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630話

 黒いチョーカーの魔道具を直してもらった後、ベンやライラ達は棚に置いてある魔道具に夢中ということもあってロジーと少しだけコウはハイドのことについて話をすることとなった。


 どんな話をロジーとしたのかというと、ハイドのことについてであり、例えば何処で出会ったのか?どういった経緯で仲良くなったのか?などだ。


 どうしてそんな事を聞いたのかというと、コウとしてはハイドのことはある程度、母のメイドであったビビから色々と話を聞いているため、色々と知ってはいるのだが、ロジーとの出会いだったりは知らなかったからである。


「ふぅん...まさか父さんとロジーはそんな関係だったんだな」


「そうにゃ。僕としては逆にコウとハイドの生活も聞きたいにゃ」


「あーまぁいいけど...」


 そしてある程度、ロジーにハイドとの関係を聞き終わると、今度は逆にコウがハイドとの生活はどうだったかなどについてロジーに聞かれたりした。


 そのため、コウはハイドとの生活の話や楽しかった思い出について色々と話していると、目を細めながら楽しそうにロジーは話を聞いてくれた。


「そんなところかな」


「ハイドも幸せ者だったにゃ」


 根掘り葉掘りハイドとの生活を聞かれたため、何だか気恥ずかしい思いはしたのだが、ロジーが楽しそうに話を聞いてくれたので、まぁそれは良しとしようではないか。


 そして話が弾んでいると、いつの間にか時間は過ぎてしまっており、時間帯は既に夕方頃。


 そもそも昼過ぎにベンに連れられて魔塔からこの場所へ訪れたのだから、夕方になってしまっているのは当たり前と言えば当たり前だろうか。


「もうこんな時間か...そろそろ帰ろうかな」


「祭典中はここに居るからまた来るにゃ」


「あぁまた来た時は何か魔道具を買わさせてもらうぞ」


「その時は安くするにゃ」


 ということで、コウ達はそろそろ泊まっている宿やベンについては魔塔へ帰ることにした訳なのだが、ロジーから祭典中はここで商売をやっているとのことなので、また来て欲しいと言われた。


 まぁ今回は魔道具の修理を見ていたり、ハイドのことについての話をしていただけなので、今度は棚の上に置いてある魔道具を買いに来るのも悪くはない。


「色々な魔道具を見せてくれてありがとうございました〜」


「またお邪魔させてもらいます」


「僕も後日またお邪魔させてもらうよー」


「キュ!」


「そうにゃ。コウに言い忘れてたことがあったにゃ」


「ん?なんだ?」


 そして別れを告げながら、各々は外に出て行くため、コウもそのまま店の外へ出ようとすると、ロジーから言い忘れてたことを思い出したと言われ、引き止められることとなる。


 何かと思いつつ、話を聞いてみると、どうやらコウの身に付けていた全身の魔道具を魔眼で見た際に一瞬だけ何か不穏な文字が見えたような気がしたらしい。


 とはいえ、一瞬だったためにそれが何か分からないが、あまりよろしくないものに見えた気がするため、気を付けた方が良いとのこと。


 ただしそんなことを言われたとしても、何というか気を付けようがない気がしないでもない。


「まぁありがとな。よく分からんが気を付けておくさ」


「にゃ!」


 ということで、ロジーからの忠告を聞いたコウは店の外に出てライラ達と共にそのまま泊まっている宿に帰ろうとしたのだが、ベンからどうせ一緒にいるのであれば夕飯を共に食べないかとお誘いを受けることとなるのであった...。

いつも見てくださってありがとうございます!


次回の更新予定日は多分11月21日になりましたのでよろしくお願いします。

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