第４章 『サンダー』作戦 人物・用語集
１ 日本国
□西園寺麗華：三等海佐。海上自衛隊第１河川舟艇隊司令。旧華族の家柄。派手な外見と突飛な発言で周囲を煙に巻く。ルルェド救出作戦『サンダー』においては第１河川舟艇隊を率いマワーレド川を遡上する。豊かな胸をしておられる。
□久宝健：一等海尉。第１河川舟艇隊先任幕僚。涼しげな外見の常識人にして当然の如く苦労人。
□可児吉郎：一等海曹。舞鶴特別陸警隊。元〈みょうこう〉乗員。北近畿騒乱で実戦を経験する。戦うことが大好きな巨漢。別名『丹後半島最強の漢』
□進士宏保：三等海曹。舞鶴特別陸警隊。元〈みょうこう〉乗員。可児と共にアラム・マルノーヴに派遣される。近眼。
□柘植甚八：一等陸尉。第５連隊戦闘団第３０１戦車中隊長。『ブラック』作戦に参加する。
□石田治：二等陸佐。第５連隊戦闘団第４科長。『ブラック・サンダー』作戦の兵站を一手に担う。自分に厳しく人にも厳しい。
□里見太郎：二等陸佐。第１空挺団第１普通科大隊長。『サンダー』作戦ルルェド救出部隊主力を率いる。空挺を率いるだけあって戦意に不足はなく、最前線に乗り込んでいくことに喜びすら感じている。
□正木時雄：一等陸尉。第1空挺団第１普通科大隊大隊幕僚。果断な指揮官を冷静に支える。スパイスマニア。
□是俣茂：三等海尉。第１河川舟艇隊特別機動船１号指揮官。異世界を夢見る３６歳。独身。臨編突撃戦隊の先陣を切る。戸山流居合道五段。大道塾空道二段。ブッシュクラフトインストラクター。
□教来石信美：三等陸佐。派遣対戦車ヘリ隊隊長。ＡＨー６４Ｄ１番機機長。猛禽類を思わせる精悍な風貌。趣味はＤＩＹ。
□高坂弾：二等陸尉。教来石機のガナーを務める。口調、態度ともに軽いが腕は確か。すらりと背の高い美男子。
□有馬信大：一等陸尉。西部方面普通科連隊第１中隊長。陸上挺身隊を指揮し、ジャボール兵団後方に浸透を狙う。
２ 〈帝國〉
□ゾラータ・ジャボール：〈帝國〉南方征討領軍ジャボール兵団長。歴戦の武将だが短気かつ粗暴な性格。金髪。ルルェド攻略の命を受け、一万の兵を率いて城塞を包囲する。
□シリブロー・ジャボール：〈帝國〉南方征討領軍ジャボール兵団副将。ゾラータの弟。兄より細身。経験豊富で兄のなだめ役。銀髪。
□グラゴレフ：選抜猟兵隊長。傷だらけの風貌。
□ワトサップ：ジャボール兵団徴用兵ジャナンジー隊指揮官。ジャナンジー庄若衆にして川賊。ナマズ髭。部下の面倒見は良い。
□イサイ・アイダマーク：ジャボール兵団重騎兵隊〈カバーニ〉の長。元々は遊牧民族国家『ノル・カバーニ』を率いていたが、〈帝國〉に臣従した。『引裂公』の異名をとるほど、戦場では勇猛かつ残忍。髭面で精力旺盛。
３ 南瞑同盟会議
□ティカ・ピターカ・ルルェド：ルルェド領主。華奢で気弱な印象の少年。１４歳。父の戦死により若くして当主の座についた。
□ハンズィール：傭兵隊長。大兵肥満の戦上手。ルルェド防衛戦の実質的指揮官。武器はバスタードソード。
□カーナ・ハヌマ：ルルェド家臣筆頭ハヌマ家息女。ルルェド武術師範。ティカの幼なじみ。１６歳。癖のある赤毛を短く揃えた勝ち気な少女。武器は棍と二振りのショートソード。
□ホーポー師：ルルェド地区ドゥクス神官戦士長。ひょろりと背が高く禿頭の武僧。敬虔な戦神の信徒で、ルルェド防衛戦に就く。武器は半月刃を備えた宝杖。
□コクレン：ドゥクス神官戦士。筋骨隆々、堂々たる体躯を誇る巨漢。５８歳。鍛え上げた肉体が自慢。武器はメイス。参考画像はロニー・コールマン
□ボスフェルト：水軍刀兵指揮官。美しい銀毛を持つ人狼種。カサード提督配下の中で最も戦闘的な漢。１５人の子持ち。
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両軍の参加兵力は以下の通り。
ジャボール兵団 総勢１３０００名余
主将ゾラータ・ジャボール
副将シリブロー・ジャボール
本営警護隊 ４００騎
二個軽騎兵隊 １０００騎
一個重騎兵隊 ５００騎
一個ヘルハウンド隊 ２００騎
四個オーク重装歩兵団 ２０００名
四個ゴブリン軽装歩兵団 ４０００名
一個選抜猟兵隊 ２００名
二個コボルト斥候隊 ４００名
二個オーガー突撃隊 ４００名
二個徴用兵団 ２０００名
弓兵隊 １０００名
攻城隊 １０００名（バリスタ×１６、投石器×８）
魔術士隊 ５０名
その他軍夫、輜重等多数
一個〈帝國〉飛行騎兵隊
魔獣遣い １２名
翼龍騎兵 ３６騎
有翼蛇 ３６頭
『ルルェド』守備隊 約５００名
領主 ティカ・ピターカ・ルルェド
ハンズィール傭兵隊 約２００名
家臣団 約２００名
ドゥクス神官戦士団 約１００名
『サンダー』作戦参加兵力
第１河川舟艇隊
司令 西園寺麗華三等海佐
幕僚 久宝健一等海尉
旗艦
交通船 ＹＦ２１３７
交通船（ＬＣＭ）４隻 ２１２１ ２４ ２５ ２７
運貨船４隻 ＹＬ９号型 ９ １０ １１ １２
特別機動船６艇
曳船４隻 ＹＴ５０ｔ型 ７７ ８２ ８３ ８７
カッター８艇
漁船（船外機付）１０隻
海上自衛隊舞鶴特別陸警隊一個小隊 約４０名
陸上自衛隊西部方面普通科連隊
第１中隊及び支援部隊 約２００名
南瞑同盟会議水軍刀兵隊 約４００名
第４章の『サンダー』作戦側、人物・用語集です。
追々追加していきます。
