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晒すわ日記  作者: こさじ
第三章・どっこいしょ
63/161

Vol.61 『作る』



 ここまで書いたんだから作ってみよう!



 ――その前に…、書き始めるときにプロットを作るかどうかであります。

 見切り発車、起承転結なにもかも考えず当たって砕けろ的な「こんな世界があったら」「こんな主人公だったら」と一部分だけの面白ろそうかもしれないという突発的なふわふわした感じで始めるのか、登場人物の事細かい設定から世界地図から第一章から終章まで何をしてどう動かしてとアレやコレやと書き出してから文章を綴っていくのか、はたまたその中間か――


 書くとなると大まかに分けて3パターンあると思うのですが、例え見切り発車でも頭の中は妄想世界が展開されているはずなので、完全な見切り発車ってないと私は思っているのですが……どれにしたって、そう――! 頭の中ではめくるめくイメージがある。


 ということで、自分だったら……と考えます。


 私は、上手い下手は置いときまして、絵を描いている途中で思いついたり次の展開をどうしようとイタズラ書きから、人物やら風景やらよくわからないものまで描いて想像を膨らませたりします。

 ま、最近は放置して愚痴しか言ってないのですが…


 

 でも、散々ここであーだこーだ言って来ましたので、『作る(書く)』っていうことについて、創作しながら、実践しながら、拙いでしょうが読まれた方の想像を少しでも刺激できて創作活動のお役に立てたらいいな〜と思います。



      §



  【プロット(みたいなの)を作る】


 まず、なんとな〜くな設定を考えます。――が、「あのアニメみたいなの」「あのラノベみたいなの」と何か憧れや好みのような作品を思い浮かべる前に、


 自分が好きな世界観


 を想像してみる。

 もっというなら、“ジャンル”です。大きく分けて、現実世界か異世界か……まあ、なろうにジャンルはあってないようなものだと思っているのですが、なろうのジャンルに疑問をお持ちでない方はここから悩むと思うんですよね。


 だから、現実世界が舞台なのか、異世界でずっぽり妄想に浸るのか、もしかしたら現実世界と異世界を行き来するのか、どんな世界で書いていくのか―― それぐらいはわかんだろ? と思うのですが… まあ、なろうにジャンルの垣根はほぼないですよね。


 けど、私は異世界モノが好きなので、異世界にします。そういう絵を想像したり、描いたりするのが好きなのです。そうなると自然と選ぶジャンルは“ハイファンタジー”になります。もし、恋愛色が強い場合は、“異世界❲恋愛❳”ヘ。でも、恋愛モノは読むのは好きですが書くのは出来ないので“ハイファンタジー”ヘ進みます。

 ここで、「ハイファンタジーに行ったら絶対読まれないじゃん!」て躊躇いがうまれるかもしれなせんが、知ったこっちゃありませーん。人によるのでしょうが、


 自分の作品に“ハイファンタジー”と付いているのがイイ


 っていう、そんな感覚なのでそういう拘りがない方は、作品の雰囲気がどんなモノになるのか思い浮かべればいいのではないでしょうか? 私的にはオススメしないですが……まあ、なろうでジ(ry……

 キーワードの一番目に書くとしたらなんであるかを考えたらいいのはないでしょうか。わかりやすいので言えば、アクションですかね? 推理とかもありますけど、わざわざ設定を異世界にする理由がわからないので…申し訳ないです。魔法があったらどうにでもなりそうじゃないですか、不便だからサスペンスでもミステリーでもはたまたパニックでもその緊張感がうまれるのだと思います。

 だって、異世界でゾンビ話があったとして――魔法があったとして――「燃やせばいいじゃん」なんて夢もへったくれもないことが一番に出て来るので。もしも魔法がないとか摩訶不思議な力がない異世界だったとして――…


 なんで異世界にする必要が?


 と、そもそもな疑問しか浮かばないのであります。


 異世界なら異世界らしく、とまでは固っ苦しいのはどうだろうという矛盾もあるのですが、舞台を異世界にするのならこれでもかっ⁉なぐらいにはっちゃけてしまえばいいのではないでしょうか。

 恐らく、リアリティがないだのどうだの突っつくのが好きな読者さんもいるでしょうが、思うにあれは世界観にいちゃもんつけているのではなく、大半は登場人物の心情等にいちゃもんつけているのだと思いますから、どんな不思議な世界でも、どんな不思議な力でもその世界で生きている者達さえ表現出来ればだいたいカバー出来るのではないかな〜と。


 簡単に書きましたが、それが難しいんですよね(汗)


 

 さてさて、舞台を異世界にして、次は別枠に飛ばされる“転移・転生”ヘ行くか行かないかです。どっちにしたって人気のジャンルなんですからランキングがどうたら考えるよりも、自分の妄想に忠実……

 ランキングに載りたいわ!って方は、他にもいっぱい書き方エッセーがありますので、検索して読んでみたらいいと思います。


 ちなみにこのエッセーを書いている理由は、


『読者が評価くれないからってモチベ下がるわ、ブクマ減らされて書く気失せるわ、読者は読んだんならポイント入れろよ――「はあ? 1,1とかってふざけんな、お前毒者だろ!」と、なにもかも読者のせいにして自分の作品を読み直しましたか? 人気の作品と自分の作品の何が違うのか考えましたか?


 こんなに底辺を這いずっている「趣味ですぅ」と言っているユーザでも色々悩んでおりますけれど……


 文句を言っているなら、自分がどれだけ考えて作った物語なのか細かく語れんですか? 語ってみてくださいよ』


 

 そんな感じです。うん。

 

    

('・ω・')


「万人に受けるもの、多数派に喰い込みたい……そんなことよりも存在アピール。


 書かねば誰にも伝わらん。しかし書いても居ないこの私――では意味がない。巷で流行りの出がらし物語を書いても誰にも気付いてもらえないなら…


 好きでかためたこの(ボディー)、『私』を全面に押し出して行こうじゃないか!



 なんて、次回へ続く」

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