結果発表!!
<<<さぁ!!!今年の美少女コンテスト優勝は!!!>>>
会場にドラムロールが鳴る
<<<一ノ瀬梨梨佳さんです!!!!>>>
<<<<わあ~!!!!!!!!!!!>>>>
会場の歓声が一気に盛り上がる。
「やっぱり」
美和さんが言う。
「素人が見ても梨佳以外の優勝はありえないでしょ」
梨沙さんも言う
確かに生け花だったりランウェイの歩き方やポーズとか
他の女の子とは違ってたましたし贔屓目なくても納得です
<<<それでは一ノ瀬梨佳さん!優勝してみてどうですか??>>>
『え~っと・・・男の子が女の子に勝ってしまうのはどうかなとも思いますけど
嬉しいです!!』
梨佳さんが言う。確かに美少女コンテストの存在意義を壊してしまうような結果になりましたけど。
でも可愛いのだから問題ないと思います!
<<<それでは会場の応援してくれた方にメッセージをお願いします>>>
『え~っと皆さんのおかげで優勝することが出来ました!!男なのでちょっと複雑な気持ちは
ありますけどいい経験が出来たと思います!!ありがとうございましたっっ』
<<<それではこれにて美少女コンテストを終了致します。また来年お会いしましょう!!>>>
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ガチャ
「梨佳~!」
お姉ちゃんが控え室にきた。
「お姉ちゃん~っっ!!」
「優勝おめでと~!」
「ありがと~!!まさか優勝しちゃうなんて思わなかったょ・・・」
「凄いよ!!しかもあのピアノ・・・・梨佳があんなに上手なんて知らなかったよ」
「前にやってたけど今の家にピアノないからね・・・・」
「まぁ確かに・・・な」
ガチャ
「梨佳くん!!!」
「あっ先生!!」
「優勝おめでとう!」
「ありがとうございます!先生の着物のおかげで頑張れましたっっ!!」
「似合ってたし優勝できたしも~先生は嬉しいわ!!!」
「まさか優勝しちゃうなんて思いませんでしたけど」
「いやいや優勝候補筆頭だぞ?」
お姉ちゃんが言う。
「え?そうなの??」
「競馬で言ったら単勝1.1倍だ」
「え?そうなの?」
「ディープインパクトだな」
「そうだったんだ知らなかった~」
「梨佳くん、優勝のプレゼントなんだけど」
先生が言う。そうだ優勝したらプレゼントくれるって言ってたっけ?
「今日着た着物梨佳くんにあげる」
「え???」
「今日とっても似合ってたしせっかくだから」
「いやいや、先生あの着物すっごく高いんでしょ??それは流石にもらえないです!!それにもう僕あれ着るかもどうか分からないですし・・・・」
「う~ん実はね梨佳くん、あの着物ああ見えて結構年数が経ってて見えない傷がけっこう付いてるの。だからレンタル用だったんだけど最近は倉庫にずっと保管していて、倉庫にあっても邪魔になるだけだから捨てるしかないんだよ。だからせっかくだし梨佳くんにと思って・・・」
「先生・・・・・けど・・・」
「先生ほんとにいいんですか??梨佳の為にいくら捨てるとはいってもそんな高い着物を」
お姉ちゃんが言う。
「もちろん、捨てるんだったら誰かにあげたほうが全然いいし、こんなに可愛い顔なんだもの、男とか女とか関係ないよ」
先生が言う。
「梨佳、先生がそう言ってるんだからこんなチャンスないんだしもらえば??」
お姉ちゃんが言う。
そうは言ってもな~車買えちゃうような着物なのに~・・・・
「欲しくないの??」
お姉ちゃんが言う
「欲しいけど・・・」
「それじゃ決まりだね!!今日は着付けしてあげたけど今度教えてあげるから」
「先生・・・ありがとうございますっっ」
「先生ってただの変態教師じゃなかったんですね・・・・」
お姉ちゃんが言う。
「変態教師には間違いはないけどただ梨佳くんは本当に可愛いし私は梨佳くんが一番似合う格好を
してもらいたいだけよ~!!っまその顔の男っぽい格好も見てみたいとも思うけどねww」
「先生・・・・ありがとっ」




