特別編 外対騎士団登場人物名簿 File.3
ちらほら説明長めのキャラが出てきていますが、実は恒常的に登場しないキャラほど逆に書くことが多いです。
File.3は十三章、十四章の人物が記載されています。
・アマナ
王立魔法研究院、水産学部教授の女性。プレセペ村水産実験場の所長を兼任する。
ノノカとは皇国学会に居た頃からの友人で、彼女をノノちゃんと呼ぶ。
一流の魚類研究者であるが、優秀なノノカに比べて自分は凡庸だと思っている。
怪魚との戦いではその分析力と魚類知識で怪魚の秘密を看破した。
・オルレア
プレセペ村の代表をしている若い男。ガタイもよく人もいい。
村の漁師の代表であり、養殖業のまとめ役もしている。船の操舵が得意。
村の中でも新しい世代の人間故に凝り固まった偏見がなく、失われつつある村の伝統漁法の存続と養殖業を上手く両立させている。
積極的そうな態度に反して打たれ弱い面もあるが、危険な場所に赴く知り合いを見て見ぬふりは出来ない情の深さも持ち合わせている。
・ミケランジェロ (ミケランジェロ・テュケール・ヴォダークル)
シャルメシア湿地での水難事故等を防ぐために活動している組織『ネイチャーデイ』の代表にして、芸術をこよなく愛する名誉貴族の男性老人。髭が長く貧乏。
彼のせいでネイチャーデイの構成員は殆どが芸術に聡い人物である。
シャルメシアの美しい自然に感銘を受け、環境を守る活動をしている。
芸術関連の話になると目の色を変えてウッヒョイする。
・コメット
『ネイチャーデイ』の一員にして芸術とは無縁な元一流セールスマンの女性。
何かと言葉を聞きつけてはセールストークをぶっ放すが、仕事能力は高い。
都会の営業職に飽きて新たなチャレンジを求めてネイチャーデイに辿り着いた。
部屋が非常に汚い。同居人のマモリを何かと可愛がっている。
身近な人と分かり合えないことは損得の損だと考えている。
・マモリ (マモリ・イセガミ)
ネイチャーデイ所属、新進気鋭の画家少女。列国の武家の血筋。
いつも周囲を睨むような目つきをしており、表情の乏しさから感情が読み取り辛い。
本来は子供っぽい性格の甘えん坊だが、とある事情から怪魚を仕留めることに執着している。言葉より行動が先行するタイプで、すぐ目つきと呪いに頼って脅そうとする。意外とテンパりやすい。
コメットは親友で、子犬のように懐く。ヴァルナの背中に父の面影を感じてる。
・ジャニーナ
ヴァルナの同級生にして同僚→現在は騎士を辞めて飲食店を経営する男。
反骨と努力で夢を追いかける反面、思い込みが激しく周囲を無駄に敵視しており、士官学校内でもやや孤立気味だった。また、コンプレックス意識も強く、ヴァルナとの差がどんどん開いていく焦りから無茶な行動をする悪循環に陥っていた。
最終的に命令違反でオークと戦い大怪我をした彼は、足を負傷して騎士として働けなくなったことで夢を諦め、ヴァルナに全てを託して騎士団を去る。
なお、怪我で寝込んでいる際に見舞いに来てくれた料理班の女性(名前はティルザ)と恋に落ち、現在は彼女と結婚して夫婦で飲食店を経営している。
・パラベラム
王都の情報会社に所属するフリーライターの男。
月刊ジスタという雑誌に売れる記事を載せて有名になろうと取材を重ねている。
礼儀知らずのお調子者で考えなしな所があり、都合の悪いことを小手先の嘘や不意打ちで誤魔化そうとするなど、お世辞にも善良な市民とは言えない。
社会人生活が短いのか、自分の労働環境が悪いことに気付いていない。
プレセペ村への取材を経て自分のジャーナリズムを見直す。
・捕まった釣り人 (カスパル・ヘリオドス)
王国の裕福な商家で育った男。定職に就かず釣りばかりしている。
自己中心的な性格で、この世に存在する責任を全て他人に押し付けて生きている。
自称プロの釣り人で、釣りの為に立ち入り禁止区画に入って捕まること四回。
衛兵に金を握らせて誤魔化してきた両親も愛想を尽かし、釣り竿とボートを押収されて無一文になった彼は、それでも自分は悪くないと主張して借金で釣りを続ける。
・ロンビード
外対騎士団、工作班班長の男性騎士。騎士団内でもかなりの年長。
現状外対騎士団で最もルガーと付き合いが長いベテラン。ノリのいい性格。
ルガーの無茶に付き合わされたことで思考も柔軟かつ迅速。
投擲技術に秀でており、物を投げれば百発百中。
・ディンゴ
外対騎士団、工作班所属の男性騎士。次期副班長。
騎士としては若い方だが、察しがいいところをロンビードに買われている。
当人もロンビードを年上の友達のように感じており、色々と技術を教わっている。
投擲技術は高いが、ロンビードには及ばない。
・アロット (アロット・ユールング)
皇国学会、心理学を研究する女性。本編未登場。
ノノカ、アマナの共通の友人であり、人間の精神や心理について研究している。
少々マッドなきらいがあり、面白い人間を貴重なサンプルとか言ってしまう。
なお、女性蔑視の激しい皇国学会にあって彼女がいっぱしの研究を続けられているのは、その心理学知識と弁の立つ口で障害を打ち負かしてきたからという剛の者。
・ネイチャーデイのチョビヒゲ (カングール)
ネイチャーデイ所属、ボート係の男性。
ヴァルナとマモリがボートを借りに来たのを見て勝手にデートだと勘違いした。
芸術家として芽が出ず、養殖業への転業を考えている。
・ジョージ (ジョージ・マイクル)
王国最西端に存在する島、ジマル島の代表を務める商人。
ジマル島は大陸に最も近く、商人連合が経営する貿易拠点の一つ。
ローテンションながらド正直な守銭奴で、相手をげんなりさせるような要らぬ一言が多い。島の護衛を兼ねてシアリーズ(後述)を招き入れた張本人でもある。
シアリーズのファンで、彼女を見世物にしない最低限のフォローはしている。
・タキジロウ・イセガミ
プレセペ村に住んでいた男性。マモリの父。行方不明になり、死亡扱いとなる。
元は列国の武士の家系で、ある使命を帯びて王国に国籍を移す。
寡黙ながら人格者で、更には文武両道なためマモリの憧れだった。
妻を愛し、娘を愛し、そして愛槍と共に彼が消えた日がマモリと怪魚の因縁の始まりとなった。
・ヒャッハー兄弟 (マルコとポルコ)
シャルメシア湿地で魔導機関付きボートを爆走させた迷惑兄弟。帝国出身。
絵に描いたようなヒャッハー系の素行不良者で、どこか憎めない馬鹿ども。
迷惑行為で捕まったのち、ライの説得でボートを騎士団に貸すことを了承する。
帝国アウトローのレジェンド暴走族『帝韻堕狼襲』の大ファン。
・コイヒメ・イセガミ
プレセペ村の隣村で療養している女性。マモリの母。
武家の娘としてタキジロウを支えてきたが、彼が死んだと聞かされて以来、精神的にも肉体的にも弱ってしまった。
マモリが芸術家になった理由の一つが、彼女を養うためである。
ヤヤテツェプが討たれたことをきっかけに活力を取り戻し、むしろ昔以上に精力的に活動している模様。
・豊穣の女神
世界で広く信仰される女神。
作物の命運を左右する天候に主に関わっているが、天候に関わる神が他に数多いるためにバランス調整に毎度苦心している中間管理職。
女神序列三階位で、運命の女神は先輩ながら色々と文句があるらしい。
・死神
世界で広く畏敬される神。
天界では信仰される女神たちより下の位で、そんなに地位が高くないらしい。
冥界の女神の部下に当たり、仕事内容や激務であるせいかナイーブでストレスをため込みやすい真面目な者ばかりだとか。
・セバス・チャン・バウレン
国王に仕える王国執事長。王からの信頼も厚い老紳士。
執事長の名に恥じないパーフェクトで温和な人物で、反抗期のアストラエも彼の言葉には耳を貸していた。
嘗ては宗国の人間だったそうだが、イヴァールト王との出会いも含め謎が多い。
当人曰く「身を清めるために」第二回絢爛武闘大会に出場し、初代武闘王を下して優勝。その足で王国に行き王に忠誠を誓い、セバスの名を賜ったらしい。
王国護身蹴拳術九段に加えて様々な武術を会得している。
・バニーズバーの店員たち
ルルズのバーに務める、バニー服に身を纏った見目麗しい妙齢の女性たち。
お触りはなしだが店員たちは場のノリで客をお触りするかもしれない。
ちなみに従業員は基本女性だが、男の娘はアリの模様。
・ゲイバーの店員たち
ルルズのバーに務める、筋骨隆々で女装した目が腐りそうな妙齢の女性たち。
従業員は全員が男の肉体を持った女性であり、見た目に反して中身は割とまとも。
むしろバニーズバーの従業員より貞操観念がしっかりしてるらしい。
・ウィリアム・プレステス
外対騎士団第二部隊遊撃班所属の男性騎士。元大陸の冒険者。
皇国の名家プレステス家の末子。カウボーイ風の装いに拘りがある。
ハードボイルドを気取るフェミニストだが、キャラ付けがちょっと浅はか。
鞭の達人。自分が名家の人間であることは余り口にしたがらない。
・ピオニー
外対騎士団第二部隊遊撃班所属の男性騎士。元大陸の農家。
天に見放されたかのような不運に見舞われ必死で足掻くうちに上位冒険者級の実力に至る。しかし、その力を聞きつけた挑戦者が次々に押し寄せて畑は壊滅状態になり、路頭に迷ったところを騎士にスカウトされた。
巨大な魔物より借金取りが怖く、既に少々心を病んでいる節がある。
武器に世界最高級の手作り鍬を使っていたが、絢爛武闘大会の中で壊れる。
・シアリーズ
冒険者最高位である『七星』に至った少女。藍晶戦姫の異名を持つ。
藍い髪の美少女で、二刀流の剣術から繰り出される猛攻は圧巻。
奔放かつ悪戯っぽい性格で、すぐ相手にからかって遊ぶが気に入った相手はイジリつつ気を回すこともある。
独特の味覚をしており、殺人級の極端な味のパスタを創作する趣味がある。
金も名誉も地位も手にした彼女だが、あるものが手に入らず冒険を止める。
実力も互角で不思議な魅力があるヴァルナに恋愛感情を抱いている。
・コロセウム・クルーズの受付嬢 (サンテ)
名だたる名戦士の生サイン入り手袋を手に入れるためだけにコロセウム・クルーズで働く女性。給料は全て趣味の戦士ファングッズに費やしている趣味の人。インタビュアーも兼任している。
最近はヴァルナのファングッズがないことに業を煮やしてクルーズ会議でヴァルナファングッズの製造を熱く訴えている。本人に許可を貰うのは二の次だが。
・マナベル・ショコラ
コロセウム・クルーズ所属の実況者。『アルタイル』コロセウム担当。
クルーズが調べ上げた様々な情報を元に今日も戦士たちの戦いを実況する。
代々実況者一族だが、娘のミラベルが実況者になるのは反対だったらしい。
・サヴァー
大陸の砂漠に住まうディジャーヤの一族出身の男性戦士。傭兵が本業。
ボーラという投擲狩猟武器を改造して使用する他、豊富なサブウェポンも持つ。
戦いの中で剣士の剣を絡め取って仕留めることから『刀剣殺し』の異名を持つ。
伝説の戦士と謳われるンジャに憧れ、彼を超える戦士を目指す。
・マシウス
コロセウム・クルーズ無差別級の常連戦士。小物な性格。
毎回手を変え色を変え、様々なギミックで対戦相手に不意打ちをかます。
しかし不意打ちが読まれることも多く、その卑怯さと負けっぷりは一種の名物。
当然の如く本人の実力はクルーズ内でもかなりの下位。
・バジョウ・イッテキ
列国出身の男性冒険者。整った顔立ちとキザな振る舞いで女性人気が高い。
実は列国随一の武家であるイッテキ家の跡取り。
冒険者は家を継ぐ前の最後の自由であり、実力を隠して五星扱いになっている。
『軍神』『鬼』と謳われるイッテキ家の十二の武術を免許皆伝し、氣を操り敵を圧倒する様はまさに鬼のようだが、本当のバジョウは気弱故に気負いやすい性格。
幼い頃に多くいた兄が次々病死して当主の位が回ってきたから必要に迫られて強くなったものの、その結果余計に孤独になった反動でキザな振る舞いをしていた。
・クルーズ衣装コーディネーター (クロッチ、ヴァレンティーナ)
ヴァルナの衣装を選んだスタッフ。前者は男性、後者は女性。
クロッチが見栄えを担当し、ヴァレンティーナは動きやすさを考慮する。
なお、ヴァレンティーナは普段猫を被っており、本当はギャルみたいな口調。
・ミラベル・ショコラ
マナベルの娘で『デネブ』コロセウムの司会を務めている。
自己顕示欲からか、密かにクルーズの看板娘になろうとファン勢力拡大を図る。
父親と違って省くところは省いて要点を強調する実況スタイルは開始当初こそ常連客が難色を示したが、新規層はむしろ旧来スタイルがくどく感じるという理由から彼女の実況を好んでいる。
・プリム・ヘブン
クルーズの戦士であり、カウンセラーも兼任する女性格闘家。
ビキニアーマーを始め自らの美貌と色気を前面に押し出した服装が男に人気。
余りの姿に初見男性戦士は動揺して負けるが、格闘家としての実力も上々。
ちなみに男性に媚びる気は一切なく、ただ自分に自信があるが故の服装。
カウンセリングの際は普通の恰好をしている。
・クーベル・ショコラ
マナベルの弟で『ベガ』コロセウム担当実況者。
他二人の実況者と違い、職にあぶれて実況界に戻って来た。
元々は実況が嫌だったが、前職を失職して再就職先が見つからない間に妻子に冷遇された挙句に夜逃げされて何もかもがどうでもよくなり、今は実況に抵抗感はない。
・魔王
大陸で捕まったテロリスト。本編未登場。
世界を変えると豪語して魔物を利用したテロを計画していたが、勇者(と呼ばれていた訳ではなく、魔王討伐を称えてその称号が与えられた)一行の獅子奮迅の活躍によって阻止される。
理想を語る割に理想を叶える具体的方法を考えていなかった模様。
なお、種族は魔族だというのは勇者一行しか知らない情報。
魔族は天族と共に、人のいる世界に干渉してはいけないことになっているので、かなり謎の存在である。
・マスクド・キングダム
王国の未来を憂う謎の仮面紳士。一体何トラエなんだ。
どこか来たのかマスクド・キングダム。どこへゆくのかマスクド・キングダム。
正義の刃を振り翳し、王国の為に戦い続ける孤高のおとこ。
・ホルスくん
コロセウム・クルーズのファミリヤ使いが管理するハヤブサ。
驚異的な視力で人間以上に正確に判定を下す。
たまに鳥や小動物、魚を仕留めて甲板に落とすものの、主人に貰う餌の方が美味しいので食べないこともあるのが甲板掃除係の悩み事。
・イーシュン・レイ
宗国出身の格闘家の男性。
糸目で精悍な顔立ちをしているため、女性客から糸目王子と呼ばれている。
格闘能力は高く、特に極限まで速度を重視した『居合拳』が特徴的。
経営が危うくなった道場の為に、売名と賞金を目指して大会に参戦。
・ボクサツ
嘗てバニーズバーに現れた食い逃げ犯モクサンの別名。
なお、する方ではなくされる方である。
・アルエッタ
大陸の田舎から職を探して王国に来た貧しい女性。
天然でおっとりしており、口調は訛りが強い。戦闘能力も皆無。
船代で資金を使い果たした挙句、たちの悪い男たちに攫われそうになっていたところをオルクスに助けられ、彼を慕うようになる。
非常に胸が大きく、何かするたびに当たりまくり、揺れまくる。
肩もみマッサージをさせたら天下一品の腕前を誇る。
・ミザリア
大陸でピオニーを嵌めて借金を背負わせた女性。
ピオニーは彼女に惚れており、これが彼の人間不信の大きなきっかけになった。
実際には彼女も別の人間にやらされたことであり本意ではなかったらしいが、当人はそれを言い訳に自分の行為を正当化して更に罪を重ねた。
最終的には共犯者の逮捕と共に罪が露呈し、逮捕を免れた代わりに方々から請求された慰謝料に全財産を持っていかれたという。
・ルートヴィッヒ
大陸六星冒険者の男。『遷音速流』の異名を持つ。皇国出身。
音楽家風のロールカツラをつけているが、キャラづくりの為でハゲではない。
しかしどうにも三枚目気質で、戦いでも追い詰められると泥臭く足掻く。
妹のエリザベートの為に治療費を稼いでいることは周囲に秘密にしていたが、大会の途中に実況に暴露されてしまい、奇しくも善意の寄付で金が集まった。
・エリザベート
ルートヴィッヒの妹。病弱であり、兄とは五歳も年が離れている。
病は今すぐ命に別条がある訳ではなく、不治でもない。
しかし完全治療にはどうしても纏まった金額が必要であった。
現在は既に治療が進んでおり、完治したら旅行に行きたいらしい。
・マスクド・アイギス
乙女の為の正義を執行する謎の仮面紳士。一体何ドナなんだ。
どこか来たのかマスクド・アイギス。どこへゆくのかマスクド・アイギス。
怪人らしからぬ可愛さと礼儀正しさから、罰されたいと申し出る人もいるらしい。
大会で活躍したことで女の子の人気も上々とのこと。
・イサミ
大陸冒険者の男。ランクは三星。
ピオニーの奇行に戸惑いつつも戦い、場外まで吹き飛ばされた。憐れ。
・サボテンくん
農家時代のピオニーが孤独を埋めるため購入して話しかけていたサボテン。
ピオニー曰く、干ばつが酷いある日、自分を食べてと身を差し出した。無論それは餓えからくる幻聴だが、ピオニーはその幻聴に従い友を食べたことを後悔しているらしい。
・マスクド・キングダムに負けた戦士 (アームストロング)
大会に参加しに帝国からやってきた腕自慢。冒険者ではない。
長い六角鉄棍を自在に振り回すパワーファイターで、実力はかなりのもの。
しかしマスクド・キングダムの杖術に翻弄されて敗北を喫した。
・カダイン (カダイン・マンタイク)
ルヴォクル族の戦士。冒険者ではなく、少年に見えるがアラサー。
自分の容姿が幼いことを利用して油断を誘うぶりっこおじさん。
本性は卑怯で利己的で嘘つきで口が汚く軽犯罪も厭わない、どうしようもない奴。
・ファーベル
大陸冒険者の男。ハルバード使い。
元は学生だったが、冤罪で学院を追放されて路頭に迷い、冒険者になる。
長い冒険者生活で、かつては美形だった顔には険しい皺が刻まれた。
マスクド・アイギスを侮る慢心によって敗北に追い込まれる。
・シュトラケア (シュトラケア・クロイツ・フォン・バウベルグ)
バウベルグ家次期当主にして長子の男。
本来なら騎士団所属でもおかしくない年齢だが、バウベルグ家の世代交代が遅れたことや男子が一人しか生まれなかった関係で家督の相続を優先している。
才色兼備の努力家で非の打ち所がない人物だが、忙しさのせいで誰かに本心を打ち明けたりする機会がないのでは、とロザリンドは思っている。
・マグノリア (マグノリア・クロイツ・フォン・バウベルグ)
バウベルグ家第二子にして長女。
兄と同じく非の打ちどころがない人物で、ロザリンドの面倒をよく見ていた。
しかし彼女の態度は家族愛から来るものなのか、それとも規範に従ってそう振舞っていたのかはロザリンドには分からないらしい。
・コーデリア (コーデリア・クロイツ・フォン・バウベルグ)
バウベルグ家第三子にして次女。
若い頃から海外留学をしており、実家には時々しか戻ってこない。
ロザリンドはコーデリアの顔を忘れてしまうほど長らく会っておらず、絢爛武闘大会の本選が始まった際に久しぶりに再会したときは互いに戸惑ってしまったほど。
コーデリアもまた妹が世界大会に出場する実力になっていたとは知らず、二人は互いに互いの欠けた時間を埋め合うように暫く話し込んだという。
・ガストル・ドーズ
大陸冒険者の男性。冒険者の中でもベテランの部類。
重装甲の剣士で、六星冒険者でも上位の実力を誇る。普段は気のいい人。
しかし、極限状態のなかで自らの壁を破ったロザリンドの一撃で昏倒した。
絢爛武闘大会本選にも出場しているが、途中で敗退している。




