Vol.26 『囲いたいお年頃』
セリフだけではなく、何かを強調したいとき、囲っていますか?
・セリフならかぎ括弧
「私はこさじです」
・セリフの中にまたセリフなら二重かぎ括弧
「でも、妹も『私がこさじよ!』と言ってたの…」
ただ、二重かぎ括弧には、『コレ大事!』と思うときにも大事な・強調したい単語等も囲わせて私は使っております。
あとは、気分で“なろう”とか、ひらがなでしか書けそうになく、でも読むとひらがなが続いて読みにくいモノを引用とか関係ないんですけど使い勝手がいいのでダブル引用符 “ ” で囲っております。
あとは、《》とか〈〉とか、ルビの使用が多いときは訳がわからなくなるのであまり《》は使いませんが、このエッセーでは度々頑張って貰ってます。
うん、何が言いたいかと申しますと、何を囲うか、何を強調したいのか、そして、それはセリフなのか大事なことを表しているのか、技名なのか、武器防具なのか――
でも、異世界設定の物語だと一話がほぼ囲まれている状態になってしまうことがあるので、一度囲った奴は二度目から囲わないように……連載ものだと作者本人も面倒になるので(私だけかもだが)、書いた文章を遠目で見て気をつけるようにしています。
次に囲うなら、思い出したとき、「ここぞ!」というときに出すと自分なりに格好つけることが出来たと満足するのです。
『程々』、って言葉を頭の片隅に囲って置いておくといいかもしれないですね。





