った見張りがついていて、ウィリアムは見張りからの連絡を元に、ソフィアの下にかけつけました。

 そもそもウィリアムが偶然を装ってソフィアに声をかけられたのも、見張りにソフィアの場所を聞いていたからです。


 『ソフィアに声をかけたいとサーシャに頼んだ』という一言の裏には、こういう連携が隠れています。

 権力者が頼まれてくれると、とても頼もしい。



2 兄弟愛に気が付かないサルヴェニア一族


 サイラスもセリムも『兄弟愛に気が付いた時にはもう遅い』という、悪い意味でのそっくり親子でした。

 (感想欄を見ると気が付いてくださった方が居らっしゃるようで…!)



3 ガードナー辺境伯家の援助とライアット姓


 ガードナー辺境伯家は、ウィリアムがソフィアを助けることを認め、ラングレー商会にソフィアが商人として働き始めるための初期費用の支援をしていました。

 具体的には、取引市場で一定額以上の売買を可能にする商人登録の登録料、職場のデスクや事務用品の手配、ラングレー商会の者であることを示す記章の作成費などです。


 あとは、ガードナー仮にソフィアがサルヴェニア一族であることが周囲に明るみになったとしても、それとなく情報統制を行ってソフィアの仕事の妨げにならないよう配慮することになっていました。

 この配慮がなければ、商人であり、世情に敏感なライアン=ラングレーは、地雷を抱えるソフィアを、本人のやる気の有無だけで簡単に雇用することはありませんでした。


 そういった『全体的に裏でガードナー辺境伯家がラングレー商会に絡んでますよ』という伏線が、商人登録時のライアット姓でした。


 ちなみに、商人登録名の『ライアット』は、ガイアスが面白がってつけた名前です。

 (この辺、ショートストーリーネタなので詳細は伏せます)



4 サーシャの父母とソフィアの会話


 怪我をして意識混濁していたソフィアは、サーシャの父スティーブン=サルヴェニア及びその妻と話をする夢を見ました。

 死んでいる彼らは「」で話をしていましたが、ソフィアが「」で話をしていたのは三言だけです。

 彼らと普通に会話ができるくらい、ソフィアの怪我は重いものでした。

 死の淵に足を踏み入れたほんの少しの間だけ、ソフィアは彼らと普通に話をすることができました。



5 書籍の出版と果たされた約束


 夢の中でサーシャの父母と彼らと約束したことを、ソフィアはすぐに果たすことができませんでした。

 かつて彼女のすぐ傍に居た家族達は、皆ソフィアの傍を離れてしまっていて、今のソフィアは新しく自分で作った人間関係の中で生きている人だったからです。

 しかし、ソフィアは書籍を発売したことで、間接的にサルヴェニアの実情や、サーシャとサイラスの悩みを全国に知らしめました。

 彼らの言いたかったことを、家族どころか全国に広めたソフィアに、お願いをした彼らも度肝を抜かれたことでしょう。



以上です。

全部気が付いた方はいらっしゃるのでしょうか。

あえてぼかしながら書いている部分も多々ありますので、ここに記載していないものは、好みのとおりに読み取っていただければと思います。


ここまでお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!

少しでも楽しんでいただけましたら、ブクマや感想、↓の★ボタンでの評価など、よろしくお願いします。


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