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異世界攻略のススメ  作者: 渡久地 耕助
幕間

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閑話 なぜなに アース 七英雄 

作者があまり書いてこなかったお嬢様とモブキャラにしては珍しい名持ち偵察兵のあの娘がお送りします。


感想お待ちしてます!

エレノア「ぅオーホッホッホッホ!! 初めまして紳士淑女の皆様 私、ヴァルキュリア帝国 5将軍の一人にして宮廷魔術師長 エレノア・ローライト・ヴァルキュリア・エーデルワイスが皆様に七英雄通しの戦いをトーク形式でお送りしますわ!!」


カリサ「カ カリサです。栄えある帝国の竜騎兵です。 何故私のような目立たない脇役どころか皆様の記憶に残らない背景のような存在が将軍閣下とこのような場に立たされているのか理解できません。 

み 皆様や将軍閣下のご迷惑にならないようにが 頑張りまシュ(噛んだ)。」


エレノア「カリサ? そう卑屈になるものじゃありませんよ? 貴方は栄えある騎乗兵!しかも最上位の竜騎兵なのですよ。 もっとこのように胸を張りなさい(ボイン)」


カリサ「う~張る胸がありません~(スカッ)゜(゜´Д`゜)゜」


閑話休題


エレノア


「七英雄と呼ばれる異世界人がこの世界アースに召喚され各国で頭角を現し、伝承の光の勇者、闇の魔王に匹敵する実力者に成長し各国の勢力争いが始まったのがきっかけで、我が国の皇帝カグヤ様も始め東のシン国(中国地方)の有力者に捕縛されそうなところを、彼女のカリスマに惹かれて集まった今の戦乙女兵団の前進となったカグヤ様ファンクラブ、カグヤ様を見守る会、カグヤ様妹クラブ、あと下賤な男共がこれを撃退、カグヤ様も自衛の為に武器を取り連戦連勝に勝ち進み、シン国の諸国を傘下に収めアジアを統一してしまったのです。」


カリサ


「はい、因みに私はカグヤ様妹クラブの会員でした。」


エレノア


「な なんですってそのカードをお見せなさい! な ナンバー一桁のゴールドカード!?」


カリサ


「カグヤ様がそのまま東欧州まで覇権を勧め、また力あるものを採用する実力主義をとったため、今迄性別や身分の差でうもれていた人材が帝国に集まったんです。」


エレノア


「ス スルーするんですの!? ま まぁ概ねその通りですわ。私が彼女の素に来たのもこの頃で魔法の才を周囲に認めてもらえず政略結婚のコマとして扱われるのに嫌気が差して、単身で帝国に売り込みにきましたわ。」


カリサ


「有能な人材が集まり、このことで危機感を感じたのが西の王国諸国と十字教国で各国の英雄たちが在籍する国通し手を組んだのです。 ロマリア、ブリタニア、ポルトガ、ゲルマニアが手を組みましたがガリアとイシスは頑として同盟に不参加でした。」


エレノア


「まぁこの頃はあの悪魔は失踪してましたし、人形師は変わり者で戦争に興味を持っていませんでしたからイシスも無理強いをする必要はないと思ったのでしょう。暗黒大陸の北部に位置する彼の国からすれば対岸の火事のようなものでしたし。」


カリサ


「ガリアは当時、異世界人はいませんでしたがダンジョンや魔の森、王墓、死都のようなダンジョン、魔物の防護壁と精霊魔法の最高峰の使い手クラリス王女や精霊魔剣士のガリア王、撲殺神父、マイヤール三姉妹など将軍閣下に負けず劣らずの精鋭に魔石産出国という補給源があった為単独でも対抗できたのです。」


エレノア


「そうこうしている内にゲルマニアの有力な者の引き抜きに成功しました現ご将軍のアデーレさんは元ガリア出身のハンターで撲殺神父と肩を並べる女傑で当時ゲルマニアに嫁いでいましたのでカグヤ様自ら引き抜きに駆けつけたのです。 く 悔しくなんてありませんわ!!」


カリサ


「エ、エレノア将軍閣下は世界最高峰の魔術師です。単独での大軍撃破数はカグヤ様に継ぐ第二位であります。 我ら竜騎兵も尊敬の的であります。」


エレノア


「そ その通りです! しかも私は黒魔法、白魔法、精霊魔法を全属性に適性があり、生まれ持った力に奢らず日々精進していますわ! アデーレ夫人には負けませんわ! オ~ホッホッホッホッホ!」


カリサ


「ハイ!(乳神様としても全兵士から憧れの的です! 拝んでもご利益があるに違いありません!)」


エレノア


「そしてカグヤ様に集った私を含めた五名の女傑とシン国で火の大精霊と契約したカグヤ様が揃い遂に北の大国ルーシとそこに在籍していた鉄人 ゴウタロウを退け、ゲルマニアをも打倒し大陸の全国統一まで後一歩というところまできたのですが・・・・・・」


カリサ


「(ガタガタガタガタ) あ あの人が出てきたんですよね。」


エレノア


「クッ! 順をおって話すとしましょう。我ら帝国に勝つために王国連邦は卑劣にも中立のガリアの宰相を唆して内覧を起こし、ガリアを手中に抑えようとしたのです。」


カリサ


「王墓の財宝を盗んで、守護者の巨像を暴走させて王城を攻め落とそうと企み、ブリタニアとの関係を悪化させるために悪魔の軍勢を使って混乱の隙をついて王女を手に入れ、国王の暗殺を図ろうとしたの内乱ですね・・・でも・・・」


エレノア


「そう アキレウス・ブラック いいえ本名 アキラ・ワタナベ、最後の異世界人にして魔王の再来が突如現れ、巨像を黄金の槍の投擲で、悪魔を睨むだけで死に追いやる女神を使役して内乱を実質単騎で収めた英雄。 恐ろしい点は私たち国内、国外の諜報員らから異世界人であるという認識を今迄阻害させる程の広域に渡る幻術を掛けていたことです。 ガリアの死都を一部とは言え奪還した立役者、王女の病を癒した薬師という情報を手にして他にもかかわらずです。」


カリサ


「彼のこの活躍で七人目の英雄から七英雄と呼ばれるようになり、一撃であらゆる命を刈り取り、黄泉の入口を制覇し闇の大精霊、クルトの女神を復活させたことから漆黒の死神と呼ばれるようになりました。」


エレノア


「そして彼の指導を受けたギルドや兵士が急激に力をつけていたこと、士官学校の教職に就こうとしていることや薬師の情報も合わさり、彼の引き抜き、もしくは彼の排除が決まり七英雄の鉄人と五将軍のアリアと竜騎兵の部隊を威力偵察に向かわせました。」


カリサ


「(ガタガタガタガタ) 嫌 イヤァ 来ないで こっちにこないで~影が影が~。゜(゜´Д`゜)゜。」


エレノア


「し 確りしなさい! カリサ! 大丈夫 大丈夫ですから!(抱き)」


カリサ


「エ エレノアしゃま~ グスッ(オッホー♡この双子山は~揉まなければ!ご利益が!)」


エレノア


「あ アン♥ こら 落ち着きなさい カリサ。」


カリサ


「ハァハァ 申し訳ありません お恥ずかしいところをお見せしました。 もう大丈夫であります。」


エレノア


「え ええ それで結果から言うと国境付近で死神が待ち構えていて竜騎兵は全滅、鉄人も善戦虚しく敗退、アリアがその魔の手にかかるところをカグヤ様と他の五将軍が駆けつけ、仕切り直しとなりましたが、カグヤ様以外歯が立たず、私は魔法を防がれ雪だるまにされてしまい! 結果カグヤ様と一騎打ちになり、辛くもカグヤ様が死神を打ち取りました。」


カリサ


「でも生きていたんですよね!」


エレノア


「く あの男は前線基地に潜り込み!当時警備担当だった私の目を掻い潜ってカグヤ様の寝室に忍び込んで!! その上、基地内の人間全てを夜の闇で増大した闇魔法、【闇撫】【闇の手】で拘束し、催眠薬と筋肉弛緩薬を撒き散らし、砦の城壁に大穴を空け、武器庫と食料庫の中身をカグヤ様の貞操と心を盗んで行きました! 絶対に許しません!」


カリサ


「でもここまでして死者0なんですよね。いや他の七英雄には全く容赦しない方なんですけど。」


エレノア


「腹立たしいことにそうです! 其れにカグヤ様と戦いの中で芽生えた恋心を!かぐや様の最強の座と環境で閉ざされた心を開いたのも事実! 相思相愛とわかってはいるのですが何だかモヤモヤしますわ!なんですのこの感情は!」


カリサ


「・・・・・・それってアレなんじゃ。」


エレノア


「何かおっしゃいました!?」


カリサ


「いえ!何も!!」


エレノア


「とにかく、アキラは戦争の意思はないこと、不干渉でいてくれれば攻め込んだりしませんでした停戦以外に帝国にも何の要求もありません! 平和主義者か聖人か知りませんが私は認めませんよ!」


カリサ


「それで現在私たちはここで砦を修復中です。」


エレノア


「く しかも、私あの日の夜の警備の責任を取らされて陛下に胸をしこたま揉みしだかられてしまいましたわ!」


カリサ


「チョ なんですかソレ! 聞いてませんよ!! 誰か! 誰か再現VTRを用意してください!!!」


カグヤ


「(・3・) アルェー 何してるのエレー あ カリサちゃんも。」


エレノア


「へ  陛下!?」


カリサ


「お姉さま!! エレノア様の胸の感想をお聞かせ下さい!! あと再現VTRはどこですか!!??」


カグヤ


「え ないけど? どどうしたの? カリサちゃん?」


カリサ


「ちょ! なんで撮影してないんですか!! じゃぁ今揉んで!!責任とってここで再現してくださいよ!! もしくわ私の小振りな胸を揉んで大きくしてくださいよ!というかカグヤ様の胸も揉ませなさいよ!!」


アキラ


「ダメだ! この胸は俺だけのものだ!! 誰にも譲らん!!!」


カリサ&エレノア


「「なんであなたがここにいるんですか!!」」


カグヤ


「私が呼んだの~今日は決闘デートなんだ~♡」


アキラ


「来なかったらモグか【ゴブリン殺し】を飲ますと果たし状(ラブレター)の文末に書いといてよく言う。それではみんな 次回こそ学園編開始だ! 悪魔使いが! 女子高生が! アリシアが!一癖も二癖もある生徒と教師が繰り広げる新章の開始だ!」


カリサ&エレノア


「持って行かれた!?」



カリサの容姿は肩で切りそろえたショートヘアにスレンダーで小柄な体系です。 瞳はタレ目の小動物系 黒髪、青い瞳の19歳です。

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