Vol.51 『プレビュー様様』
“なろう”に生息し始めてから、これほど嬉しく運営に対して思うことはないだろう…な、『プレビュー』機能。
プレビュー様のおかげで単細胞こさじは、やる気スイッチが増えたのです。
書いてカタチになる――
書籍化していたりする作者さんはどうかわかりませんが、描いている途中で、「投稿したらこんな風に見えるのか…」というワクワク感がプレビューの中にはある。
誤字脱字等が何故か見つけやすくなるってねいうのも私はあるんですが…どうですかね? 完成したらこんなカンジに見える楽しみが、プレビューであり、モチベーションが上がるものだと思っているのですが。
“なろう”って、いや他の小説投稿サイトもそうかもしれないですが、達成感を得やすいと思うんです。そりゃあ連載ものが完結したときの達成感と投稿出来た続きを書けた達成感は別物だろうけれども…
短編で書いたとき、そしてそれをヨイショと投稿出来たとき、軽い達成感・充足感を得られる。その一歩となる、期待感を良い意味で煽ってくれるのが私の場合『プレビュー様』なのです。
感想貰ったり、評価点貰ったり、ブクマして貰ったり、レビュー書いて貰ったり。人に認めて貰った!――で得るかもしれないが…勿論ありがたく嬉しいものですが、ただ人から貰うばかりを期待する前に自分で自分の作品に又は自分自身に与えていますか?
与えられるものがありますか?
炎上目的や喧嘩腰エッセーでランキング狙う時分の高揚感は知りませんが、
「私の作品が投稿されたら――」
の楽しみをプレビューでたらふく得ると、本当に投稿したとき、例え評価されなくても落ち込まない。…私だけかもしれないけど、『投稿出来た!』にまさる達成感は人から与えられる以上に自身に自信を与えてくれる。
そう思っているのですが…
感想貰えない、評価点貰えない、ブクマして貰えない、レビュー書いて貰えない――それは十二分に自信があるからの悩みってことか……?
貰えない貰えないと嘆く作者の心理は、どうなっているんだろうと、ふと最後に考えてしまうのでありました。
('・ω・')
「“わー頑張った”って養分は自分が自分に与えるもので、自分が頑張ったって思っても他人も頑張ったって同じように思ってくれるとは限らない。
自分が頑張ったって思う分には、自分自身が好きなだけ自分にあげればいいけれど、『頑張ったんだから何か頂戴よ』と他人に手のひら出して寄越せアピールは、ハッキリ言って見苦しく見える。
そんなに頑張ったっていうなら、自分のことを褒めてやれよ、と読者が評価しないことに嘆きまくりの作者に思ってしまう。
こんな私は変なんだろか……でもこんな自分が好きだ」





