章末 登場人物紹介
2章登場人物と用語のまとめです。
登場人物紹介
■吉田修太
異世界からやって来た三二歳のフリーター。無数のバイト遍歴に猟師と冒険者が加わった。まさかの奴隷堕ちで人生ふりだしにもどる。
■鱗裂きのニシカ
黒髪ショートの長耳猟師。ちょっと爆乳なオレ様一人称。森で見た鹿の大群より多い街の人間に驚く。街で冒険者になる。
■ッヨイハディ=ジュメェ
つよいようじょ。ゴブリンの魔法使いで、街で奴隷堕ちしたシューターを購入した。魔導書と栞で強力魔法を使うが、おねしょもする。
■雁木マリ
異世界からやって来た十九歳の元女子高生。ブルカ聖堂に降誕し聖女と崇められ、そのままブルカ騎士修道会の修道騎士となる。ポーションでドーピングしている。
■ギムル
村長の義息子。村で不足する猟師や開拓者を募るため、シューターとともに街へやって来る。
■カサンドラ
ブルカの街に旅立った夫シューターを、一途に待ち続ける十七歳。従兄オッサンドラに言い寄られる。
■ルトバユスキ=ヌプチュセイ=ヌプチャカーン
ブルカの街でお高い壺を集める趣味がある奴隷商人。お高い壺が割れると奴隷が手に入る。
■冒険者エレクトラ
痩せてはいるが短髪で、男みたいな体格と顔だが、とてもシャイ。大胸筋がよく発達している。細剣使い。
■冒険者ダイソン
巨漢レスラーみたいな男。鉞を振り回し上半身裸をよく鍛えているが、下半身はおざなり。
用語紹介
□ダンジョン
先人たちの古代遺跡と、自然発生の洞窟迷宮のふたつのパターンがある。それらには最奥部にダンジョンの|主
《ぬし》と呼ばれるモンスターが棲息している。
□ポーション
合法魔法医薬品。一時的に体力強化や興奮促進、疲労回復などをしてくれる。魔力の少ない人が使うと中毒症状
や副作用などが出る。
□オーガ
数百人の部族単位で狩猟採集をしながら移動生活をする人々。身長二メートルを超える大型人類種。
□マダラパイク
ダンジョンスネークの一種。大型種のヘビで、脱皮を繰り返しながら大きく成長したものは、ダンジョンの主にもなる。
□バジリスク
見た目は四足歩行するティラノサウルス。地上の暴君はダンジョンで子育てをしていた。バジリクスではない。
□ブルカの街
王国の国境線を守るブルカ辺境伯が治める街。四方を囲む城塞には戦いの跡が今も生々しく残っている。辺境諸部族との争いが絶えない最前線のため治安が悪い。
□狐谷まどか
作者。夏はコミケでビールクズ。




