Vol.71 『好きなこと』
前回の思考から立ち直っていないまま、書き溜めております。一週間分は予約投稿で頑張ってみようと思うのだ。
子供の頃は三日坊主にもいかない、一日…一日半ぐらいで飽きてしまい、継続させることが苦手で大嫌いだった。今は、辞め時がわからない。
だから、「ここまでは頑張ろう」と小さい目標を作る。子供のときにも親や先生にも言われたことがあったけれど、全く響いてこなかったのを憶えている。……なんでだろ。
まあ、それはいいとして今回の話は「辞め時を失ったからエタったのか、ただ書く腕がなかったからか」であります。
書き始めのときは、エネルギーが有り余っているおかげでやる気と混ざり合って爆発的に書きまくる。何話まで書こう、何文字まで書こう、あの場面まで書こうを大人になってから覚えた目標を決めて一応書くのだが……一応は脆い。
楽しすぎてやりすぎて書きすぎてペースなんて言葉を思い出すこともなく、燃え尽きる。燻りさせ残せない。カスとなる。
だからって、エタりたくてエタるわけでもない。
懲りずにまたやらかし、それを繰り返すようになる。
書いている最中は色々考える。悩むし悶えるし、調べまくるし、ちょっとのことで辞書を引く。
でも続かない。
書くことは好きだからいまだにこうして書いてはいるが、「物語を書く」という才能はないと思っている。設定を考えるのは好きだし、それを脳内でこねくり回しているのも大好きだが、形にすることに手間取る。
いや、何したらいいのかわからない。思い浮かばない頭でなんとか出てくるのは「好きな作家さんの本を読むこと」だけだ。
しかし、読んだからって身になんてならないことを知った。模写する練習をすればいいと目にしたこともあったが、正直、する気にもなれなかった。
成長しようという気持ちを育てられなかった。
書くことは「ただ好き」だけでやってます。
描くことは「ただ好き」と「観察しよう」と「挑戦しよう」と「反省しよう」と「自分を褒めよう」と「振り返ろう」と「調べまくろう」と「自分の現在の力を知ろう」と「目指すものを明確にしよう」と「それに達するためを考えよう」と「下手くそであること認知しよう」と「そこから自分が描けるようになるにはを探ろう」と「一歩前進するために必要なだと思うことを試してみよう」と「他の人が描いたものをいっぱい見よう」と「良いものは良いと思おう」と「嫉妬したら嫉妬した部分を自分だって出来るはずだと信じよう」と「スランプになったら丁寧さを思い出そう」と「どうしても落ち込むときはいつでも復活できるアイテムを揃えておこう」と、
「面白いを合言葉に自分の成長を見守ろう」
でやっている。
思考の幅が違いすぎるのだから、成長もしなければ実感もできないし、完結させることなんてできるわけもないと、今現在書き出してみてわかった。
腕がないからとか、才能がないからとか、それ以前に真剣さがないからなんだなと思う。
書くことに迷ったとき、書くためにやっていることを書き出すと自分がどれだけ好きなのかわかるかもしれない。
以上です。





