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《6,5周年ですよ! &120万PV大感謝! これからもよろしくお願いします!》 ギャルゲー転生 ヒロインたちを攻略しようとしたら俺が攻略対象でした!?  作者: mask
かぐやルート編

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かぐやルート15

「大丈夫っすか!?」

 金剛の声で俺の意識がハッキリする。

「ざーんねん」

 天はクスリと微笑むと俺から離れる。

「金剛くんじゃん。先輩を迎えに来たの?」

「ん? 二階堂か? ああ、先輩が倒れたって聞いて」

「そうなんだ。でも、もう大丈夫そうだよ。じゃあ私は行くね。また明日」

「おう、ありがとうな」

 親しいのか、互いに言葉を交わして別れる天と金剛の二人。

「知り合いなの?」

「え、あー、クラスが同じなんで顔と名前ぐらいは。そんなことより本当に平気なんすか?」

「ああ、もう平気。というか、どうして金剛が? 呼びに行ってもらったのは麻衣だったんだけど」

「あー、それはーー」

「ちょっと金剛くん!」

 遅れて保健室に来たのは麻衣とさくらちゃんだった。

「何で先に行っちゃうかな?」

「す、すみません。いてもたってもいられなくて」

 ご立腹の麻衣に頭を下げる金剛という奇妙な構図。

 二人ともいつの間に仲良くなったんだ?

「りっちゃ~ん」

 さくらちゃんが泣きじゃくりながら抱きついてくる。

 本当に俺の彼女は子供っぽいな。

 ま、そこが可愛いんだけど。

「急に倒れたって聞いたけど、具合でも悪かったの?」

 金剛への説教を切り上げた麻衣。

 その表情は何処か辛そうだ。

 可愛い妹も不安にさせてしまった。

 お姉ちゃん失格だな。

 でも、すぐに来てくれて嬉しくもある。

「もう平気だよ。でもちょっと不安だったから一緒に帰りたいと思って。部活は大丈夫だった?」

「うん。説明してきたからね。お姉ちゃんのことが大事だし」

「ふふっ。ありがとう。ほら、いつまでも泣いてないの」

 なかなか泣き止まないさくらちゃんの涙を指で拭う。

「皆来てくれたし帰ろう?」

「……うん」

 さくらちゃんが離れたので俺はベットから起き上がる。

「俺がおぶりましょうか?」

「え、いや良いよ」

 男として何か恥ずかしいし。

「病人なんだから無理しないの。こういうときこそ男子を使わないと」

「そうっすよ」

「じゃあ、お願いしようかな」

 俺は苦笑する。

 人を心配させておいて我儘は言えないしな。

 俺は金剛におんぶされて保健室を出た。

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