Vol.６７　『するりと通り抜ける』

　前回書いているときに、悩むことがある書き方を思い出した。

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　私自身どれくらいの人にミュートされているのかわからない(まあブロックも)ですが、

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　このときに、ダッシュ(―)を使うべきかどうか悩む。

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　私自身どれくらいの人にミュートされているのかわからない――まあブロックも――ですが、

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　さらには、ダッシュの数にも悩みだす始末。書いている最中は２個で丁度いいと思うのです。しかし、プレビューなり投稿してみて、「間が長い」と感じてしまうのだ。

　三点リーダーやダッシュの使い方にうるさい…拘りがある人というかお作法に厳しい人もいるでしょうが、このエッセイの第何話かで「私は気にしない」と書いているので、厳しさをお持ちの方には鼻で嗤われるだろう。

　まあ、自分が自分で書いたものをするりと読むためにはどうしたものかと考えると、

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　私自身どれくらいの人にミュートされているのかわからない―まあブロックも―ですが、

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　全く丁度よくなかった。

　２個だと長い、１個だと短い…。()を使うしかない。

　けどね、この()も全角か半角かである。これはだいぶ前に「半角で行く！」と決着がついている。

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　私自身どれくらいの人にミュートされているのかわからない（まあブロックも）ですが、

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　私自身どれくらいの人にミュートされているのかわからない(まあブロックも)ですが、

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　全角の隙間が気に食わない。

　他人の文章は、その作者さんが自分で納得してそうしていると思っているので受け入れるし、気にもしないし、気になったらなったで読まないだけだし……だけれど、だったら私も自分で納得した書き方で投稿したい！

　中には、「読む人間のことも考えろよ」と思う人もいるだろう。だが、一番に読む読者は自分自身なので、私が読むのに苦痛を感じるものなんか書かないし、書きたくもないし、納得もできないし、もしも感想で突っ込まれても反撃もできない。

　素人だけれど、考えなしの作者にはなりたくない――なんて一丁前なプライドがある。

　と、色々考えたところで行き着くのは、「別にダッシュも括弧も使わない書き方にすればいいだけだ」だ。

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　私自身どれくらいの人にミュートやブロックをされているのかわからないですが、

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　要は、全然考えていないってだけの話である。

　エッセイは感情が先に行ってしまうね。

　以上です。