Vol.50 『夢の改訂版』
いつかストップしてしまった作品の改訂版を書いて、完結させたいな――…
な、夢を描いているわたくしでありますが、そう上手くいかず。でも、こんな方法でやっているよ! な話であります。
改訂版を投稿しようと思い立ったら、まずキリの良いところまでコピーして1ページにまとめる。私は、“なろう”を開いて『新着小説作成』に書いていくのですが、そこに第一章なら第一章分まるまるおさめるのです。
そして、ひたすら編集していくんですけれども、この過程で力尽きております…なかなかうまいこといかない。
でも、なんでこの方法かといいますと、一番は物語の流れが見やすい、ぶつ切りにならない――それだけです。
改訂版出そうでなくても、初めて投稿するときにキリのいいところまで一本で書いて、連載用にあとは分けていくこともありますが、直すっていうことは当たり前ですけどまるっきり別の作品にするんではなく前の部分の筋を残しつつ、付け加えたり、消したり、そのままであったり、書いたものの全体像を眺め舐め回しながらの作業だと思うので、コピーしてズラズラとまとめるのであります。
しかし、うまく書けた、編集出来たとしても、前の作品を残して改訂版を出すことには抵抗あるんです…夢の改訂版とか言ってますけども、現実にやっているのは新たに投稿するのではなく、あるものを直す――「だだいま見直し手直し工事中」の看板をあらすじに立てて、酷い有り様ですが…
新しく投稿するとまた止まっちゃうんじゃないか…、ここまで書いたものが無駄なんじゃないか…と怖くなってしまって、又、もったいないので既に投稿してしまったものを上書き上書き、上書きの連続です。
……何が言いたいか。
投稿しちゃって後悔するより、書き溜めて続けられるめどがついてから投稿したほうが、もしくは最後まで書き終わってから投稿するほうが作者の精神的に、読者の楽しみのためにもなるんだろうと思います。
まあ、自由ですがね…





