Vol.70 『マーブルな関係』
作者で読者、読者で作者。
ふと思い浮かんだのはマーブルアイスだ。
分けてそれぞれの視点から意見を書くことが多いが、思えば混ざり合っている意見だなと。マーブルの意味は混ざり合うではない?ですが、読み専のままなら違ったのかもしれないと思うことがある。
また、ブクマを外してしまった……。
外すためにブクマをするわけではない。しおり扱いでもない。私の中でブクマの位置付けは一番である。
ブクマ>>>評価>>感想
こんな感じ。
前回は「主人公の性格が想像をぶち破いた」からだった。あらすじやキーワードに書かれてあったことで気持ちの準備はしてあったけれど、それ以上だったという話。
今回は、「え…そういう書き方するの?」といきなり書き方が変わったように見えたからだった。
どういう書き方をするかは作者さん次第なので気にしないことがほとんどだけれど、めちゃくちゃ違和感というか別の作品を読んでいるような……上手く説明できないのだが、最初の内から披露して欲しかった。
ちなみに引っかかったのは、(心情)の書き方だ。
(心情)で書かれた物語を読んだのは初めてではない。これまでに幾度も読んできた。今回、外してしまったのは自分の頭が混乱してしまった――が大きいのかもしれない。
一人称視点で書かれ、常に思ったことが駄々漏れ状態でいて、最新話にて急に登場した。ムーンライトの方の作品で、もしかしたらR18部分だけは(心情)で書く予定なのかもしれない。
物語の中で初のR18場面だった。
もし、これがすでに流れが出来上がっていて当たり前になっていた完結作品であったり、完結していなくとも話数が多くあったなら何も引っかからなかったかもしれない。
"かもしれない"ではなんとも言えないのだが、数話でブクマするのは危ういなと思ってしまうのだ。外しやすいのかもしれない。前回のときの作品は十数話だった。今回は五話だったか六話…。
ただ、面白かったんだよ。
序盤から自分の性癖に刺さるものを見つけられるなんて運が良い――とまで思ってポチっとブクマを押した。
合わなくなって外すことは多い。でも、合う合わないが理由ではないときに外してしまうと、ものすごく罪悪感がある。申し訳ないなと思うこともある。そして、ブクマすることが慎重になる。
作者が悪いとか、読者が悪いとか、そういうことはないんだとこのエッセイで書いたが、こういうときは自分の行動の速さを呪う。「落ち着いたらまた読みに行けばいいじゃない」と言われるかもしれないが、ブクマを外して読み返しに行くことは少ない。
読み返しに行ったとしても評価ボタンを押すことは、ほぼない。
私は、融通がきかない読者であります(´-﹏-`;)
ずっと読み専のままでいたら違っていたんじゃないかと、ときどき作者の気持ちを持たないただの読者に戻りたいと思うときがある。
今更なことでもあるし、読み専だったら違ったのかもしれないなんて知ることもできない。「だったら良かったのかも」ということも正直なってみないとわからないし、作者の立場にもなったから融通がきかなくなったかもわからないのだ。
まとめる言葉も……わからない。
作者で読者、読者で作者というものは、よくわからん状態になっているということかもしれない。どっちの気持ちも持っているようで、ただどっちつかずであるだけかな?
以上です。
('・ω・')
「マーブルな関係というより、マーブルな立場?
マーブルってつけるからいけないのかも。
『持ちつ持たれてない関係』
これですかね。
作者の立場で読む、読者の立場で読む、作者で読者で読者で作者の目はあるようでないのかもしれない」





