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601話

「キュイ!キュキュイ!」


「あぁ...もう朝か...」


 翌日の朝。朝早くから起きたフェニの嘴によって頬を突かれたコウは強制的に目を覚まさせられることとなり、眠たげな目を擦りながら重たい身体を起こしていくが、まだ目を覚ましたばかりということで頭は若干ではあるが、ぼんやりとしていたりする。


 そして少しだけ開いた窓の外をちらりと横目で見てみると、太陽が大地から顔を見せ始めた頃合いだということで、空の色は深い青色となっていた。


「ん〜!っと...今日はどうするかな...ライラと相談でもするか?」


 暫くしてぼんやりとしていた頭がはっきりしだすと、今度は背筋を伸ばしながら今日は何をするか考えることにしたのだが、今のところ何も思いつかず、結局のところライラと話し合って予定を決めた方がいいだろうかという結論に達した。


「コウさん起きてますか〜?依頼でも受けに行きませんか〜?」


 そんなことを考えていると、部屋の扉からコンコンと軽い音が鳴り響きながらライラの声で冒険者ギルドへ行かないかというモーニングコールが聞こえてきた。


 まぁ他にするようなこともないし、ここ数日間はローランを離れていたということで、多少なりともコウ達向けの依頼が増えていたりするかもしれないので、依頼を受けるのは悪くはない選択肢だと言える。


「あぁ起きてる。すぐ支度するから待っててくれ」


 そのため、コウはすぐに扉の外にいるライラに返事を返すと、外に出掛ける身支度をサッと終わらし、肩にフェニを乗せると部屋の外へ共に出ていく。


「おはようございます〜」


「キュ!」


「おはよう。じゃあとりあえず冒険者ギルドに行くか」

 

 そしてライラも身支度は出来ているということなので、早速ではあるがコウ達は冒険者ギルドへ向かうこととし、階段を降りていくと、受付にはミランダが居たため、部屋の鍵を預けてから宿の外へ出ていくこととなった。


 それにしても街中は時間帯も相待って大通りの人通りはやはりというか少ない。


 しかしそんな人通りが少ない中でも朝早くから出掛ける冒険者達のためになのか、一部の出店は朝早くから開いているものもあり、朝食を食べていなかったコウ達は手軽に食べれるようなものを選び買っていくこととした。


 そして人通りの少ない大通りを先ほど買ったばかりの朝食を食べながら歩き、目の前に姿を現したのは屋根の上にデカデカとした剣と盾が飾り付けてある冒険者ギルド。


 また到着したと同時に先程買った朝食も丁度食べ終えたということで、そのまま冒険者ギルドの入り口から中へ入って行くと、以前来た時よりも冒険者は少なく見えた。


 これももしかすると、魔族達が帝国で暴れた影響なのかもしれない。


 さて...まずは依頼書が貼られている掲示板に向かい、依頼を吟味することにしたのだが、どれもこれも低ランク冒険者向きの依頼ばかりであり、これといって良さげなものは見当たりはしない。


 ということで、掲示板に貼り出されていないような依頼は無いのかを聞くため、今度は受付へと向かうことにしたのだが、そこに居たのは昨日一緒に食事を共にしたサーラが座っていた。


「あっコウさんおはようございますー。昨日ぶりですねー」


「あぁおはよう。昨日はありがとな」


「いえいえー。私達も楽しかったので気にしないで下さい。今日はどんなご用件ですか?」


「良さげな依頼はないか聞きに来たんだけど何かないか?」


「んー...コウさん達向けでしたら3つほど良さげな依頼がありますねー」


「本当か?どんな依頼なんだ?」


「ちょっと待って下さいねー。今お見せしますから」


 挨拶を軽く交えながら昨日のことに対してお礼を伝えつつ、コウはサーラに何か良さげな依頼はないかと聞いてみると、なにやら3つほど良さげな依頼があるとのこと。


 そのため、コウはその依頼がどんな依頼なのかと聞いてみると、サーラは机の中をゴソゴソと漁り出し始め、目の前に3枚の依頼書を出されるのであった...。

いつも見てくださってありがとうございます!


次回の更新予定日は多分9月15日になりますのでよろしくお願いします。

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