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ある日、子どもが不登校になりまして  作者: 千東風子


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10 中学三年生の七月

 

 中学三年生の七月

 遅刻だけど学校に行く日が増えた



 退院してから週に三日くらいは遅刻だけども学校に行き、残り少ない部活に出る。


 夏休み前の三者面談。

 病状の説明をすると、担任から別室登校の案内をもらう。今までも保健室登校はあったが、あまりに不登校の生徒が多いので、教室に行けない生徒は保健室ではなく空き教室で自習し、授業のない先生が見に来てくれる取り組みを始めるとのこと。教室で授業は受けないが登校にはなる。

 既にどの教科も授業にはついて行けない状況で、進路もあるので、やはりフリースクールで教えてもらった方が良いと私は思っていたが、娘が別室なら学校に行くと意欲を見せた。入院の効果か、学校に対して恐怖がまだあるだろうに、自分から一歩踏み出した。

 娘のやりたいようにこのまま学校に通うことにし、フリースクールに行くことは一旦保留にした。

 フリースクールの体験入学が、どうも娘にはしっくりこなかったことも一因にあるようだ。

 夏休み明けから、遅刻+別室でプリントや教科書を使って自習することで、先生と話が付いた。


 あとは進路だ。


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