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《6,5周年ですよ! &120万PV大感謝! これからもよろしくお願いします!》 ギャルゲー転生 ヒロインたちを攻略しようとしたら俺が攻略対象でした!?  作者: mask
かぐやルート編

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かぐやルート20

「ふひー」

 俺は自分の席に着いて一息吐く。

 朝からかぐやのテンションに付き合うのは辛かった。

 メチャクチャ元気だな。

 朝が弱い俺には羨ましいぐらいである。

 ていうか、毎度のことながらどうして俺にだけはツンデレなんだよ。

 本当に苦手だわ。

 それとは反対にさくらちゃんは落ち込んでいるから後でフォローしておかないと。

 でも、恋人に嫉妬されるのもリア充ぽくて良いかもな~。

 マジリア充だわ、俺。

 今度誰かに自慢でもしようかな~。

「あ、おはよう」

「んーおはよう」

 声だけで友野だと分かったので机に突っ伏したまま挨拶を返す。

「昨日は大変だったらしいね?」

「昨日? 何かあったの?」

 えっ? と驚く声。

「何かって相島さんのことでしょ? 昨日、校門で倒れたって」

 ……話が早いな~。

 そういえば周りに下校中の子が居たような気がするし、おかしくもないか。

「ちょっと気分が悪くなっただけだよ」

 もう使い慣れてしまった言葉を返す。

 さて、かったるいがそろそろ起きるか。

 ミルクティーとラノベを準備しないと。

「相島さんを助けた子って、神崎さんと一年生の"二階堂"?」

 ん?

 そこまで詳細が伝わってるのか。

 まあ、でも隠す必要もないし。

「そうだけど……?」

 何故か友野の瞳が厳しく細められる。

「簡単に約束を破って。唾つけて縄張りの主張か?」

 自分の世界に入って何かをブツブツ呟き始める。

 何か急に雰囲気がピリピリする。

 こいつこんな奴じゃないよな?

「……何か気になるの?」

「えッ!? あ、いや~こっちの話だよ。相島さんは気にしないで。少し気になっただけだから」

 おどけたような返事。

 そう言われたら逆に物凄く気になるんだが……。

 踏み込んだら戻れなくなるかもしれない。

「………………」

 だけどもし、友野が別の意味でもヒロインを攻略するお助けキャラだったら?

 天に対抗出来る術を持っていたとしたら?

 味方になってくれるとしたら?

「大丈夫、相島さん?」

「なあ」

 仮定を放置出来ない。

 訊くならチャンスは今しかない。

「瞳とか絆ってワードで思い当たることがあったら放課後残ってくれ。私から話したいことがある。それに二階堂 天って子についても」

 どっちか片方だけでも良い。

 今はひたすら味方が欲しい。

 頼む!

「何言ってるの急に? 瞳とか絆とかって。ポエムか何か? 作詞でもするの?」

「あ、いや。そうじゃなくて」

 笑われてしまった。

 当てが……外れた。

 やっぱりそう上手くいかないのか?

「……良いよ。放課後だね?」

「え?」

 友野のいつもと変わらないはずの笑みに俺はごくりと唾を呑んだ。

 御都合主義万歳。

 

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