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土魔法SSS級の実力。土建チートで街づくりをしたら大人気な街になりました。  作者: 天野優志
第二章 「婚約破棄」から「奴隷」を経由して「幸せな結婚」へ至る道
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第48話 巨大魔狼VSストーンゴーレム

鈍重な感じがする石づくりのタコが意外な素早さで、巨大魔狼を襲う。

複雑な軌道を描きながら狼に向かっていく。


その途中で脚の3本が上がり、先を狼に向けた。

脚の先から無数のとがった石が飛び出して、狼に向かった飛んでいく。


狼は、石の移動方向を予想して、すんでのとこで避けた。

石は空しく飛んでいく。


身体を返した狼は、咆哮を2体のゴーレムに向けて放つ。

空気の層を振動させて衝撃波が壁となってゴーレムを襲う。


ゴーレムは大きく振動するが、まだ大丈夫。


「レムたん3、レムたん4、レムレム、起動」


残りの3体のゴーレムも動き出す。

これで5体のゴーレムが高速に動き回わる。


まるでダンスを踊っているような複雑なフォーメーションが組まれている。


そのひとつのゴーレムに狼が片手の爪で襲い掛かった。

ゴーレムの重たい身体が宙を舞い、本体に小さいヒビが入る。


新しく動き出した2体のゴーレムは、あげた3本の脚からとがった石を飛ばす。

半分くらいの石が狼の背中にヒットした。


「ぎゃおん」


毛皮ではじき返しているが、ダメージはあったようだ。

怒りの表情で撃ってきたゴーレムを見据える。



《泥沼創造》


「00」と刻まれ、レムレムと呼ばれたゴーレムが土魔法を仕掛ける。

6本の脚が大きく開かれ、高さが半分くらいになる。

大地に土魔法の魔力が放たれる。


狼の足の下が、泥沼と化し足の自由を奪う。


4体のゴーレムが狼を包囲する形で新たなフォーメーションを組む。

狼は泥沼に足を取られて対応が遅れてしまう。


そこに、前後左右からの石の集中攻撃だ。


狼は足下に咆哮を放ち、泥を吹き飛ばす。

同時に泥沼の底を蹴り、上に跳びあがり攻撃をさける。


一旦あがった狼は重力で降りてくる。その先がゴーレムの本体ドームだ。


前脚二本でゴーレムのドームにダメージを与え、さらに後ろ脚でさらに衝撃を与えてゴーレムの本体ドームを破壊する。

二体が爆発した。


「ゴーレム、全て停止!」


残った4体のゴーレムは機能を停止した。

狼は、跳ねあがって回転し、狼娘に戻る。



「どうだった?」

「大したことないな、石ダコは」

「そりゃ、巨大魔狼に勝てるゴーレムなんて簡単にできやしないよ」

「そうだな。しかし、C級冒険者だといい勝負になるな」


狼娘の評価はC級冒険者クラスか。

思ったより強い。


もっとも、これらのゴーレムは戦闘にだけ使う物じゃない。



わーい。初レビューもらった。うれしいな。

最近、コメントが面白くてレスが楽しい。そんな手がって、アイデアあるんだけど、残念ながら活用できなかったりする。実は今、書いているのが74話なもので。戻って書き直すの面倒くさくて。笑

でも、先の展開で活かせるのは、ガンガンアイデアもらっちゃいます。

「なろう」のしくみは面白いですね。読者と作家が近いとこにいるからこそ、できることだなぁ、と。

とにかく楽しく書いています。楽しく読んでもらえて、ブクマや評価、コメント、レビュー、も待っています。

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