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晒すわ日記  作者: こさじ
第一章・考えたっていいじゃない
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Vol.13 『地域特有からの…』



 どこに住んでいるか、子供の頃は親が転勤族だったとか、大人になってから国内随所または海外へも行ったり、進学で地元を離れたりと、様々な地域性に触れ――ずに生活している一つの場所から離れたことのない人のちょっとした危険性。


 …危険性なんて言いすぎかもしれないですが、『それしか知らない』、そんな話。



 標準語がフル装備ではなく、あとから手に入れたアイテムなので時々「これは方言か?標準語か?」と困るときがある。

 でも、言葉だけじゃなく、その地域特有のことって結構ある。


 例えば…最近になって知ったのが“グーとパー”。グループ分けをするのにジャンケンのグーとパーを出して分かれるアレです。


 なんて掛け声します?


 私の場合、幼少期は「グーとっパ!」で、大学で地元から離れてから最近まで「グーとパーで分かれましょ」だったんですが…、グーすら使わない、チョキでもないく、パーだけで分かれる仕方を知りました。


 でもね、それを知らない私がおかしいんだと…


 人間、知らないことがあって当然。しかも地元がそこじゃないとかなら、知らないことなんて沢山ありますよ。でも、相手は知らない人がいるってことに驚いていた。


 どっちが悪いとかの話ではなく、勿論、グーとパーのことだけじゃなく、『自分が知っているから相手も知ってて当然』という考え方は危ないな、とね。


 ま、いい勉強になりました。



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