Vol.８０　『長いタイトルを改めて思う』

　完結済み作品を漁ること――今は2021年6月の途中であります。

　ま、色々条件は付けてありますが、こうして漁ってみると長いタイトルはあまり見かけていないような…。

　私の思う長いタイトルというものは、「スマフォを縦にしたときに"四行以上"ある」それが長いと感じております。

　三行は結構みますが、四行以上のものは少なかった。もしかしたら、除外にしている"ハーレム・逆ハーレム"に多いんでしょうか？　……確認はしてません。

　逆に、ランキングに載っている四行以上の作品について「読者さん…よく見つけたな」なんて、たまにすごい圧を感じるタイトルだらけが上位に並んでいたことがありましたが、珍しいことなんじゃないだろうかと思うほどに10月〜７月まで二,三行のタイトルが多かったです。

　長いタイトルって、どこから長いグループなんだろ？

　ちょっと不思議に、あとはランキングの見方が変わったように思います。以前は、長いタイトルについて文句を言っておりましたが、すみませんでした。

　ただですね、長いタイトルもしくはもしかしたら(・・・・・・)長いニ,三行タイトルよりも、短い一行タイトルの方が目に入りやすかったです。スクロールさせたときにパッと、ね。長いとただの塊に見える……と言ったら怒られるかもしれませんが、「なんか流れてったな」で続く短いタイトルで手を止めてあらすじまで確認してました。

　また、流行りのワードですが、たとえば"悪役令嬢"とか"婚約破棄"とか、長いタイトルと組む合わさってあると「いつものか〜」で流してしまいますね。

　反対に、"短いタイトル＋流行りのワード"だとあらすじを確認したり、履歴へ保存して読んだりしてました。

　タイトルの長さはこのエッセイでも書きました通り「作者さんの好きにつけたらいいと思う」で変わりませんけれども、人気ワード・流行りのワードと組み合わせるときは読まなくてもいいような雰囲気が醸し出されるので、せめてあらすじまで確認させてくれるようなタイトルを考えて欲しいところです。

　あらすじを開かないと『この小説を読む』ボタンすら出てきませんから……。

　そんな一読者の意見でありました。

　以上です。