Vol.７３　『前書き後書き』

　前書き後書きクレクレ問題――ではなく、前書き後書きに何か書くとどう思われるかという私個人の話。

　ちなみにクレクレ問題については「大して何とも思わない」です。ただし、前書きにずらずらと書かれると折角これから物語の世界に入ろうと思っているのに出鼻をくじかれて萎えることはある。

　後書きに書かれている分には、自分の特殊？な読み方があるのと、コマーシャルみたいなもんだと思っているので気にもならないです。

　もっとぶっちゃければ、エッセイで「評価しよう」作品がランキングにあがってくると、「声がデカイ特大のクレクレがきたな」と思う。ランキングに押し上げているのは読者さんですけどね…。

　さて、前書き後書きについて。このエッセイではよく後書きを使っています。呟き……以上に長いときもありますが呟きます。

　それで、別の使い方でイラストを貼ってみたり、ゲーム日記のときはプレイの中で思ったり考えたりした細々としたことを気が済むまで追記として書き続けたりしてます。本文よりも長くなったりします(汗)

　とにかく、後書きは"追記"という意味で、私は書くことが多いです。

　

　それに比べ、前書きの使い方としては、ほとんど書くことがありません。先に書いた理由の通りなのですが、たまに"注意書き"などで使うことが多いです。ポツっと書くくらいです。

　

　これまでに人様の前書き後書きを見て「これは秀逸だな！」と思ったのは、前書きで"これまでのあらすじ"が書かれてあったことで、後書きでは"その物語の世界で売られている雑誌の内容"が書かれてあったことです。

　後書きの方はね、本当に読むのが楽しかった。物語の本編にはほとんど関係ないことなのですが、世界観の補足の仕方に感動しましたね。つい次話でも出てくるのかなと、最新話が投稿されたときは一番に後書きをチェックしたり(笑)　よく作られてあった作品だったと思ってます。

　前書きの方は、本編に入る前に忘れていたこともあったのでありがたかったです。ただし、毎話やられていて「ウザイな」とも思ってました。

　"前書きこれまであらすじ"は、章の初めの一話だけでいいかもしれません。そういう作品も一度見たことがあったかな〜。

　たまに、前書きでも後書きでも登場人物紹介が書かれてあるのを見かけるのですが、ありがたいと思う反面やはり前書きに長く書かれてあると萎えますね。後書きは、短編もので見かけることが多いのですけども、本編に描かれてないことばっかり書かれていると、それらを本編に書き込んで物語にしたらいいのではないかとモヤっとします。

　なんというか、「そんなにしっかり設定を作っているのにもったいないな」て感じです。

　

　

　以上、まとまってませんが前書き後書きの話でした。

　これを読んでいる方は、どんな前書き後書きしたことありますか？　もしくは目にしたことがありますか？

　結構、前書き後書きを見るって面白いと思います。