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晒すわ日記  作者: こさじ
第五章・へっぴり読者のすゝめ
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vol.92 『経験値を乗り越える目安』



 経験値といえばいいのか上手い言葉が出てこないのですが、読書にしかり絵にしかり、また書くにしても他人や自分自身からのツッコミで「これ…アレみたい」と思うこと、思われることはある。

 私も言われたことがあるし、思ったこともありますが、何か別のものに似ていると感じたときに手を止めるか進めるか……どうでしょうか?


 私は、「8割気にしない、2割悩む」ですかね。たいていは気にせず描いたり読んだりもしくは書きます。気にしてたらキリがないといいますか、まっさら新しいものってやっぱり無いと思っているんで、まーその似ているかもしれない部分を乗り越えたいと頭を悩ませます。

 ただ、気づいただけマシかなって。すごく忘れっぽいので、覚えていることに安心するのと軌道修正が出来るから良かったなって。「じゃあ、自分だったらどうするか」を考えられるので面白いと思う。

 逆に、無意識に、何も特に考えてなかったのに「似てんなこれ」となっていたら、自分は少しも成長できないんじゃないかと不安になります。

 似ているだろう別の作品の真似だけしているんじゃないのかって…自分はそれで満足なのかって自分自身を残念に思うのであります。


 今回は、読んでいて思ったのですが、たぶん掠っている程度だと思うんですが、ふと別の作品を思い出す…。有名なゲームの登場人物が脳裏を一瞬過る感じ。それで、やはり他に似ていることがないかって探してしまうんですよね。気になる2割に食い込むとさ(汗)

 けれど、その探りを越える面白さを見出すことができれば気にならない8割に行ってくれる――有意義な読書時間になるのであります。

 その乗り越えるには、作者さんの気付きがあって乗り越えた作者さん独自の要素があるか、また同時に読者の私自身で「これは似ているところもあるけれど面白い話」と思ってくれるかどうか。

 

 そのままパクリとは違う、リスペクト…もオマージュかもわからない些細ではあるけれど「似ているかもしれない」を刺激されたとき、文体が好きか嫌いかで決めるしかない。

 

 ……うん、何を言いたいのかここまで書いといてわけがわからなくなってるのですが、自分の作品が「何かに似ているかもしれない」に気付く目を持っているか、気づいたとしても乗り越えられるだけの目でもって見ることができるのだろうかと思ったのでありました。

 偏り過ぎて何もかも見過ごしてしまうとか、一切全く何も気にしないである意味関心がない状態で創作することも、創作されたものを見ることもないようにしたい。

 そうなりたい…(´・ω・`)


 以上です。

('・ω・')


「気にしない8割、気にする2割…

 受け入れる8割、受け入れようかどうか考える2割。


 気にしない、受け入れるにはいつでも気にすると考えるがひっついていて、結局ぜーんぶで結果を出しているんだろうなと。

 私はなろうでどういう読者でいたんだろうと思うのであります」

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