実習
「梨佳ーどうだったー??」
「うーんまぁまぁかな」
「ちょっと見せてみ?」
92点98点97点100点89点95点97点
え?なにこれ、超優秀じゃん・・・
これでまぁまぁって、
「お姉ちゃんは??」
「私もまぁまぁかな!」
嘘だけど、赤点1個あるけど、、、、
「そういえば来週からの宿泊行事の班誰となったのー??」
梨佳が聞く。来週から日光で宿泊行事があるらしく
前の時間に班を決めた。
「美和と夏蓮と愛梨のいつものメンバーだよ」
「そうなんだ!よかったねー♪ぼくは裕太くんたち!」
梨佳が言う。
なんかテンション高いな、楽しみにしてるのか。
「梨佳おまえ私と一緒じゃなくて寝れるの??」
「あっ・・・」
この反応、これは全然考えてなかったな。
「一人で寝れるもんっ!」
梨佳が言う。
ほんとかよ、この前も風の音が怖いとかいって
私のベッドにきたくせに
「まぁ無理するなよー??」
「してないもんっ!」
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「これとーこれとーどっちにしよーかなぁ・・・うーん迷うなぁ」
なにしてんだ梨佳のやつ??
「ピンクだと女の子っぽいしなぁ・・・かといって青とか似合わないしなぁ」
実習に持ってくパジャマの色で悩んでんのか。
ってかパジャマの色で悩むって・・・
女かよ・・・私なんて悩んだことない・・・
神様なぜ私たちの性別を逆にしなかった!!!
「ど、れ、に、し、よ、う、か、な、か、み、さ、ま、の、い、う、と、お、り」
青になったな。
でも神様は信用ならねーぞ。
「やっぱこっちー!!!」
変えた!?!?
ってかいまやったの意味ないじゃん!!
ほんとおもしろいやつー笑
「よし、これでいーか!制服の代えも一応持ってかないと、何あるか分かんないからね!!」
制服の代え持っていくのかよ、
あっいいこと思い付いた!
あいつが寝てからちょっとやってやろ。




