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第58話 色街でリベンジ

第3章 「天使が天使に出会った瞬間」がはじまりました。

「決闘に負けたんだって?」

「どこで、それを?」


冒険者が集まる居酒屋『赤龍亭』。


何もする気が起きない私は昼間から酒を飲んでいた。

横には狼娘が座って、大きな肉を食べている。


「街中の噂さ。有名人だからな、お前」

「そうなのか」

「一か月もしないうちにC級になってしまった冒険者だからな。本来はS級だとみんな言っているぞ」


S級ではなくSSS級が正解だ。

もっとも、この街の冒険者ギルドにはS級さえいないが。


「決闘に負けたんだって?」


もうひとり来たのは、C級の女剣士。

このふたり、意外と似たものなのかもな。

声の掛け方が全く同じだ。


「まぁ、そんな時は飲むのに限るぜ」

「そうよ。飲むことよ。一緒に飲みましょう」


まぁ、いいか。

飲む仲間は多い方が気が晴れる。


「今日は飲むぞ」

「「そうだ。飲もう」」


狼娘は酒には興味がなく肉ばかり食っている。

見た目は幼女だから、飲みたいと言われると問題になるが。


「だからよ。女なんてロクな物じゃないぞ」

「何言うのよ。女だっていろいろあるのよ」


冒険者のふたりは口論をはじめてしまった。

まぁ、いいか。


「さぁ、いくぞ」

「どこにいくのよ」

「おまえらはついてくるな。女に傷つけられた男には、特効薬が必要だなんだ」

「あ、また。あんたは、いつもそう」


どこに連れていくというのか。

本当に特効薬なんて物があるなら、ぜひ欲しい。


「ほら、ここさ。特効薬があるところさ」


そこは前にひどい目にあった場所だった。

魔物が住む色街だ。


「あ、ここはちょっと・・・」

「なんだ、来たことがあるのか」

「前に来たときは、魔物みたいな女で・・・」

「ははは。今度は大丈夫さ。ちゃんとした店を選べば、な」


そうか。

よく知らずにここに来たのが負けた原因だったのか。

ちゃんと良く分かっている案内人がいる今回は違うぞ。


「特効薬があるお店に行くぞ」

「おーーー、行こう」

「そうこなくっちゃ」


リーダーのお気に入りの女がいるお店につれていってもらった。

素晴らしい女がたくさんいるという。


「じゃ、俺はお先に」


指名した女が出てきてリーダーを連れていった。

たしかに良い女だ。

癒し系というのがぴったりくる。

豊満な身体でやさしい笑顔な女。


これは期待ができる。

きっとここで新しい天使に出会えるのかも。


「お待たせ」


期待は時として失望に変わる・・・


希望で胸をふくらませた私の前には、なんと!魔物が立っていた。


いやぁ、感想が賛否両論でびっくり。否が多めだけど。泣


めげすに、と、いうより。いろいろ勉強になる点があるので、レベル上げていこう。


楽しく書いて、楽しく読める作品になるようにしますね。

面白いと感じてくれたら、ブクマや評価をよろしくです。

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[一言] また魔物キターー
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