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【完結】影使いの最強暗殺者〜勇者パーティを追放されたあと、人里離れた森で魔物狩りしてたら、なぜか村人達の守り神になっていた〜  作者: 茨木野
3章

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96.



 七色に光る剣を手に、竜一が斬りかかってきた。

 

「!」


 俺は影転移で逃げることで精一杯だった。

 なんだ……今の?


 俺とやつとの間にあった間合いが、一瞬で詰まったぞ?

 

「さすが獣、逃げ足は速いな」

「…………」


 わからん、なんだ今のは?

 剣の技術って感じではなかったぞ。


 じゃああの神器じんぎの力だろうか。


「その程度で我らに刃向かおうとはな。片腹痛いわ」


 竜一が剣を振り上げる。

 ……ん? なんだ。


 さっきとちがう色合いをしてるような……。

 そうだ、さっきは青色の刃をしていた。


 でも今は黄色……?

 ずんっ! と俺の体が突如として重くなった。


「これで避けられまい」

「!」


 竜一が斬りかかってきた。 

 ……だが、さっきのように、一瞬で間合いを詰める感じではない。


 普通に走りながら斬りかかってくる。

 さっきより……遅い。


 俺は手で印を組み、影の触手を作る。

 竜一……ではなく、俺の体に触手をまく。


 そして一気にひっぱって、やつの間合いから外れる。

 フッ……と俺の体にかかっていた重さが消える。


「なんだ……今の……なにがおきてる……?」

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