Vol.35 『あ、ヤベっ』
登場人物のセリフで我に返るときがあると以前書いたのですが、こうしてエッセーを書いていても我に返ります。
……。
その原因を追究しますと、人様が書く同ジャンルの作品を読みすぎた――からであります。
好きなジャンルのモノは、習慣化してしまってつい新着やらランキング…は最近見に行ってませんが、探しちゃいますよねー。それで読んじゃいますよねー…
「あっ」て気付いたときには、すでに「なんでコレを書いているんだろ? 書かなくても別にいいじゃん」と頭が自分のしていることを否定しているんです。
よく、誰かの感想で心折れた…とか嘆いている作者さんがいらっしゃいますけど、一番の敵?は己です。これまたしぶとく、簡単には居なくなってくれません。油断すると何度でも顔を出して、最終的には追い詰められて、ため息をつくことになります。
……復活の呪文はどこですか?
と、まあ、そんなこんなで彷徨える憐れな作者になったときは、なろう内の人様の作品で英気を養うより、遙か彼方に鎮座する有名作家さんらの作品を見に行くのであります。
ジャンルは問いません。小説でも、漫画でも、映画でも、アニメでも、音楽でも、ゲームでも…
私の場合だと、小説かアニメなら『十二国記』見ると元気になります。漫画だと最近は……『キングダム』ですかね。映画なら、うーん…今はないです。音楽は、MISIAとか? いまだに『オルフェンズの涙』を聴いて、最後のア〜のところでやる気が出ますね。アニメよりMISIAを聴くために録画までして見てましたが、歌がかわったら見なくなっちゃったんですよ。MISIAが好きだったってのもありますけど…
あとゲームは無心になれる。いや趣味の一つなんで没頭出来ればなんだって気分転換になります。
さて、そこまで小説書くのに必死ではないかもしれない。
でも、気分を盛り上げられる何かをお持ちだろうか?
そんな話。





