Vol.111 『流行りもの part2』
前回、流行りの書き方とは――で書いてたら、エッセイジャンルにも流行りについてのエッセイがあがっていたので、ふと思ったこと。
自分が好きなものを追求するってことは私も大好きだ。好きなものをさらに好きに撫でくりまわすことが大好きだけれど……ときに溢れて思うときがある。
「もっと好きになりたい!」て。
流行りってよく見ると、前までの流行りを捨てて別のものを流行らせるというより発展させたって思うことがある。
また一昔前に流行っていたものが巡って来たように見えて、やっぱり今時というものが混ざって懐かしさに新要素が加わって発展しているんだろうなーと、前回の話を書いて思った。「全部繋がっているんだな」なんて。
そう思うと……基本・基礎があってそこから〜は何かを生むには大事なのだと改めて感じた次第であります。
ときどき、イラストの描き方がどういう風に変わって来たのかを書いているブログを見るのですが、面白いです(・∀・) どの時代に多く触れてきたかでスタートラインは違うのに、作者さんの努力で"今風"なったりね。
勿論、無断転載とかトレース云々で炎上している人も見ますが……私の場合、模写って難しい。それをやるってことは観察力がすげーんだなあって。
流行りを手にするって、まー「にわかファンのくせに」な愚痴も見かけたりしますし、「二次でお金稼ぐな」的な問題もみますけど、そういうところを置いて見てみると、それだけの技術というか…それだけ観察力を磨いて、それを表せる技術と貪欲さっていったら失礼に思われるかもしれないですが、正直……
羨ましい(θ‿θ)
その能力、欲しい〜
と思う。
人気のジャンルを書いたからって読まれる保証なんてないんですよね。完結したからって読まれることもない。
完結済み作品を探していると、ポイントを貰っている作品と貰っていない作品の差は激しい。さらに書籍化している人との間もそうだし、交流が盛んな人とそうでもない人の差もまたある。
たまに、交流部分をなくすと、ランキングってどういう風な作品が並ぶんだろうなんて思ったりしますが、正直なところ過疎ランキングを支えているのは交流が盛んな人達だろうなーと。
それがいいのか悪いのかはわからないし、そもそもなろうがそういうサイトだし…でも、ランキングが面白いかどうかはわからない。ランキングが面白くないと思ったら、自分で積極的にポイントを入れるしかない。流行らせたいならそれだけの行動をするしかないし、その行動が実るかもやってみないとわからない。
そして、好きなものを好きだと臆することなく発信することも大事だと思う。
私は、DIYとかのメイキングを見るのが好きで、それも理由の一つでイラストメイキングのエッセイをずっと続けておりますが……自分の影響力なんてゴマ粒以下でしょうが、メイキングエッセイを始めたときよりメイキングものの作品を見かけるようになった。うん。
きっと影響力のある作者さんがメイキングものを投稿してくれてそれが繋がって、私は楽しい読書ができていると思うと、好きなものを好きって流行るのだなーなんて思う。
流行りの絵柄が自分が描けるかどうかはわからん。好きなものが流行り出すのかもわからないが、何が流行っているかを見ると自分を見返そうする。
自分はどうなんだろうって、自分が好きなものをどうして好きなんだろうって振り返ると、
「ああ、やっぱ好きなんだなー」
て凄く納得するのであります。
流行りを気にすること、調べること、知ること、それは自分の好きなものへの糧と意欲に繋がるのだなと思うのでありました。
以上です。
ᕦ(ಠ_ಠ)ᕤ
「そうしてときに『自分って下手くそだ…』と落ち込むこともありますが(笑) それもまた楽しい部分であるのかもしれない。」





