閑話 おしえてイザナミ先生! ぱ~と1 黄泉の入口
次回から学園編が始まるので今までのおさらいでもここでは結構メタ発言が繰り出されます。
ナミ「皆さんこんにちは。新約異世界攻略のススメのメインヒロインのナミです。」
ルー「ゲストのルーだよ!」
ナミ「はい今回、読者がこの世界についてついていけるようにこのお話をダイジェストで!且つ質問形式にお答えするこのコーナー! おしえてイザナミ先生! ふふふ最近、出番が少ない私ですが次回から始まる学園へんで巻き返しを計り、最近でしゃばってきた。根暗暴食魔女や戦闘民族の長耳ちゃん!完全チートの妹ちゃん!発行姫ちゃんや、色ボケ騎士にお姉さん系のギルマス! 猫耳! 新入りの悪魔ちゃんに負けずにメインヒロインの風格を見せつけてあげます。」
ルー「せんせー仕事仕事!」
ナミ「おっとそうでした では私の愛しき夫! アキラさんの物語をお送りします。」
「アキラさんは実は異世界人、地球からきた大学卒業生で飲み会の帰りにフラフラ歩いてた時に召喚されたそうです。せんせー異世界トリップものでこれほど間抜けに召喚された例は少ないのでは?」
「そんなことはありません! アキラさんは錯乱することなく現状を認識して戸籍や生活の基盤を磐石にするために奔走してます。 並の人間じゃこーはいかないでしょう!」
「式典のスーツを来てたから貴族のボンボンと間違えられチンピラに絡まれてますけどアキラさんって目つきが鋭くて、鷲鼻だから猛禽類を彷彿とするから初対面の人はけっこうビビるよね~私は兎も角、ウチのアルマも結構怖がってたしこのチンピラはこわくなかったのかな?」
「フン アキラさんの凄さを理解できないほど雑魚ってことです!それにアキラさんは普段から怖い顔はしません!能ある鷹は爪を隠すを地で行く人なんです。」
「で一瞬で3タテしてギルドに登録、ここガリアのトゥールーズは王都近郊の大都市で結構盛んな街なんだよね。因みにウチら悪魔の巣は王都の城下町の下級区の裏町、スラムにあるよ!」
「この国ではギルドに登録しないとナイフ以上の武器の携帯が許されず、登録すると義勇軍としての徴兵義務が発生しますが初級のE-ランクの方は徴兵義務はなく Dランクから徴兵義務が発生します。」
「雑魚はいらね~ってことだね。因みにうちら悪魔の巣は登録を抹消されてるけど問題なかったよ?」
「本来、そのような輩は憲兵に見つかってしょっぴかれます。 あなた達は全員規格外な上、それぞれ国の重要機密を握ってたり、逃げ足が早かったりする上、悪事を働かない義賊だったから見逃されたんでしょう。」
「スキルの説明をしてるけど?」
「めんどいのでパス!」
「仕事放棄!?」
「ご主人様は身体能力は並以上のスペックでしたけど荒事を控え、先ずは吟遊詩人の真似事、採取クエストや雑用、集めた薬草や果実で携帯食料と回復薬を作成して過ごしていましたね。」
「ああ 王都でも噂になってたね凄腕の薬師がトゥールーズにいるって。」
「そして動きの遅い魔物の弱点を、現代人ならではのゲーム脳を駆使して少しずつ魔素を吸収して強くなっていきます。」
「・・・魔素って?」
「この世界アースに満ちてる魔力の別名で自然界の何処にでも存在し、呼吸や食物の摂取などで取り入れ、魔法や生命力の強さにつながります。 魔物が死ぬとこれが煙の様に溢れて其れを取り込むことでレベルアップして強くなっていきます。」
「魔物ってなに?」
「急激に魔素を取り込みすぎて人間に害をなすようになった動植物や人間のことです。個人の器を超える魔素を急激に取り込むと器が壊れ、魔物に変化してしまうんです! 怖いよね! この器が小さくても徐々に魔素を貯めていけば器もレベルアップという形で大きくなります。」
「従者に戦わせてその上がりを貰おうとしても無駄ってことだね!」
「そうです!他にも魔素を取り込み、魔物化しない鉱物、魔石とそれの結晶である魔結晶があります。これに魔力をもった好物に印やルーン文字を刻んで魔力爆弾、通信石、転移石を作ったり魔法の触媒や武器、防具に使われたり、コンロや暖房、冷蔵庫などもこの魔石の技術が使われているんです。」
「ガリアはこの魔石の産出国だからかなり豊かな国なんだよね!何回か鉱山に忍び込んで盗掘した覚えがあるよ!」
「な 何をしてるんですかあなたたちは。 まぁそんなこんなで実力、人脈、お金を徐々に貯めていくアキラさん 始まりの街から全然離れません! スライムばっか狩ってます。」
「この頃まだセンセーとあってないから復活なんて手段なかったもんね。」
「でそんなアキラさんですがギルド内で重宝されるんですが、其れをやっかむ輩がアキラさんに絡んできます。 アキラさんをパシリに使おうだなんて許せませんね!」
「まぁ雑務クエストたくさんこなしてたから三流の冒険者からは舐められるよね~でも民衆から支持を受けてたし、彼が開発した新薬と携帯食料の御陰で、ギルドのハンターや兵士の生存率と任務達成率が大きく上がったんだよね~。」
「ギルマスのリンさんが彼をかばってます。うんうんわかってますねリンさんでも主様は渡しません」
「・・・・・・そうだね」
「ルーさん? まぁいいでしょう そして魔法を習得するため1ヶ月間 街の郊外の教会、孤児院を訊ねて修行に突入します。」
「ああ 撲殺神父のところに白魔法と格闘術の修行にでたんだよね住み込みで。」
「ええ この神父さん孤児院を経営してる心優しい人なんですが、格闘術の達人で素手で魔物を屠る実力者です。」
「ここで習ってる魔法なんですが、魔法には白魔法、黒魔法、精霊魔法、禁止魔法があります。」
「この魔法の違いはなんですか。」
「白魔法は体内魔力を、黒魔法は自然界の魔力を消費して使い、精霊魔法なんですが亜人や一部の人間にしか使えない魔法です。禁止魔法は天候を操るような大規模な魔術をさしそれぞれの魔法の奥義だったり禁術をさします。」
「白魔法は内から外、黒魔法は外から内にといった感じですね?」
「理屈としてはそうなんですが白魔法と黒魔法は力の方向性が逆なんで通常黒魔法と白魔法を同時に習得することができません。ですがアキラさんは其れを魔力の流れを循環させる魔力移動を発案し、特殊な呼吸法で白魔法と黒魔法を同時に扱う新術、【源呼吸】を作り出し、大幅にパワーアップしましたね」
「でもマグドレア神父の天才娘、クレアちゃん(12)に一瞬で追い抜かされたけどねwwガチで男泣きしてるよww」
「ハハハ(苦笑い)」
閑話休題
「気を取り直していきましょう! 修行を終えて帰ってきたらアキラさんに絡んだハンターが死都というガリアの旧居住都市ゾンビと吸血鬼の巣窟に無謀にも乗り込み、行方不明に! 命からがら逃げてきたパシリのトビくんが助けを求めているのですが是れは自業自得の為、そして誰も助けません。」
「で アキラが修行の成果と裏技の実験の為に救助を名乗り出たのよね?」
「はい♪ 当時から付き合いがよかったギルドのホープのガーコルトことガコライ君と魔女っ子アニも協力してくれ、死都に乗り込み、ここで主様は片手剣や鞘に聖水や回復薬を仕込んでゾンビを浄化する裏技を初披露、種がわからない人には耐久力の高い不死の化物相手に無双してる英雄にしか見えません!! さらに無事逃げ遅れたハンター達を救い出し、一躍英雄になります。」
「とんだペテン師よねw でもこの戦いがきっかけでセンセーとの出会い【黄泉の入口】の攻略につながるのよね?」
「ハイ! そして其処には歴史を超えた宿命の対決と運命の出会いがそして私と主様の熱い・・・」
「ハイハイ ダイジェストって言ったでしょ? あとそれ以上はノクターン行きになるわよ? まぁアンデッドといっても生前の技量をそのまま残した不死の騎士、兵士が何万と跋扈する地下ダンジョンを相手の存在概念、存在理由の矛盾を突く戦闘スタイル 【概念崩壊の法則】と斥候のスキル【ステルス】と【源呼吸】で姿を消しながら一匹ずつ皆殺しにして最下層についた時には初代光の勇者の成れの果てのアンデッドをも一瞬で葬るほどに強くなったと。 簡単なようで結構綱渡りの攻略よねこれ? 少しでも気が緩んで集中が溶けたらステルスが解除されて大軍の不死の兵士にリンチにされるんだから。私じゃとても真似できないわね。」
「ウフフフ あの時のアキラさんといったらとてもかt」
「止めなさいっての! まぁセンセーがこの調子なんで今回はここまで! このコーナーはゲストは読者の要望か作者のノリで決まるから・・・ あと感想で乗せられ質問にもここで纏めてお答えするわ。ネタバレにならない程度に答えるつもりだからどしどし答えるからね それじゃ!」
「あ~ん 私と主様の濡れ場の実況中継がまだなのに~!」
みなさんの応援の御陰で日刊ランキングに初めてランクインしました!
これからも頑張ります。




