Vol.110 『流行りもの』
読書をのんびりに、お絵描きに熱中していてふと思ったことであります。
お絵描きをしているとき、描けはしないけれど…たまに「〇〇年流行りの絵柄」と調べて眺めております。
それで、絵は流行り廃れ?ではないでしょうが、発展?といいますか流れをはやく感じますが、小説の流行りって何だろうなって。
ジャンル、タグ、悪役令嬢とかそういうのではなく、書き方ですかね、そういうのを考えて作品を読んでいると――…あれって思ったのであります。
もうお馴染みな書き方、例えば登場人物の視点を変えたやつとか、細かいと「」の使い方ですかね? 一時期、小説お作法エッセイが流行っていたときに注意点みたいな扱いで、複数人が同時に同じことを喋っている「」を重ね使いとか…。
否定的な気持ちと、上手い書き方見つけたなーなんて関心と、まあ受け入れてた読んでおりましたし、今でもときどき見かけたりもします。
あとは、喋っているのを遮って言った――を表す書き方であったり、「」の使い方って考えれば面白いなと思うことがありましたが、「」に限らず何か新しい書き方というものを最近見たかといえば……特にないなって。
喧嘩を売っているわけでもなく、ただ私が見ていないだけの話でしょうが、なんと言いますか自由な書き方?を見ていないという話です。
色々試して、結果、基本的な書き方(小説お作法な書き方)で十分だということになっているからなのか知らないけれども、新しい使い方、新しい表現方法のような書き方があるとしたら、今流行っているものは何だろうなーなんて。
みなさんは、何だと思いますか?
どういうものを見かけたりしましたか?
ラノベって、そういう小説では見かけない表情方法があるから面白いのかもしれないなと思ったりします。まあ、好き嫌いが激しく出る部分でもあるかもしれませんし、勿論、私も受け付けない書き方はありますが(汗)
ただ、新しい書き方って……と考えても何も思い浮かばないのだから、簡単そうに見えて今では当たり前のように見えてもこうして表現方法が出来上がるには、「作者さんのどうにかして伝えたい!」の勢いが凄かったんだろうなと勉強になります。
書いて伝えることすら難しい中、さらに伝えたいことを表現する――私書くこともそうですが、描いて何を表現したいのかたくさん考えまくりたくなった今日この頃であります。
以上。
୧( ಠ Д ಠ )୨
「基本が出来てから〜て気持ちもあれば、なんで? どうして? と出来て当然なことに対して疑問を持って答えを出すための試行錯誤も大事なのかもしれない。
遠回りかもしれないけれど、納得出来た分だけ次に挑戦出来そうな気がする。
素直さも欲しいが、反抗的な…不器用さも欲しい。そういうことを考えて受け止められる自分も欲しい。
欲張りにであります(笑)」





