Vol.15 『才能』
――ないっ!
ああ、ないさ!
でも、考えるのは好き。
なろうで言えば『人気作を書く才能』である。そんなもんないから、ここにいる。ここでウダウダ言ってて楽しか?と聞かれたら……
楽しいっ!
書きたいこと書く、その楽しさを存分に味わっている。誰かを気にして、毒も吐けない、不満も漏らせない、関係性を気にしてイイ人であろうとしなくていいし、地のままで、素直なままに活動しております。
自分を書いてます。
物語だって、ほんとに好きなようにやっているし、エッセーだって、活動報告だって気まま…
で、この気遣いのなさ。ひねくれ感。まあ、無神経でもいいです。そして、評価されなくとも、ブクマが入らなくても、モチベは下がることを知らず書き続けられるその図太さが、私の才能かもしれない。
自分の良さを、知っていますか?
作品――面白いのが書けるかどうかじゃなく、何か一つだけでも続けられるものを持っていますか?
面白いものを書く依然に、それを作り出せるまで続けられるモノがあるのかどうか、『ただ楽しめる才能』はあるでしょうか。
きっと、それは誰でも持っているもの……書き始めた頃の気持ちは健在でしょうか?





