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【完結】影使いの最強暗殺者〜勇者パーティを追放されたあと、人里離れた森で魔物狩りしてたら、なぜか村人達の守り神になっていた〜  作者: 茨木野
3章

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91.



 次郎たちの前に現れた、ヒカゲの分身部隊。

 影の人形たちは聖騎士の放つ光で一瞬で溶ける。


 次から次へと湧き出ては聖騎士によって討伐されていく……。


「なんだ黒獣たいしたことないな!」


 と騎士達が増長する一方で、次郎は冷静に事態を分析し、やがて違和感を覚えてるようになった。


(あまりに、無意味すぎる)


 影人形は聖騎士によってワンパンされる。

 それがわかって襲い続けているのは何故か?


(純粋に考えると時間稼ぎか。しかし何のために……?)


 次郎はヒカゲの手札を全て知ってるわけではない。

 相手が予想外のことをしてくると、考慮に入れた上で、全体を見渡している。


 何かしてくるだろう。

 警戒を周囲に張り巡らせる……。


 そのときだ。


「がはっ!」


 次郎の体を、後ろから何かが貫いていた。

 自分の影から影の触手が伸びていたのだ。


「なる……ほどねえ……!」


 すぐにこれが、ヒカゲの作戦だと気づいた。

 ヒカゲが何かしてくる、そう思わせることで、自分への注意をそらす作戦だったのだ。


 ヒカゲは影の中から飛び出してきた。


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