さくらルート キャストインタビュー②
記者
「では、ここからは《ギャルゲー転生編》を振り返っていきましょう。まず第一話ですが、朝起きたら美少女になっていたということですが、実際どうでした?」
立花
「いやーびっくり転生ですよね。せっかくギャルゲーの世界に来たのにまさかの女の子のなんですけど…… 初っぱなから詰んだわこれって(笑)。それが面白くてすんなり演じられましたね」
記者
「姉妹での共演ということでしたが」
立花
「第一話でしたから。私と麻衣もド緊張でしたね。Takeいくつまでいったんだっけ?」
さくら
「二十いかないぐらいだったと思うよ」
記者
「結構いきましたね(笑)」
立花
「そのぐらい緊張してたんですよ(笑)」
記者
「その後、さくらさんの初登場シーン」
立花
「はい。もうね。言葉では表せない可愛さでーー」
さくら
「え!? りっちゃんが答えるの!? えと、そうですね。私も初めてのシーンだったのでとても緊張しましたね」
立花
「噛んだもんね(笑)」
さくら
「あ、ズルい! りっちゃんだって噛み噛みだったじゃん!」
立花
「もう凄かったんですよ、現場。さくらちゃんが噛むたびに誰かしらが『尊い』って言って。周りが噴き出すっていう(笑)」
記者
「楽しそうな撮影でしたね(笑)」
さくら
「みんながイジるから頑張りましたもん。絶対噛まないって」
立花
「だからみんなでそわそわしてましたよ。いつ噛むんだろうって(笑)」
記者
「六話の放課後のシーンでは麻衣さんの演技が凄かったですけど。一緒に演じていたお二人はどうでしたか?」
立花
「ビックリしましたよ! 麻衣、怖って。女優の誕生だわって」
さくら
「でも、終わった後に『さく姉!』って来てくれたときには、思わずぎゅーってしちゃいましたね。妹に欲しいーって」
立花
「他所にはあげません!」
さくら
「でも結婚すれば妹だよ?」
立花
「確かにッ!(素)」
記者
「いやいやいや(笑)」
記者
「日常パートではお二人の過去が出て来ましたね」
立花
「そうですね。私からしたら仲違いの理由が分かったところでしたからね」
さくら
「あれは実話のところもあるんですよ。私、中学生のときは本当に暗い子でいじめられていて」
記者
「ええッ!? そうなんですか!?」
さくら
「はい。りっちゃんと出会ってからは思い出話ですけどね。最初は台本違かったんですよ。でも、私こういうことがあったんですって世間話のようにしていたら脚本の人の耳に届いたみたいで。もうそこからは早かったですね。脚本の人と打ち合わせして台本を変えて演じてって」
記者
「そうだったんですね」
立花
「私はマジで画鋲踏んだんですけどね」
記者
「え!? それは役で?」
立花
「いや、本当にさくらちゃんがいじめられているときに。朝、登校して上履き履いたら痛ッ! って。幸い先っちょだけだったんで血は出なかったんですけど。マジ誰だよってイラつきながら教室に向かおうとしたら隣の子が涙目で謝り出して。それがさくらちゃんだったんですよ。そのときは、お前かッ!って怒ったんですけど。実際は下駄箱には番号しか振ってなかったので、いじめっ子がさくらちゃんの下駄箱と私の下駄箱を間違えたらしくて。もうブチギレましたよね。当時、クラスが違かったので、さくらちゃんの教室に行って」
さくら
「あのときは私がヒヤヒヤでしたよ。りっちゃんが凄い剣幕で教室入っていくので」
記者
「それで、どうなったんですか?」
立花
「私が『誰だ、画鋲を入れやがった奴は!』って言ったんですよ。普通ならドン引きですけど、私当時ヤンキーだったんで皆が目を丸くしてて(笑)。あ、前科はないですよ。お酒もタバコも単車もしなかったです。ただ、喧嘩は強かったですけど(笑)」
記者
「ものすごいカミングアウトですね(笑)」
立花
「それで顔を真っ青にしてたグループが居たので『私に喧嘩売るなんて良い度胸だなッ!』って胸ぐら掴んだら逆に泣かせてしまいましたけどね(汗)」
さくら
「でも、おかげで私はいじめられなくなったんですよ。そのときの縁でりっちゃんが仲良くしてくれるようになって。私も王子様みたいな、りっちゃんが好きになっちゃって」
記者
「ハッピーエンドだったんですね」
さくら
「はい!」




