表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
601/604

悪の洞穴です8


 『魔法学園』のトーチさんから連絡が来て、その連絡によるとそう遠くないうちにマナがこちらに戻ってこれるようになったということだった。この手紙を書いていた時点でも具体的なことは決まっていなかったのかいつとは明記されていなかったが、『魔法学園』から転移魔法の使い手を出して協力すると言ってくれている。これで帰ってこれないということはないだろう。


 いつマナが帰ってきてもいいようにとは考えたが、基本的には今のサイクルで探索を続けることにした。

 転移によって切られていた俺との繋がりが復活してからも、アンナとカルアは基本的に館の警備として常駐させている。客と会うのは配下のアントたちがメインにはなるが、それではどうしようもならないような相手であってもこの二体であれば対応可能だ。アンナは直接会話もできるしな。それに、『ヤカリ森国』にいた時とは違い、今はヒメ経由にはなってしまうが俺とも連絡が取れるようになっている。仮に俺たちがいない時にマナが帰ってきたとしても大丈夫だ。


 さすがに今日は再度ダンジョンに向かう気にはなれず、明日の予定だった休みを前倒しして町へと買い物にでかけるのだった。




 トーチさんからの手紙が届いてから一週間が経過した。

 『悪の洞穴』の探索は順調に進んでいるが、マナはまだ帰ってきていない。最初の数日こそ今日は帰ってくるかな? とソワソワしていた俺たちも一週間も経つと気長に待とうという空気に変わっていた。転移魔法使いを派遣してくれるともなれば俺のように馬車での移動に時間がかかるというわけではないだろうし、単に向こうの国を出るのに手間取っているのだろう。

 マナは上位属性の魔法という爆弾知識や、魔法に関する『力』という名のチートはあれど、『魔法学園』にいた短期間で国王からも依頼を受けるほどには厚い信頼を勝ち得ていた。考えてもみれば『魔法学園』としては引き留めることを諦めても『ベスティア獣神国』が手放してくれるかどうかは別問題だ。敵の魔法によって仕方なくではあるが密入国をしたとも言える状態ではあるし、元の国に戻るにもいろいろとあるのだろうというユウカの考えにも納得だ。俺もそうだったけど、マナも貴族やSランク冒険者みたいな無理が通せるような立場じゃないし。




 今日も今日とてダンジョン探索に向かうが、さすがにそろそろ四層への階段を見つけたいところだ。


 第三層の探索は、想定していた以上に時間がかかっていた。

 もともと探索のスタイルを変更する理由にもなっていた、第三層に挑むためには第二層を走破しないといけないという点も理由の一つだが、階層のゴールがわかっていないというのが一番の理由だった。

 『さすがにそろそろ次の層への階段があるだろう』という思いがある一方で、階段、そしてその先にある第四層の転移陣が見つからなかった時のことを考えると『ここから先に進むのは今日は時間が足りない』という思いも当然生まれてくる。特に後者の思いが俺たちの足を無意識に鈍らせていたのだ。

 罠についてはキャラビーの成長が著しく、戦闘についても問題はない。そもそもダンジョンを日帰りで少しずつ踏破しようと考えている俺たちが甘いと言われてしまえばその通りとしか言いようがないが、せっかくマナが帰ってきたのに俺たちがダンジョンから帰ってこない。なんてことにはしたくないし、二層ごとに転移陣があるダンジョンだ。余裕があるうちならばこういう作戦もありだろう。



 第三層に到着してすぐ、全員で俺の『探知』を転写した地図を眺める。今日進む道は昨日の続きと館で既に決めてあるので今からするのは最終確認だ。


「昨日のところまでは早足で行くか。キャラビー、罠の感知は間に合いそうか?」


「おそらく大丈夫だと思います。早いと感じたらその時は止めさせていただきます」


「まあわしらも一応は罠を感知する術は持っておる。キャラビー程ではないが、間に合わずに引っかかるということもないじゃろうて」


「だといいな……」


「ご主人様なら大丈夫です!」


「そう信じたいよ」


「実際キャラビーは気づいておったがわしらは気づかなかったような罠も普通にあったからの。即死でもない限りは何とか対処してやるのじゃ」


「広場4つ分だ。何とかするさ」


「実際のところ、どれくらい進めば階段があるんでしょうね? 分岐もありましたし、間違った道を選んでしまっているのであればどこかで行き止まりにつくと思いますが……」


「実はもう目と鼻の先じゃったというのが理想じゃが、地図を見る限りどうにも怪しいところじゃな」


「まあ現時点で全体的にかなり右曲がりだからな。今の通路以外は一度進み始めた通路は一通り分岐も踏破してきてるからそこに繋がることはないが、どこかで一周する可能性は高いかもな」


「そう考えると時間的に別の道を選んだ方がよさそうな気がしてくるの」


「そこはまあ地道に一個一個未知を潰すって方針の結果ってことで」


「方針なら仕方ない。今日の道の先が第四層に繋がることを祈って進もうかの!」


 その後、各広場で戦闘を挟みつつも早足で昨日の最終地点まで到着。速度を落として未知の通路を進むも、追加で3つの広場を踏破した時点で反対側からやってきた冒険者パーティと出会った。途中の分岐がどうかはわからないが、結局ぐるりと一周してしまったようだ。その日は彼らがやってきたことでまだモンスターの沸いていない道を進んでダンジョンを後にした。

 しかしその翌日、4つ目の広場直前の分岐路を別の方角に進んでみると、あっさりと第四層への階段が見つかった。階段を上がって少し進んだところに転移陣も見つかり、その日から第三層のマップ埋めも加速することになった。


どうもコクトーです。


『刈谷鳴』

職業

『最大

 ビギナー(10) 格闘家(50) 狙撃手(50)

 盗賊  (50) 剣士 (50) 戦士 (50)

 魔法使い(50) 鬼人 (20) 武闘家(60)

 冒険者 (99) 狙撃主(70) 獣人 (20)

 狂人  (50) 魔術師(60) 薬剤師(60)

 神官  (50) 剣闘士(60) 重戦士(70)

 龍人  (20) 死龍人(20) ローグ(70)

 魔導士 (90) 精霊使い(40)舞闘家(70)

有効職業

 聖魔??の勇者Lv26/?? 大鬼人 Lv29/40

 上級獣人Lv20/30   魔人  Lv18/20 

 探究者 Lv47/99   狙撃王 Lv21/90

 上級薬師Lv21/80    上級龍人Lv6/30

 死霊術師Lv49/100   アーマーナイトLv14/99

 剣闘騎士Lv14/99

非有効職業

 呪術師 Lv1/80    死龍王Lv1/30

 盗賊王Lv1/100    大魔導士Lv1/100

 上級精霊使いLv1/50』

普通の連休なので最終日更新です!

にしても寒かった…なんとか風邪はひかずにすみましたが皆様もお気をつけて!(n敗)


ではまた次回

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ