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晒すわ日記  作者: こさじ
第五章・へっぴり読者のすゝめ
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vol .98 『批判より言葉遣いよりその気持ち』



 批判についてのエッセイ――まあ批判的な感想についての話なのですが、感想欄の選択が少し変わればいいのに的なことはこれまでここで書いてきました。

 でも、なんでこんなに終わりがこないというか、解決しないというか、ハッキリしないっていうか何ていうか……な状態が続きまくるんだろうかと考えると、批判云々よりも「どういう気持ちで作者さんに向き合って言葉を綴っているのか?」ぐらいしかないように思うのであります。

 これを一言で表すなら、"敬う"でしょうか。

 他人を敬う――と言うだけなら簡単かな〜と思っている自分がおります。実際は、考えすぎて何もできなくなる言葉って感じですかね(汗) 正直、苦手な言葉でもあります。

 いくら自分の中で「失礼のないように」と言葉を選んでも失敗するときはするんで、私には難しいです。言ったその日はすごい悩みまくります。

 だから言うくらいなら何も言わない方いい、なんて気遣ってんのか逃げてんのかわからない状態で「面倒くさい」で終わらせることがほとんどです。……諦めてんだろうな、と。

 ただ、生きてるんで色々考えますし、行動しますし、人と関わりますし、自分の好きなこと嫌いなこと興味のないことで感情を揺さぶられ何かを言いたくなってここへやって来るのであります。

 ハッキリ言えば、烏滸がましいけれど同じような似たような考えの人が偶然このエッセーを見て読んで少しでも何かしらを感じてもらえればいいなあ、と。

 同じような似たような考えの人を探すって、なろうに作品が想像以上に存在しているので見つけ出すことは難しい……難しくないですか? 奇跡的に見つけたとしても結局は自分で探し出したのだと思います。それが数分だったのか数時間、数日、もしくは数週間、探している。

 ランキングに載るような載れるようなものであれば見つけやすいですが、ランキングに載っているからって自分が求めてもいるものでもない。自分自身にしかわからなし、自分自身でも何を探しているのかわからないときもあります。


 ……うーん、何を言いたかったのか書いている途中で迷子になって申し訳ないのですが、読者の立場で作者さんに失礼をぶっ放したこともありますし、逆に作者の立場でやったこともありますけれども、今は前よりも随分落ち着いたなと自分で思います。

 ほぼ批判? 暴言? のような感想をもらったり、おそらく書いてはいないからだろうと思ってますが、感想を書くとき又返信を書くとき――何を思って書いてますか?


 私は、まーまずは"挨拶"ですかね。挨拶をすると気持ちが落ち着くっていうか、一呼吸できるというか、自分が今から何を言葉にすべきか見直すきっかけになるなと思って、ずっと続けております。

 エッセー本文ではちょっとキツイ言い方、書き方とかしている回もあると思います。誤字脱字などなど意味のわからん言い回しや勘違い、間違い、どうしようもない意見を書いているときもあるでしょうが、一応その時々で書きたい内容と気持ちを決めて、そういう雰囲気を醸し出せることを願って綴っております。


 誰かに何かを伝えたいとき、柔らかい雰囲気で伝えたいのか、淡々とした雰囲気か、元気いっぱいなのか、それとも煽りたいのか、小馬鹿にしたいのか、詰りたいのか、何なのか――

 

 たまに人様の作品の感想欄を覗いていると、「別にそういう意味で言ったわけじゃないけど」と言い訳している作者さんや読者さんを見かけるのです。

 一体どういう状況なんだろうと気になって感想欄を遡ったり、作品本文を読んだりするんですが、明らかに馬鹿にしてるなーとか威圧感半端ないなーとか自慢話に見えたのかなーとかね、意図してやってないかもしれないけれどすごく言葉に気持ちが出ているなと思うことがある…。


 気持ちって出るよね。 


 勿論、言い回し、選んだ言葉も組み合わさって感じるんだろうと思いますが、出るよね(;´∀`)

 

 その言葉その一文字、一体何のために入れたのか、どうしてそんな言い回しにしたのか、相手に何を伝えたいのか、どう受け取って欲しいのか――もし自分で書いた言葉を自分が受け取ったとき何が詰まっているんだろう。

 臭ってはいませんか?

 腐ってはいませんか?

 吐き出しませんか?

 それとも何もかも感じ取れないほどに感覚が鈍ってはいませんか?


 以上です。

୧( ಠ Д ಠ )୨


「自分のことは棚上げしている話ですが…

 他人の立場でものを考える、想像する。すごく難しいときもあれば、すごく簡単なときもある。

 とにかく、自分が言われたときにブチ切れて言い返すような言葉は使わない。

『お前に言われる筋合いはない』と思っていることが自分自身には一体いくつあるのかを考えると――結構あるもんだと私は思っております。

 正直、人は違っても嫌がられる言葉って似たりよったり同じようなもんかな。そこにどんな想いを込めたのさって感じです。」

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