Vol.147 『内輪』
エッセイランキングにホラーランキングの企画ものについて書かれてあるものを見かけた。
内容としては、まー同じタイトルが並ぶことになるかもしれない、ランキング上位からズラリと占領?することに対しての何かしら――だと思ったけれどなモヤッとした話。
過疎ジャンルでの相互さんたちの在り方、活動の仕方云々はどうでもいいのですが、今回遠回しな批判なのかホラー企画の宣伝の仕方エッセイなのか、よくわからないなと思った。
なんと言いますか、感想欄の返信であったり、タグであったり、ちょっと覗いてみるとエッセイ本文と噛み合ってないような企画参加さんたちの感想が斜め上にスルンと通りに過ぎたように見えるし、わざと遠回しに批判しているように見せかけた作者の企画のための宣伝なのかな? と感想欄でのやり取りで思ったり…。
正直、お互い――エッセイ作品にしてもホラー企画にしてもよくわからん状態に第三者の私には見えた。
こういう状態を見ると、面倒くさいのでみんなひっくるめて「内輪の何かなのかしら」とホラーランキングに載っていた企画ものではない作品を推しといた。明るいんだけど、内容が暗い(笑) 時期的なことを考えても良い点だったし、つい自分でもやれちゃうんじゃないのかとさえ思えるコックリさん並のホラー感があって面白かった。
でも、あっさりしすぎていて★3でしたが、並んだ同じタイトルの作品や宣伝なのか批判なのかわからないエッセイ作品を読んでも、企画作品を読んでみようとは思わなかった。
内輪――て言葉が私の中には闇を纏っているのです(汗)
今回、私と同じようなことを思った読者さんがどれだけいるかはわかりません。以前、寡占状態がどうたらとぼちぼちエッセイランキングで盛り上がっていたし、元から良い印象を持っている読者だけに気を配る……て言い方は何か違うような気もしますが、企画者や仲の良い参加者だけが楽しければいいのか、ランキングにその日その時立ち寄った人でも楽しめる何かを書くことが良いのか…。
万人が面白いって思うことはないけれど、「内輪の盛り上がり」て印象が自分たちの首を絞めることになってしまうのではないだろうかと、創作すること、創作仲間たちと何かを創り上げることの難しさを感じたのでした。
ᕦ(ಠ_ಠ)ᕤ
「作った作品の発表の仕方の何が正しいのか正しくないのかわからないし、曖昧な線引きで白黒決められることじゃないだろうけど…。
人の良いね悪いねがどういう基準であるかも親兄弟でも価値観が違って他人ぐらいなもんだと思っているけれど…。
『けど』と口籠ってしまうくらいには企画することって容易じゃないなーと思うのでありました。
ユーザー企画ものってあまり見なくなった?から余計に目立って見えるだけかもしれませんがね。もっとユーザー企画ものが増えればいいのか、企画者が他の無関係な作者や読者のことを考えるべきなのか――それすら私にはわかりませんでした。
ただただ、読む読まないか弾く対象の選択肢に今はなっている。もっと悪い状態になるとミュートを考える対象でしかなくなってしまう作者群。
『どうせそのうちランキングから消えるから』
の気持ちがあるのかどうかは知りませんが、もしそういう気持ちが企画者にあった場合、無関係な私は『参加した人に失礼すぎるだろう』と思うかな。もしも、もしも何かを企画して、今回のようにズラッとユーザー企画作品でランキングが埋まってしまう状態になったときに、そのうち消えるからと言っている企画者がいたら嫌だなぁと思います。想像力を働かせ過ぎた話ですが(;´∀`)」





