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10年ぶりに再会した幼馴染と、10年間一緒にいる幼馴染との青春ラブコメ  作者: 桜庭かなめ
特別編6

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第2話『お風呂-あおいと美里編-』

「ただいま。理沙ちゃんと一緒に一番風呂いただきました。気持ち良かったよ」

「本当に気持ち良かったわよね、愛実。入浴剤も良かったし」


 愛実ちゃんと理沙ちゃんが寝間着姿で私・桐山あおいの部屋に戻ってくると、笑顔でそう言いました。この家に住む人間として嬉しいです。

 あと、愛実ちゃんが持ってきてくれた入浴剤を入れたお風呂はとても気持ち良かったですか。それに、2人からハーブとミルクのいい香りがしてきますし。これが入浴剤の香りなのでしょう。美里ちゃんと一緒にお風呂に入るのを楽しみにしていますが、もっと楽しみになりました。


「それは良かったです! ……では、私達も入りに行きましょうか、美里ちゃん」

「そうね。行きましょう」


 私は必要なものを持って、美里ちゃんと一緒に私の部屋を出て、1階にある洗面所に向かいます。

 洗面所に入ると、先ほど、愛実ちゃんと理沙ちゃんから香ってきたハーブとミルクの香りがして。本当にいい香りだと思いつつ、私は美里ちゃんの側で服を脱いでいきます。

 側にいるので、服を脱いでいく美里ちゃんが視界の中にいるのですが……美里ちゃんのスタイルが抜群すぎますね。胸を大きくしたくてバストアップマッサージをしているのもあり、美里ちゃんの大きな胸が羨ましいです。同い年とは思えない大人っぽさがあります。ちなみに、夏休みに海水浴に行った際に水着に着替える姿を見たときにも思いました。

 服を脱ぎ終わり、美里ちゃんも脱ぎ終わったので、一緒に浴室に入ります。

 浴室に入ると、洗面所以上にハーブとミルクの香りが濃く香ってきて。美里ちゃんがいるのもあって、ここがうちのお風呂ではないように思えてきます。それと同時に、今はいつもと違った時間を過ごしているのだと実感します。


「素敵な浴室ね」

「ありがとうございます」


 この家に引っ越してきてから半年近く経ったのもあり、自分の家のことを褒められるととても嬉しい気持ちになれますね。


「美里ちゃん。お風呂のことで一つ提案があるのですが」

「どんなことかしら?」

「髪と背中を洗いっこしませんか? これまで、お泊まりで一緒にお風呂に入ったときには洗いっこすることが多くて。愛実ちゃんや理沙ちゃんにもしたことがあるので、美里ちゃんともしたいなと思っていて」

「なるほどね。魅力的な提案だわ。いいわよ。髪と背中を洗いっこしましょう」


 美里ちゃんは優しい笑顔で私からの提案に快諾してくれました。美里ちゃんと一緒にお風呂に入ることが決まってから、洗いっこしたいなと思っていたので、洗いっこができることになって本当に嬉しいです!


「ありがとうございます、美里ちゃん!」

「いえいえ。……どちらから先に洗う?」

「では……美里ちゃんから洗いましょう。お客さんですから」

「分かったわ」


 その後、美里ちゃん、私の順番で髪と体、顔を洗っていきます。もちろん、髪と背中はお互いに洗いっこして。

 美里ちゃんの髪は私よりも長い髪なのでとても洗い甲斐がありますね。サラサラで綺麗な黒髪なので、その髪質を保てるように丁寧に洗いました。

 髪を洗った後は背中を流していきます。美里ちゃんの背中は白くてとても綺麗で。あと……胸がとても大きいので背中の向こう側に胸が見えて。それもあって、美里ちゃんの後ろ姿は大人っぽさや色気が物凄く感じられます。

 ただ、後ろ姿はとても大人っぽいですが、


「気持ちいいですか? 美里ちゃん」

「ええ。とっても気持ちいいわ。癒やされる……」


 背中を洗ってもらうのが気持ちいいのもあってか、鏡に映っている美里ちゃんの笑顔はふにゃっとした柔らかいもので。その笑顔は幼さも感じられて。普段は落ち着いていて大人っぽい方なので、そのギャップにキュンとなります。もしかしたら、恋人の鈴木君の前ではこういう姿を見せることが多いのかもしれませんね。

 美里ちゃんは全身を洗い終えると、私の髪と背中を洗ってくれることに。

 髪も背中も洗い方がとても丁寧で気持ちがいいです。美里ちゃんの髪や肌が綺麗な理由の一つはこの丁寧な洗い方なのかもしれません。

 あと、鏡に映っている美里ちゃんの笑顔はとても優しいもので。なので、心身共に癒やされました。


「さてと、これで背中もOKね」

「ありがとうございます、美里ちゃん! 気持ち良かったです。洗いっこを提案して良かったです」

「提案してくれてありがとう。私も洗ってもらって気持ち良かったし、あおいさんの髪と背中を洗うのが楽しかったから」

「それは良かったです」

「ええ。では、私はお先に、とてもいい香りがするこのお湯に浸からせてもらおうかしら」

「分かりました」


 美里ちゃんは両手に付いたボディーソープの泡を洗い流すと、湯船に入り、入浴剤が入っているお湯に浸かります。とても気持ちいいのか、美里ちゃんは「あぁ……」と甘い声を漏らします。


「あぁ、温かくて気持ちいいわぁ。入浴剤の香りもいいわぁ……」


 美里ちゃんはまったりとした笑顔でそう言いました。

 入浴剤入りのお風呂に入るのを楽しみにしていますけど、今の美里ちゃんを見ていたらますます入りたくなります! 早く背中以外の部分と顔を洗ってしまいましょう。

 私は普段よりも早い速度で体と顔を洗いました。


「よし、顔もOKですね! 私も入ります!」

「ええ。あと、結構テキパキと洗っていたわね。普段からこんな感じなのかしら?」

「いえ、普段はもっとゆっくりです。気持ち良さそうに浸かっている美里ちゃんを見たら私も早く入りたくて」

「そういうことだったのね。可愛い」


 うふふっ、と美里ちゃんは声に出して笑います。浴室なのでその笑い声がよく響き渡りますが、上品さの感じられる笑い声だったので耳が不快になることはありませんでした。


「入浴剤のおかげもあって本当に気持ちいいわよ。バイトの疲れも取れてきたもの」

「そうなんですね! では、失礼しますね」


 私は浴槽に足を踏み入れて、美里ちゃんと向かい合う体勢で浸かります。体操座りのような形で座ります。その際、足元に何かが当たる感覚が。乳白色に濁っているのでお湯の中は見えませんが、おそらく当たっているのは美里ちゃんの足でしょう。

 肩のあたりまでお湯に浸かる形に。お湯が温かいですし、入浴剤のハーブとミルクの香りがとてもいいです。なので、いつものお風呂以上に気持ちがいいです。


「美里ちゃんの言う通り、本当に気持ちいいですね。愛実ちゃんの持ってきてくれた入浴剤の香りもいいですし……」

「いいわよね。癒やされるわ。入浴剤を入れようかって提案してくれた愛実さんに感謝ね」

「そうですね。あと、この入浴剤は理沙ちゃんから誕生日プレゼントでもらったものとのことです。パーティーで渡していましたよね」

「あぁ、パーティーで理沙さんは入浴剤を渡していたわね。じゃあ、理沙さんにも感謝ね」

「そうですねっ」


 そんな言葉を交わして、私達は「ふふっ」と声に出して笑います。

 いつも以上に気持ち良く入浴できて、美里ちゃんと一緒に笑うきっかけを作ってくれた愛実ちゃんと理沙ちゃんには本当に感謝ですね。


「美里ちゃんとこうして一緒にお風呂に入れて嬉しいです。それも気持ち良く思える理由の一つです」

「そう言ってくれて嬉しいわ。私もあおいさんと一緒に入れているから、お風呂がとても気持ち良く感じられているわ」

「それは良かったです!」


 美里ちゃんが同じ気持ちだと分かって本当に嬉しいです。


「こういう時間を過ごせているのは、あおいさんが『秋のお泊まり女子会をしたい』って誘ってくれたおかげね。それに、夏のお泊まり女子会は家族と一緒に帰省して参加できなかったし……誘ってくれてありがとう、あおいさん」


 美里ちゃんは私のことを見つめながらお礼を言うと、美里ちゃんらしい落ち着いた優しい笑顔を見せてくれます。その笑顔がとても素敵で。


「いえいえ。美里ちゃんがそう言ってくれてとても嬉しいですっ」


 今回のお泊まり女子会は一昨日、私が思い立ったことで。その理由の一つは美里ちゃんとはまだ一度もお泊まりをしたことがなかったからで。なので、美里ちゃんから誘ってくれてありがとうとお礼を言ってもらえたのは物凄く嬉しいです。


「この後のお泊まり女子会の時間も楽しみましょうね! 愛実ちゃんや理沙ちゃんと4人で」

「ええ、楽しみましょう」


 そう言い、美里ちゃんはニコッと笑ってくれました。美里ちゃんとのお泊まりは初めてですが、この後も楽しい時間を過ごせそうです。

 美里ちゃんは肩にお湯をかけて、気持ちいいのか「あぁ……」と甘い声を漏らします。その姿はとても可愛くて、大人っぽくて、艶っぽさも感じられます。浮いているのかどうか分かりませんが大きな胸も見えますし。本当に魅力的な見た目と雰囲気の持ち主だと思います。


「ふふっ、私のことをじっと見ていて可愛いわ、あおいさん。服を脱いだときにもじっと見ていた気がするわ」

「とても魅力的な見た目ですからね。スタイルも抜群ですし。私、胸を大きくしたくてバストアップマッサージをしているので、美里ちゃんの大きな胸が羨ましいなとも思っています。素敵な胸だなって」

「ふふっ、そういうことだったのね。あと、胸のことを褒めてくれて嬉しいわ。あおいさんさえ良ければ、褒めてくれたお礼に胸を触ってもいいわよ」

「ありがとうございますっ。お言葉に甘えさせてもらいますっ」


 美里ちゃんの胸を触りやすいように、美里ちゃんと私はお互いに膝立ちになった状態で向かい合います。そのことで、私の目の前には美里ちゃんの立派な胸が。

 失礼します、と言って、私は両手で美里ちゃんの胸を触ります。


「おおっ……」


 大きな胸だと思っていましたが、触ってみると美里ちゃんの胸の大きさを実感します。揉んでみると……柔らかいですがハリがあって。とてもいい胸です。

 あと、大きな胸といえば愛実ちゃんです。ゴールデンウィークに凉我君の家でお泊まりしたときのお風呂で愛実ちゃんの胸を触ったことがあります。愛実ちゃんの胸はふわふわと柔らかくて良かったですねぇ。私の中では愛実ちゃんを乳の神・乳神(ちちしん)だと思っています。ただ、美里ちゃんの胸は愛実ちゃんの胸に匹敵するくらいの素敵な胸です。


「とても素敵な胸です。大きくて柔らかいですがハリがあって」

「そう言ってくれて嬉しいわ。ありがとう。あと……力弥君のゴツッとした大きな手で触られたり、揉まれたりするのも気持ちいいけど、しなやかで力弥君よりも小さなあおいさんの手で触られたり、揉まれたりするのも気持ちいいわね」


 そう言う美里ちゃんは笑顔ですが、頬を中心に赤みを帯びていて。私に触れられているのが気持ちいいからでしょうか。それとも、恋人の鈴木君に触られたり、揉まれたりしたときのことを思い出しているのでしょうか。どちらもありそうな感じがします。

 あと、美里ちゃんの胸がこんなに素敵な理由の一つは恋人の鈴木君かもしれませんね。お二人はとても仲が良いですし、最後までしていますから。

 胸に触れていますし、美里ちゃんの顔が赤くなっているので、美里ちゃんが何だかえっちな感じに見えます。それもあり、ちょっとドキドキしてきました。


「そ、そうですか。気持ちいいですか」

「ええ」


 気持ちいいと言っているので、それから少しの間美里ちゃんの胸を触ったり、揉んだりし続けます。たまに、美里ちゃんが「あっ」とか「んっ」と甘い声を漏らすので、よりドキドキしました。


「触らせてくれてありがとうございました。素敵な胸でした」

「いえいえ。あおいさんに触られて気持ち良かったわ。今回のお泊まり女子会の思い出が一つ増えたわ」

「私もですっ」


 今後しばらくの間は、美里ちゃんに会ったら胸の感触を思い出しそうです。

 私達は再び肩までお湯に浸かり、お互いに最近あったことや好きなアニメ、学校での鈴木君についてなどを話しながら入浴を楽しむのでした。

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