Vol.129 『総愛と(逆)ハーレム』
久々にエッセイ日間ランキング見ましたが、企画でもやっているんですかね? 内輪でわいわいな、春だしなって感じで眺めていたんですが……それよりも私はサブタイトルに書いた『総愛とハーレム』についてふと思ったことを語りたい。
只今絶賛連載中で面白いなと思う作品を見つけて毎日読んでいるのですが、ちょっと今後どうなるんだろうかと引っ掛かるものが"(逆)ハーレム"であります。
あらすじを見る限り、まーあの人もこの人も果てはあんなこんな人まで出てきます――と書いてあって、面白いんだけどハーレムになったら嫌だなって気持ちでお気に入りに入れて読んでいる。
何よりハーレムが面倒だと思っているんですが、よく女性主人公であったりBLものだと、ヒーロー、ヒロインは一人であとの構ってくる相手は"総愛"メンバーの括りにされてあったりする。
可愛がられる主人公ではあるが尻軽ではない――そういう立ち位置の物語だと、ハーレムと違い受け入れやすいのであります。
ハーレムで何が総愛と違うんだろうなと考えると、主人公がふらふらしている印象を持つからでしょうか?
その都度その都度、相手が変わるたびにほわほわして、相手は変われど主人公の似たような恋愛話を読まなければいけなかったり、葛藤みたいなものを繰り返し読ませられてストーリーが進まなそうだから読むのが苦手なのかもしれない。
正直、恋愛はアブノーマルなものでない限り、やってることは変わらない。よほどねちっこく、作者さんの性癖全開の言葉遣いやら行動でないと、読まなくてもいいぐらいに恋愛のお悩みなどは似たようなものだ。
勿論、環境によっての違いはあるだろうけれど……まあ、チヤホヤされる主人公であるなら総愛設定だけでいいなと思ってしまう。
しかし、男性主人公ものには"総愛"てあるんだろうか?
見たことあります?
私はないです。あったら教えてください。
以上、そんなこんなで、「(逆)ハーレムにならんでくれ総愛であってくれ!」と願う作品に出会った話でありました。





