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ホームセンターごと呼び出された私の大迷宮リノベーション!  作者: 星崎崑
第四章

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第72話 フィオナとキュベレー


「ああ、ちょうどいいところに。あなた……フィオナ・ルクス・ダーマでしたね?」

「あ、キュベレーさんお疲れ様です」

「あら? 珍しくご機嫌ね?」

「わかります? マホが私との約束を覚えていてくれたのが嬉しくて」

「ふふふ……。あなたは可愛らしいわね。何も知らない無垢な子ども……」

「え、え、え? な、なんです?」

「少し……大事な話があるんだけど。いいかしら?」

「あ、はい」

「マホちゃんが不死だって話したわよね? あの地下の施設と生命のパスが繋がっていると」

「え、ええ。聞いてました。少し、驚きましたけど。でも、少し安心したかも……。マホ、けっこう無茶するほうだから」

「そうね。マホちゃんは死なないわ。でも、フィオナ・ルクス・ダーマ。あなたは知っておかなければならない。これはそれとなく探りを入れてみたけれど、マホちゃんも気付いていないことなのだけど」

「は、はい」

「あの地下の施設と大本おおもとのパスが繋がっているのは――あなたよ」

「へ……。え?」

「もし、あなたが本当に望めば、すべての繋がりを切ることができる。少なくとも私なら、それが可能なの」

「そ……そうだったんですか……? それって……どういうことですか……?」

「わからない?」

「わかりません、私……マホみたいに頭良くないから……」

「じゃあ、教えてあげる。もしあなたが望めば、マホちゃんも、あの施設も……『元の世界に戻ることができる』ってこと」

「――――え」

「マホちゃんをこの世界に引き留めているのは、フィオナ・ルクス・ダーマ。あなたなの。覚えておいてね」



 作者の星崎崑です。

 ここまで読んでくれてありがとうございます。

 第4章はここまでになります。

 第5章スタートはまたしばらく後になりますので、気長にお待ちいただけますと嬉しいです。

 よかったら、評価やレビューなどいただけますと嬉しいです。


 書籍版『ホームセンターごと呼び出された私の大迷宮リノベーション!』の第2巻の発売が決定しております。こちらも良かったらチェックしてみて下さいね。今回も書き下ろしが収録されております。

 コミカライズの情報は、作者X(旧Twitter)@mediciから最新情報が発信されますので、そちらもよかったらフォローのほうお願い致します。

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― 新着の感想 ―
アロゥ… あの子はどう過ごしているのだろうか(´・ω・`)
また更新に1年くらい掛かるのかな… せめて一言でも活動報告して欲しい。
[一言] 特大の爆弾投下されてらぁ!
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