58【少女漫画】ときめきトゥナイト
今日は超有名作、池野恋先生の『ときめきトゥナイト』でーす!
私、これを見たのはアニメが最初でした。多分私、4、5歳くらいだったんじゃないかなぁ。
その頃のときめきトゥナイトは、ランゼに変身出来る能力があり、胡椒を使って(正しくはくしゃみをして)戻る、というコメディなイメージしかなかったですねぇ。神谷曜子とのドタバタと。
コミックスで全部を読んだのはもっと後の事ですが、この物語は相当泣きました。
切ないんですよ、本当に!!
真壁くんがね、言葉足らずで自分勝手で色々酷い。
いや、真壁くんは真壁くんなりに、蘭世の事を考えて出した行動という事は分かっているのですよ。
でももっと蘭世の気持ちを分かってやれよと言いたくなるのです!!
まぁ世の中の女性は、こういうちょっとつれない男性に惹かれていくのですね。二次元限定かもしれませんが。
最初はただのギャグ漫画かと思っていたけど、どこがどこが!
ストーリーも壮大で、圧倒される内容です!
蘭世は吸血鬼と狼女の娘で、父親の吸血鬼の血の方が優っているようです。
まぁ途中、真壁くんを追いかけて人間になったりと色々してますが、最終的には二人とも魔界人のままですね。
『ときめきトゥナイト 真壁俊の事情』というのもありまして、真壁くん視点の物語を読む事が出来ます!
ああ、彼の心理はこうだったのね、と面白いですよ。
そしてなんと言っても、蘭世へのプロポーズのシーンが描かれていた!!
プロボクサー真壁へのインタビューで『プロポーズの言葉は?』という質問にも答えてくれなかった真壁くんですが……
ここに来てようやく!! ようやくプロポーズの内容が明らかに!!
とても良かったので、気になる方は読んでみてくださいね♪
でもやっぱりクリスマスイブの「いつかお前を貰いにいく」に勝るものはないですけどね( *¯ㅿ¯*)
普段は鉄壁、でも結構照れ屋な真壁くんがやっぱり素敵です♪
そして『ときめきトゥナイト 江藤望里の駆け落ち』というのも良かった!!
これ泣きました〜
蘭世の両親のモーリとシーラのお話です。
吸血鬼族と狼一族との禁断の恋、そして駆け落ち……
いやあ、お父さんが素敵すぎる!! そして若いシーラも可愛い!!
なんでシーラあんなになっちゃったんだろう(笑)
すみません、ちょっと話が逸れましたね。
ときめきトゥナイト二部のヒーローは蘭世の弟の鈴世です。主役は市橋なるみちゃん。
鈴世の方は母親の血が濃いようで、狼に変身できます。
その変身シーンを見られたりしてマスコミ沙汰となり、江藤一家は魔界に帰らなくてはいけなくなるんですね。
ただの人間である なるみちゃんは魔界について行くことも出来ず、離れ離れに……
泣きます!! めっちゃ泣きます!!
だって二人は出会った時から相思相愛!!
幼い頃からずっと一緒だった相手と別れ別れに……
ここの鈴世のシーンもかっこいいんですよ。
真壁くんもかっこいいんですけどね、私的には愛情を真っ直ぐに示してくれる鈴世くんの方が好きです。
人間界に戻って来た後も、なるみちゃんへの想いを忘れられちゃったりして、色々と切ない事件が続出。
こちらも涙なしには読めません。
ああ、もうこういう小説書きたい!!
切なくって涙ドバドバ溢れて、恋愛ファンタジーな小説を!!




