Vol.27 『問題は、読まれているかどうか』
予約投稿なので、この第27話が出た時点でどうなっているかはわからないのですが……
最近は、いや近頃…このところ専ら作者さんらが愚痴るエッセーは、やれ読んだら評価しろ、やれ読んだら感想書け――でも余計なお世話はいらないのよ!な、『読まれている』というのが当たり前な考え方で書かれている。
でも……ちょっと待って、「なんでそんなに自信があるの?」と訊きたくなるのだ。確かに、ランキングに載っているのだから読まれていて当然なんでしょうが、けど、一番は『どうやったら読まれる作品を作れるのか?』だろう。
で、どうしたら読まれるか――
ジャンルはエッセーで語らせてもらいますけども、大体が「批判感想はゴミ」とか「読者なんだからやることやれ」的なちょっと喧嘩腰風に書きましたけどそんなんだ。
そんなんばっかりの作品が出がらしなのに、何度も何度も薄茶になっても出される状況だ。
それでも時がすぎれば「アレ?ランキングの雰囲気変わって来たな…」となるけど、企画モノ作品がズラリと並んで結果何も変わっちゃいなくなったり……で、最近また読者に選ぶ権利が回って来たが、まあ、載るのは作者の我が儘ばっかりだ。
そこで思ったわけです。
そんなに言うなら、自分の作品は評価される感想書かれる程に“何か”あるのか? と。読まれるために、どれだけ努力しているんだ? と。
「文句を言うぐらいなら、自分は創作するにあたってこんだけ考えて書いているんだ!」
ということをアピールしたろ、だからこのエッセーを書くに至ったわけであります。
『読まれる』ということ、そして、それはなろうの現状を見て「アレ?」と何らかの要素が足りないと思うその隙をつくこと。
なろう読者は飢えていると思う。
例えテンプレでも他とは違う何かを見つけ出すこと。難しいけど…自分もわかんないけど……
それでも、ブツクサ読者に対して不満を持つくらいなら、「あなたは自分なりに考えて作品を作っているのか?」と訊きたい。ブツクサ言えるほどに、読んで貰える何かを書いているのか。
('・ω・')
「読者にアレしろコレしろ、要望ばっかの作者の書く作品なんぞ、正直…読みには行かない。
だって、かかわったら面倒くさそうじゃん?」





