表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界攻略のススメ  作者: 渡久地 耕助
学園迷宮

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

67/238

生徒のくせに・・・・・・え?

人気投票エリク人気すぎw 作中一言しか喋ってないよ?

そして静かに・・・だが確実に投票率を伸ばしていくアニとティファニア

マリアはヒロイン枠ではなかったのですが・・・・・・参戦!

あとアルファポリス、ファンタジー部門にエントリーしましたので応援よろしくお願いします。

ライバル強力な方多すぎ! ファンタジーはホンマ激戦区やで~


 2013/06/27修正





マリアside


 何か嫌な予感がするッス。

 具体的にいうと殺気が地下から熱気の様に流れてるっス。


 ボスの間……地下10階が近いからっスかね?


 他の皆も何か感じているようッス

 特に、斥候職のフィオナちゃんとジョン君が尋常ない程の汗をかいてるッス。 

 先輩方の獲得アイテムから上層部のボスは悪魔系の筈っスけど。 

 悪魔使いの私を圧倒するクラスが此処にいるってことっスか? 

 では何故、先輩方は攻略できたんスか? 

 

 何かおかしいッス。


 さて、私は今、何回「ス」を使ったでしょう、お時間が有れば数えてみて下さい。


 

 で、そんな悪い予感を感じつつも地下七階に降りたんすけど

 地下7階、8階の魔物は全滅していたっぽいです。


 っぽいってのは、魔物の焦げた匂い、魔力の残滓が会った事

 罠が全て解除されてるっス。

 

 誰かが先行しているみたいっスね。

 

 そしてさっきの穴

 本当にノエルさんが開けた穴なんすか? 

 カサンドラさんは穴を開けるのを試みた(・・・)と仰ってましたが

 穴を開けたとは言ってないっス。


 そんな圧力と不安を感じながら、地下9階に到着ッス。


 到着して一向に安堵の息が出たっす。


 見た感じ、ボスの間の前のRPGの親切設計、回復の泉とゲートポートが設置されてる部屋っス。奥にはボスの間に続くだろう階段が設置されてるっス。


 やっと休憩・補給が出来るっス・・・・・・ん?補給?


「ま 待つっす! その水に近づいてはダメっす!」

「マリアさんの言うとおりだ。ここはアキラ殿とルー殿の設計したダンジョンだぞ!」


 私とアリシアさんの言葉に皆の動きが止まり、困惑の顔を向けられます。


「先輩方は補給の為に一階層まで帰還してるっス。

 回復・休憩地点があるにも関らず上層を突破した殆どの方が……おかしくないっすか?」


「ここはダンジョンだ……安全な場所など無い、全て疑ってかかるべきだ。」

 

 そう言って、【解析】のスキルで部屋全体をサーチする面々・・・・・・

 

 ってうわぁ~。

 鬼畜先生 此処に極まれり。

 

 先ず、回復の泉が実は毒の泉ッス。 

 しかも味はとても美味しく中毒性を感じるほどの美味さ。

 飲めば飲むほど致命傷のダメージを受け、衰弱死する凶悪なものッス。


 そしてゲートポート……起動したら地面に仕掛けられた地雷が炸裂する仕組みッス。


 極めつけは奥の階段……よーく見ると赤外線のトラップが仕掛けられてるっス。

 で部屋を一面グルリと見渡すと入ってきた入口の横に一〇階へ通じる階段があったっス。


 休憩地と油断したところを叩く罠とは・・・・・・よくこんな悪意に溢れる罠を思いつくっスね?


 あの鬼畜先生の事をよく知ってるアリシアさんと普段から疑ってかかる私がいなかったら皆さん仲良く死に戻りでしたね。


「兄さんが怒るのも無理ないな こりゃ。」


 ケント君が午前中のあの騒ぎを思い出してつぶやきます。


「危ないところだった。」

「是れは怒っても仕方ないな。」

「ガコライさん引っかかったんスかね?」

「アニさんの無様って言葉は、このことを指していたのかな?」


 少し空気が緩んだんスけどジョン君と私、ジーク君、アリシアさん、あとフィオナちゃんはさっきから地下から飛んでくる殺気に汗が止まらないッス。


 ……いる。 

 少なくとも私を……七英雄に脅威と察知させる存在がこの奥にいる。


 ボスか、はたまた先行している誰か


 暫く、小休止した後、覚悟を決めてボスの間を目指す。


 そして遂にたどり着いた上層 ボスの間

 一体どんな悪魔が待ち構えているのか……

 全員が抜剣、戦闘態勢に入り、ルーシャス君が扉に張り付き、緊張した面持ちで私たちに頷く


 私たちも頷き返し、息を飲んで開けるッス そしてボスの間には・・・・・・




















「がお~悪魔だぞ~」


 






 悪魔の代わりに戦女神がいました。



『勝てる訳ねぇぇぇぇぇぇ!!!!!』





 通りすがりの女帝さんが入室しました。


マリアside end


遂にあのお方が参戦! 次回 激突必至!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ