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ある日、子どもが不登校になりまして  作者: 千東風子


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11 中学三年生の八月

 

 中学三年生の八月

 夏休み、そして別室登校はじまる



 夏休みはそういうものだけど、食っちゃ寝して夜更かしして、あっという間に生活リズムを崩した娘。さすがにお小言を漏らした私に娘は「分かってるってば!」と、とても反抗的。

 親の心子知らず。また、子の心も親は分からず。


 二学期が始まり、別室登校で気が楽になったのか学校に通うようになった。

 そしてなんと、翌月(といっても学校が始まって次の週)の修学旅行に行くと言い出した。一応行く前提で旅費の支払いや手続きはしていたが、すっかりキャンセルするものだと思っていたのに、急にどうしたのかと逆に不安。

 娘に聞くと、班に入れてくれたところがあって、違うクラスの部活の友達たちとも現地で合流できそうだから行ってくるとのこと。


 クラスメイトと部活の友達たちよ、ありがとう。

 感謝しながら我に返って現実を見る。いかんせん、行くと思っていなかったから何の準備もしておらず、慌てて鞄を買うことから始める。思春期は家にある私の旅行鞄じゃ嫌だってよ。準備、楽しそうで何より。


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