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幼なじみに首輪をつけるのもやむを得ない……っ!  作者: 真野英二
第6話 「霞音<カノン>または自己犠牲について」
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 箱をかざしながら、不機嫌そうな表情でカノンがマナを追っている。

 マナが空中をジグザグに飛びながら鞠を撃ち込んでくるのを、箱から五月雨さみだれ式に矢を飛ばして迎撃しているのだった。

 マナの鞠は、全方向に撃ちだすことのできるホーミングミサイルのようなものだ。元はひとつだが、操縦できる限り数を増やすことができる。今は十二。それらが空中で方向を急に変えながら、カノンを襲っている。

 一方、カノンの“箱”が圧縮できるのは、基本的には無機物に限る。「基本的に」と言った通り、生命も圧縮することはできるのだが、時間がかかる上に必須の条件が少し多い。最たるものは「気絶している状態」でないとできない、というところ。

 マナの直接攻撃を受けている最中にそれを使えるわけもなく、今は鞠の同時攻撃に対して三面防御で相殺しながら、隙をみてマナに攻撃を仕掛けるくらいしかできない。

 その意味で、カノンの最も相性の悪いのがマナであった。

 「こっちこっち~!」

 鬼ごっこをしているようなマナの明るい声が響いた。

 カノンが声のした方向を見上げると、斜め上方にマナが止まっていた。

 「そこを、動かないで」

 もちろん罠である。

 それはわかっていたが、カノンは低音の気合を発した。

 マナの移動範囲は彼女の右、向かって左に偏っている。瞬時に計算して、左に分厚く上下と右にはピンポイントでくさびを打つつもりで、手持ちの最速の武器、小さな鉄球を無数に打った。致命傷にはなりにくいが、少しでも当たれば動きを制限できるはず。

 「きゃっ!」

 マナは慌てたようで空中でバランスを崩し、鞠を寄せて防壁を作った。低い金属音と布が裂ける音。

 「いたたっ!」

 マナの肩口の布が裂け、支えていた胸元がぶるぶるんと震える。

 カノンが追撃しようとして、かざしていた箱を一段高く上げる。

 マナがそれを見て取って、右にフェイントをかけながら左に流れた。

 カノンは予測していたのだろう、迷いもなく追尾して、わからないくらいに薄く笑う。

 一撃を確信したカノンだったが、その瞬間に後ろに気配を感じた。

 ポチが法輪を持って、カノンの後ろから迫っていた。えー、この期に及んで薄らにやけ顔である。

 ほとんど反射的に、カノンが加減なく右手を振った。

 「ぐほっっ!」

 ポチのみぞおちにカノンの拳がまともに入り、悶絶したポチが高々と空を飛び――屋上の柵を超えて(ポチの身長の二倍くらいの高さだが?)、一瞬金網に足を引っ掛けてから、姿を消した。

 「ちょっちょっと! ポチ!」

 思わず叫ぶハクと、小さな声を上げて目を伏せるアム。

 「うあ、ああぁぁぁぁっっっ!?」

 哀れポチ、一巻の終わりである。

 「幼なじみに首輪をつけるのもやむを得ないっ……!」最終回であった。真野先生の次回作に乞うご期待!である。


 で、重力の法則に従い、痛みと恐怖に顔をひきつらせたポチが屋上から落ちて行くわけだが、残念ながら死なない主人公である上に、葉の生い茂った木の枝が柔らかいクッションになり……いや、それほどでもない。

 結構な勢いで校庭にどどん、と落ちたポチである。

 「……うぉぉぉぉ、頼むからギャグにしてくれよ……」

 ポチは尻に手を当てながら、おちょぼ口で細かく震えてしばらく痛みに耐えていたが、荒い息をついてから哀しそうに呟いた。

 「痛えよチキショー……。ふざけんなよクソジジイ。何だって俺がこんなこと、くそぉ……」

 よほど痛かったのか、半泣きになりながら結跏趺坐を組むポチである。


 屋上と空の間では、体勢を立て直したマナが鞠をあたう限りの数に増やしていた。的にならないように、高速で空間を飛びながら鞠を操る。

 高速で∞の形で動くもの、上空で円を描きながら急角度で上下動を繰り返すもの、降下と上昇を繰り返しながら少しずつ角度を変えるもの、すなわち蜂と鷹と梟である。最も効率的な獲物を狩る動き。

 とりあえず動きをプログラム的に固めれば数は多くできるのだ。撃墜の可能性を高めるために数を最大限に増やし、全方位の死角から鞠を撃ち込む――ただし、相手がカノンであれば三合が限界だろう。

 屋上では、マナが勝負を賭けた気配を感じたカノンが、床にしゃがみ込んだ。

 射撃有効面積を小さくするのもあるが、もうひとつ、カノンには七妖でもトウマしか知らない奥の手を発動するため、精神を統一する必要があった。

 空間圧縮。

 対象物の圧縮が可能であれば、空間を圧縮するのも可能である道理だ。

 問題は、空間には触れることができない、ということ。

 すなわち、有機物ではない、空間にさわれる何かを対象とすることによって、ある範囲の空間ごと圧縮が可能となる――つまり、結論として、魂魄の手を自ら切り取って、今はマナに弾き飛ばすことでその周辺の空間ごと圧縮できる。

 文字通りの、奥の手であった。


 ――魂魄を切り取る、ということがどんな痛みをもたらすか、わかるだろうか?

 誰もが考え違いをしているが、人は脳によって記憶を保つのではない。全身の細胞で記憶している。脳はただアドレス整理をしているだけだ。

 故に、魂魄を切り取る、という痛みは、そもそもの物理的な痛みの比ではない上に、切り取った分だけ確実に自分ではなくなる、という長い空白の痛みをもたらすことになる。

 カノンはかつてそれを自分を守るために使ったことはなかった。

 彼女の徳目は“忠”だ。

 姫と仲間のために、感情を、記憶を差し出して、守ってきた。

 いつもいつも。

 その彼女が、今は仲間を討つためにその能力を使う。

 カノンの無表情な裏には、うかがい知れない葛藤があった。


 飛びながら鞠を放つマナ。

 全方位に堅陣を張って防御するカノン。

 一合、二合、三合の波状攻撃を経て、四合にいたる刹那、攻撃の隙間がほんのわずか生じる。

 カノンがすみれ色の眼差しを上げた。

 行動には意識的・無意識的のパターンがある。高度に積み上げてもなお、カオス理論のマルコフ連鎖モンテカルロ法によって、複数のランダムなパターンの近似値を計算することは可能だ。

 簡単に言えば、行動の予測が“勘”ではなく数値に基づいて可能になるということだ。直観は超高速な論理演算である。千年前の七妖たちはそれを身体で理解している。

 と、マナの眼の前で空間がゆがんだ。

 だいぶ目くらましを重ねたつもりだったが、カノンにはそれも効果が低い。

 マナにもわかっている。

 だからこその三合。

 あとは、本能と反射神経を信じるのみ。

 右半身を歪みが覆った。

 空中であおのけに身体をひねり上半身を脱出させ、ゆがんだ空間から鞠を力いっぱい自分にぶつけて下半身を弾き出すのが精いっぱい、右腕が残った。

 「やばっ」

 空間が収縮する刹那、マナは鞠を破裂させた。

 ぼろぼろになった右腕がかろうじて戻る。だが、血まみれで使い物にはならない。

 「っつ……。まったく、もうカノンてば」

 マナが眉を八の字にして、おどけた笑顔になった。


 わずかにうなずいたカノンだったが、法力の高まりを感じて辺りを見回した。

 そして、先ほどポチが落ちて行ったあたりから、それが生じるのを感じて、攻撃をしようとして、やめた。

 ため息をついて肩をすくめる。


 「げほっ、げほっ……」

 結跏趺坐の形を取っているポチである。

 金剛杵を持ち、宿曜計を見つめていた。

 カチカチ、と宿曜計が時を告げる。

 内周に金行が示された。

 「マナ、会長さん、悪いな。サンキュー」

 ポチが金剛杵を振り上げた。

 禁呪である。

 「金行、危宿きしゅくに発し、天権星てんけんせいに至り、絶命ぜつめいを伏す。以て胃宿いしゅくに止まり、さがを寄すべし!」

 ポチが空中に金剛杵を振り下ろすと、そこから白色と黄色の光が立ち昇った。

 その光はすごい勢いで屋上へ、そしてそこから斜め上に吸い込まれるように消える。

 屋上では、カノンが微妙に唇を噛んだまま、白色の光が見る間にまとわりついて、白い繭になった。

 光がゆっくり収まると、ハクがげんなりした顔になり、低くうなった。アムはしばらくそれを見つめた後、眼を伏せてため息をついた。



          ☆



 ヤミとメイに左右から支えられ、ポチは階段を昇っていた。

 身長差があるので、ふたりの肩に手を置いている。

 「ったく、世話がやけるな」

 「大妖に力を貸されるなんて、情けないと思わないんですか?」

 「へへ、悪いな。でも……」

 ポチが少し言い淀んだ。

 「……なんか、お前らっていい奴だよな」

 「は?」

 「っていうか、普通の奴らだと思う」

 「……ふん。つきますよ」

 屋上のドアをメイが開けた。


 いつものように、カノンが空中で縛られている。

 手を後頭部のあたりで縛られ、右足のひざが胸に当たるくらい引き寄せられているため、あちこちがあわや丸出しである。

 豪勢な筆文字で、「湖水こすい独鶴どくかく」と。まさに湖水で孤独に佇む、気高い鶴のごとき姿であった。

 「み、見事なりっ!」

 「何がだよ」

 握り拳を振り上げたポチに呆れて、ヤミとメイが離れた。ぼてんと倒れるポチ。

 「いって! くそぅ」

 ぼやきながら立ち上がり、カノンへ近づいていく。

 カノンは無表情に戻っている。

 「悪いけど、封じさせてもらうぞ」

 「……鼻血くらい拭いた方がいい」

 「ち、違うしっ! 興奮してるわけじゃねえしっ! 屋上から落ちたら普通鼻血くらい出るだろっ!」

 わめいて否定するポチである(いや待て、普通鼻血ではすまない)。

 「これは、やむを得ないんだよ」

 「サービス的に」

 カノンが無表情でつっこんだ。

 「そーゆーこと言うなよもうっ!」

 後ろに回って法輪をポチがはめた。カノンの姿が二重写しのように消え、代わりに全裸の女性がどさりと倒れた。

 「こ、コーチっ!?」

 「あぁ、やっぱしか……」

 アムとハクが同時に声を上げる。

 倒れているのはバトン部の神谷コーチである。眠ったように横たわっている。

 「こ、これはいかんだ、ろ……」

 ポチが再び鼻血を流しながら、はかなげな声を出した。

 「ちょっと見るなダメ犬っ! 人豚にするよっ! って……」

 ハクの罵倒が響く。

 まだ拘束の術の効果が残っているようで、ハクはいつものような後頭部攻撃ができない模様である。

 だが、ポチが全身から力が抜けたように座りこんだ。

 ゆっくりと後ろに倒れていく。

 「ポチ? ポチっ!?」

 ハクの声にも応えず、糸が切れたようにポチは倒れ込み、気絶した。



          ☆



 温泉旅館・たちばなの客室である。

 布団に寝かされていたポチが、はっと目を覚ました。

 頭部全体のうずきがひどい。

 「痛って! って……」

 ポチの斜め右には座卓があり、そこでハクが突っ伏して寝ている。うん? と首をかしげながら頭を恐る恐る触ると、包帯が巻いてあった。誰か、たぶんハクが手当てしてくれたのだろう。

 「ふぐっ……うおおぉぉっ!?」

 唸りながら上半身を起こす。

 「ハク……」

 ポチは起こさないように呟き、そして、座卓に置いてある木のパズルに目が留まる。


 温泉に浸かっているシチヨウーズである。ヤミ、マナ、メイ。

 「ふいぃ~、あーいい湯だな、なあカノン?」

 カノンが少し離れた場所で縁に腰かけている。いつものように温泉に呼び込んだのだ。

 ヤミの呼びかけに、カノンはぷいとそっぽを向いた。

 「なんだよもー。裸になりゃみんな同じじゃないか」

 「……あなたのそういう所が嫌い」

 カノンのにべもない返事に鼻白むヤミである。

 「あと、みんな同じじゃない。私の方がおっぱいがある」

 「んだとコラてめぇっ!」

 ヤミがカノンの足を引っ張った。

 湯船に落ちたカノンを、ヤミが迷企羅直伝のこちょこちょをしかけた。

 「がふふっ!」

 カノンがお湯を飲みながら笑いをこらえている。


 大妖たちから少し離れたところで、神谷が石にもたれて脱力していた。

 「あー、たまにはいいなぁ、温泉。いいなぁ橘の奴」

 神谷コーチの周りには、アム、ノア、燕がいる。

 「あの、コーチ、自分が憑代、て意味、わかってもらえました?」

 「わかったわかった。で、この首輪をつけとかなきゃいかんてことだろ。はいはいはい」

 神谷は温泉を満喫中である。たぶん聞いたことの半分も理解してない。

 「随分投げやりだなこの人……」

 燕が胡乱うろんな眼で神谷を見つめた。

 神谷は一瞥して鼻で応える。

 「とり乱してもしょうがないだろ」

 「考えるのがだるいだけなんじゃ……」

 「それもあるなぁ」

 ため息をつくアム、ノア、燕である。

 「長く生きてると、色々自分の自由にならないことが出てくるもんなんだよ」

 神谷が訳知り顔に呟いた。

 「あっ」

 突然、神谷が三人に顔を向けた。思わずひく三人。

 「なあ、これ酒ないのか?」

 いつものキリリとした神谷コーチはバトン中限定で、普段の彼女は干物系か飲ん兵衛系であるようだ。がっかりするかギャップ萌えするかは人によって評価が分かれるところだろう。


 「お前の憑代、なんか面白いな」

 からからと笑うヤミと、無視するカノン。

 マナがにやにやしながら泳いできた。

 「ねえねえ、今、ポチくんの部屋にいるのってハクちゃんだけだよね。ぐふぐふ。なんかイケナイ事になってないかなぁ?」

 マナの上ずった声が耳に届いたのか、アムの顔が微妙に引きつる。

 先ほどポチが倒れた後、ハクがてきぱきと状況をまとめ、たちばなに戻ってきたのだったが、なんとも出遅れ感というか罪悪感というか、自分があまりポチのケアに絡めなかったので、内心穏やかではないアムである。

 ニヤニヤ笑いのヤミの隙を見て、カノンが沈める。ヤミは笑ったまま、ぷはっと水面に出てきた。

 「さてなぁ。薄い本ならそういうのもアリかもな」

 「私たちだと条例にひっかかるでしょうしねぇ」

 「目をつけられる前に荒稼ぎするべき」

 しれっとカノンが同人事情に精通したコメントを残した。


 ポチは客室で起き上がり、真剣な顔で座卓に向かっていた。

 「ふ、ふふふふ、どうだ」

 夕闇迫る客室で、不気味に笑うポチ。陰影がなにか不吉な印象を与える。

 座卓の上には、木のパズルで苦心して作り上げた「T」の形が不安定に出来上がっていた。

 その脇で眠りこけているハク。右腕を軽く動かした拍子に、パズルに当たって崩れた。

 「いやん!」


 たちばなの玄関先には、ヤミとメイとマナ、アムとノアと燕が見送りに出ていた。浴衣姿である。

 カノンは先だってのキリたちと同様、出ていくことを選んだ。

 「……本当に行くのか?」

 ヤミが少し真面目な口調で言った。

 カノンは小首を傾げ、ヤミを見ないように応える。

 「姫様の無念を晴らさなくてはならない」

 「……姫様が本当にそれをお望みだと思うか」

 メイとマナもカノンを見つめる。

 カノンはきびすを返した。

 「……もう、無理」

 「カノン」

 「できたら、もう会わないほうがいい」

 カノンが考え込んだように、ゆっくりと外に出ていく。

 「次は、殺し合いになる」

 そのまま、後ろ手に戸を閉めた。振り返らずに歩き出す。

 ヤミたちは黙って見送った。


 玄関近くの応接セットの脇、皆がカノンを見送っている間も、神谷はマッサージチェアにかかっていた。マッサージチェアの専門メーカー製で、人体工学の粋を極めたマッサージが受けられるという代物である。

 ハクの母を初めとした橘家と菱百合家の面々は、前も言ったが胸周りがゴージャスなので、いきおい肩凝りが厳しい。このマッサージチェアはお客さんのためというより、自分たちのためであった。

 深夜の仕事終わりで、菱百合家の姉妹が横たわってマッサージにかかっている有様は、おっぱい星人たちならずとも、いや男女問わず見入ってしまうほど壮観である。

 その珠玉のチェアにより、今は神谷が幸福を満喫している。

 ノアが若干気遣わしげに呟いた。

 「なんか、複雑そうだね」

 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ」

 アムが複雑そうに受ける。

 「そう、だね……」

 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ」

 燕がむしろ楽しそうに親指を上げた。

 「新たなる戦いの予感、か……」

 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ」

 「ってうるさいなあんたはっ!」

 「あ?」

 神谷コーチが不思議そうに片眼を開けた。






「力持つ故に陥った孤独。孤独故に得られた力。真実と嘘は同じ数だけ存在し、蓋を開けたら死ぬ猫のように、常に揺らぎの中にある。瞬く星の何処かには、世界の真理の答えがあるのだろうか。次回『アユイの告白! 忍び寄る十二神将! そして現れる怪僧、円海!』当てどもない流浪の旅人は、虚空を彷徨さまよい続ける――」

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