表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
159/349

野菜の摂取方法

春の陽気が続く中春の味覚も店でよく見るようになった。

ここは港町なので、特に野菜は輸入品や他国産のものがメインだ。

そんな野菜は大人も子供も苦手な人は割といる食べ物でもある。

ただそれは食べ方にも問題があるのかもしれないと理津子は思っている。


「はい、野菜ジュースと揚げパン」


「サンクス、にしても買い物帰りの買い食いはなんでこんなに美味いのか」


「こういうのって背徳の味って感じだよね」


アノットも基本的にはサボり魔だが、ちょくちょく付き合ってくれる。


買い物における食材の目利きなどは理津子よりも優秀だったりするのだ。


「春野菜が美味しいとはいえ野菜もずいぶん買ったねぇ」


「少年が食べられるけど苦手って言ってるのもあるしね」


「つっても野菜が美味しくないって感じるのは味覚より調理なんでないの?」


「それはあたしも思ってるよ、生のトマトは駄目だけどケチャップは平気な人みたいなね」


「世の中野菜に限らず調理法によっては食えない食材ってあるもんよね」


理津子もアノットも好き嫌いがそこまであるわけでもない。

ただ好き嫌いの問題は結局は味が無理みたいなところに着地する事が多い。


人にもよるがトマト嫌いでもケチャップは平気みたいな人はそれこそ多いからだ。


「でもこの味が無理と言いつつも調理法次第で食えるなら、味って大切よね」


「あたしも子供の頃は野菜は苦手だったしね」


「ほう?今は野菜もモリモリ食べるりっちんも子供の時は野菜が苦手だったと」


「うん、特に根菜が苦手だったんだよね」


「人の成長を感じるねぇ、味覚は大人になると変わるっていうか」


そうした味覚の変化は成長という事なのかもしれない。

特に根菜が苦手だったという理津子。


それも今ではバクバク食べているのは大人になったという事か。


「野菜嫌いは子供の宿命みたいなとこはあるわよね、りっちんもそうだったんでしょ」


「うん、でも野菜が美味しくないっていうのは昔の人も思ってたんじゃないかな」


「野菜を美味しく食べようと努力したのは感じるよね」


「まあ野菜が不味いっていう人は大体は生野菜の事を言ってる事は多いんだけどね」


「あー、それはなんとなく分かるわ、生野菜って確かに美味しくないよね」


理津子曰く野菜が美味しくないというのは多くは生野菜を指しているという。

なので野菜を美味しく食べる方法をきちんと知る事の大切さ。


野菜が美味しくないというのは共通認識のようだが。


「りっちんは料理のレパートリーだけはあたしより多いしねぇ」


「でも目利きとかはアノットの方が出来るから、そういうのは助かってるよ」


「これでもメイド隊の元エースだぜ?目利きぐらいはお手のもんよ」


「そういうところは頼りにしてるよ」


「はっはっは、もっと言いたまえ」


理津子もアノットの事は頼りにしている様子。

サボり魔とはいえその技術は本物なので、普通に優等生だ。


野菜の話でも美味しい野菜を選んでくれるアノットはとても頼りになる。


「そういやりっちんの世界だと野菜が甘いんだっけか」


「そうだよ、玉ねぎとか大根を生で食べられる程度には甘かったはず」


「それどっちも生で食うと悶絶するやつじゃん」


「それだけ農家が野菜を美味しくしようと努力したって事だよね」


「甘いのが絶対正義とは思わんけど、食べやすさなら甘い方がいいんかもしれんね」


理津子の世界だと甘い野菜が普通に珍しくない。

それは農家の努力であり、理津子の父親曰く昔に比べて物凄く美味しくなったとのこと。


もちろん甘いというのが絶対正義ではないが、食べやすくなったのは本当なのだ。


「野菜が美味しくないってのは大人も子供もあるし、野菜を食べる努力よねぇ」


「ドレッシングとかマヨネーズとかをつけて食べるのは邪道なのかな」


「でも味付けなしの生野菜とかあたしでも拷問かなって思うんですがね」


「それには同意かも、あたしも野菜は食べられるけど味付けなしの生野菜は流石にきついよ」


「ドレッシングを発明した人の気持ちが今なら分かる、凄く分かる」


野菜を美味しく食べる方法は理津子もアノットもいろいろやっている。

ロザリオが苦手だけど食べられるというのもある。


やはり野菜は不味い、特に生野菜は不味いという共通認識のようだ。


「さて、帰ろうか」


「だね、美味しい野菜料理作ってあげるから」


「期待しとるぜぇ」


野菜を食べる方法も様々。

なお生野菜が不味いという認識はある。


こっちの世界の野菜は理津子の世界のものに比べると甘さは当然ない。


野菜が苦手な人は大人も子供も多くいるのだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ